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2025年8月31日 (日)

福岡 伸一著 "ナチュラリスト"を読んで、科博で見たもの ②


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福岡 伸一著 "ナチュラリスト"を読んで、
どうしてもこの眼で見てみたくなったものが二つあって、そのひとつが、この、、、

「フーコーの振り子」

19.5mのステンレス線に49.6kgのステンレス球をぶら下げたもので、
地球の自転を確認できるという、科学史に残る偉大な発見をした装置とのこと。

この展示では 振り子の揺れる方向が変わっていく様子が観察できます。
物理学者フーコーはこの振り子で地球の自転を証明しました。
『地球上の振り子は、重さや長さに関係なく振動面がある速さでゆっくりと回転するのが観測される。
フランスの物理学者レオン・フーコーは、この現象が地球の自転のために起こることに気付き、
1851年に初めて振り子によって地球の自転を実験的に証明した。』


行ったときに文字盤の写真を撮り、帰りにもう一度、この写真を撮ると、
その振り子の振動面が変わっていることに気が付きます、とのことでしたが、わたしには、
理屈はさっぱりわかりません!、が、なんか、なんか、すっご~~~く、ロマンがありませんか、、、
目の前で地球の自転を確認できるなんて、素敵じゃないですか?、 

そして、もうひとつが、、、


 



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「フタバスズキリュウの奇跡」 本書より要約

”日本館3階には、天井から吊るされている首長竜の一種、
フタバスズキリュウのとても珍しい美しい全身複製骨格があり、
これを福島県いわき市で発見したのは、地元の高校2年生鈴木直くんです。

子供の頃からSF小説が大好きで、
アンモナイトや貝、次に古代生物の歯の化石といろいろ見つけては大喜びしていて、
そんな彼がある日、小さい頃からよく川遊びに出かけていたおばさんの家のそばの大久川沿いを
歩いていた時、ある地層をじっと見ていたら、丸い何かが埋まっていたのを見つけました。
そこで彼がすごいのは掘るのをやめて、国立科学博物館に連絡をしたことです。

化石と言うのは砂を掘ったらパラパラッと簡単に出てくるものではなく、
上にまた別の地層が上書きで重なっているため下手に掘ると
周りの地層が崩れて化石を壊してしまう可能性があるそうです。

連絡を受けた小島さんという科博の古生物学者が少年の通報を子供扱いで終わらせずに、
わざわざ見に行き、それが巨大爬虫類の断面である可能性が高いことに気づき、
骨がこんなに大きいと言う事は全体が相当な大きさとなるとわかってきて、
全体が道路にもはみ出してしまうので、自治体と交渉してその道路の部分を保全して、
丁寧に切り出して行き、結果として、素晴らしい、ぐるりと頭骨も含めて、
ほとんど1頭の全長7メートルの海竜の巨大な化石が出てきました。
日本で初めての大発見でした。
双葉層群と言う地層と、鈴木少年が見つけたことから、「フタバスズキリュウ」と名付けられ、
上野の国立科学博物館の日本館3階の天井からぶら下がって、今も私たちを迎えてくれます。”





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Wikiより
フタバスズキリュウとともに発見されたサメの歯の化石。国立科学博物館の展示。
フタバスズキリュウが発掘された際、付近から大量のサメの歯が発見され、一部は骨に刺さっていた。
このフタバスズキリュウはサメに襲われた、あるいは死体にサメが群がったものと考えられている


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科博は、日本館と地球館とに分かれていて、多彩な展示物で飽きることなく楽しむことができます。




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重要文化財、美しいシルエットの「トロートン天体望遠鏡」




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宇宙実験・観測フリーフライヤ、日本で最初に稼働した電子計算機・真空管式計数型電子計算機FUJIC




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江戸期の和時計技術の最高峰・万年時計、「忠犬ハチ公」の実物剥製、淡水魚化石(アメリカ合衆国)
写真はほんの、ほんの一部です、

「シアター36◯」、たのしめました、
2005年の「愛・地球博」で公開された「地球の部屋」を移築したもので、
直径12.8mのドーム型で、360度スクリーンの世界初となる映像施設です。




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ランチは、地球館の中2階の、「上野精養軒」が経営するレストラン、「ムーセイオン」へ、、、
ムーセイオンとは古代ギリシャの学堂の名称でミュージアム(博物館)の語源だそうです。

運よく、地球館1階に展示されているクジラの標本を眺められる窓際のお席でしたし、、、
博物館にちなんだ、趣向をこらしたメニューがいろいろありましたし、、、
かなり混雑していましたが、スタッフの皆さまはとても感じが良かったのですが、、、
正直、私は、あまりお勧めできません、、、


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平日でしたが、夏休みということもあり、広い館内、どこも人がたくさんでした。

入館料は、一般630円、
65歳以上の方および18歳未満の方は無料( 年齢が分かる証明書等を提示)

私どもは無料でしたが、
本書を読んで、科博を陰ながら微力ながら応援したい気持ちで、
館内で上映されていた、”YS11”の動画に感銘を受けたことも後押しして、
帰宅後、こちらから、
一回500円から単発で手軽に支援できる、Syncable募金、


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炎天下長時間、屋根のないところに車を停めると、とんでもないことになるので、 
徒歩5分くらいの、立体の上野パーキングセンターに停めました。
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会員は、一階受付で会員証を提示すると、10%の割引チケットをもらえます。






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