和裁、着物

2009年1月31日 (土)

和裁の道具、其の一

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並み居る諸先輩に囲まれて、落ちこぼれの生徒だったわたしです。
そんな、不出来なわたしが、和裁の道具を少し紹介します♪
どれもみな、いつまでも初心者のわたしには、もの珍しく興味津々なのでした。
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これは、縫い針です。
初めてのお教室の日に先生に頂きました。
上の数字は針の太さ、(三が木綿、四が絹)
下の数字は針の長さ、数字が大きくなるほど長くなります。
わたしの手をちら、とご覧になって、あなた、手が大きいから、とこれをくださいました。
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これは、指ぬきです。
先生は指皮、とよんでらしたので、ゆびかわ、と書きます。
四角の白い皮を、指に合わせて断ち、糸で縫いとめます。
これが、とっても、使いやすいのです。
一度使うと手放せなくなります。
家で、洋裁をするときにも、愛用しています。
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先生はいわゆる、普通のチャコを好まれませんでした、
特に青いチャコは、洗っても残るからと、お教室で使うことはありませんでした。
はじめに伺ったとき、皆さんが石けんチャコなるものを使っていらしたので、
さっそくお店に買いに走りましたが、売ってませんでした・・・
それは、小さくなった石けんだったのです、
先生に分けて頂いた石けんチャコ、それがこれです。
マッチ箱くらいの大きさです。
先生が、折りつけた布にす~っと石けんチャコを走らせると、
その印線は、まっすぐで、細~いのです、
わたしも、まねをして、す~っと走らせると、
太~くて、波打っているのでした・・・
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                 r-mark前にもアップしたことのあるリユース記事です、
                                               photo by うちの、おじさん、でした、
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2008年11月13日 (木)

きもの、キモノ、着物♪

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ん十年前に仕事の合間に新宿の伊勢丹で買い求めた、
二千円のシルクウールの反物。
箪笥のこやしになっていたので、電話帳で近所で仕立ててくれる人を探して、
持って行ったら、そこは、和裁のお教室でもありました・・・
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"お仕立て代は一万五千円、
 お教室でご自分で縫われるなら、お月謝は八千円”、と言われ、
迷わず、生徒になったのでした、(^^ゞ
週に三日、朝九時からお昼まで、ひと月通って、
生まれて初めて縫った着物がこれです♪
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それから、三年余り、先生が亡くなるまで、お教室に通い続けました。
針を持つ喜びを教わり、おしゃべりも、とても楽しく、
まさに至福の時を、ありえない格安のお月謝で過ごさせて頂きました・・・、
森永先生、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
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帯は近所の増田さんのおばあちゃまに、戴きました、m(_ _)m
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                 r-mark前にもアップしたことのある、リユース記事でした、、
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2008年2月 8日 (金)

帯締めのしまい方

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きれいな和紙に包まれたお菓子などを戴いたとき、
その和紙を、はさみで切って、ストックしておきます。 
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それを、帯締めを仕舞うときに使います。
房も、ていねいに巻いてセロテープで留めます。
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ほんの、ちょっとしたことで、
気持ちよく、帯締めを選ぶことができます、(^-^)
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2008年1月21日 (月)

おススメの、着付け教室

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お嫁入りのときに、母がひととおりの着物を持たせてくれましたが、
ひとりで着ることができないので、長いこと、デッドストックになっておりました。
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加齢のため体型が崩れて、スーツが着れなくなったとき、
わりとサイズフリーな、着物の存在に思い至りました。
・・・あれなら、着れるはず、、、(ーー;)
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そんなとき、目に留まったのが、区の広報に載っていた、着付け教室の案内でした。
すぐ近くの、区の施設で、一回500円、と格安なので、
半信半疑で、ためしに行ってみることにしました。
とにかく、着物の無料(格安)着付け教室というと、
物品販売がもれなくついてくる、という噂を耳にしていたからです。
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初めての日、簡単な説明のあと、質疑応答があり、
 ”帯板を持っていないので、買いに行ったら、
  いろいろ種類があったが、どういうのを買ったらいいのか”、という質問が出ました、
すると、
 ”買わなくて、いいです。ボール紙で、作れますよ”、
このお答えには、正直、驚くと同時に、
・・・、ここは、だいじょうぶ、信用できる、と安心しました。
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まず、半襟のつけ方から教えて下さるとのことで、
次回は針と糸を持参するように言われました。
そのあとは、伊達襟の作り方も教えて下さる、とのこと。
”伊達襟は、ちょっとしか見えないけれど、
 着物をバージョンアップしてくれる効果は抜群ですから、
 簡単に作れますし、覚えておくと、お得ですよ、
 ・・・あ、布ですか?、
 結婚式の引き出物がくるんであったポリエステルの風呂敷で充分です、、”
 
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それから、月2回、一年間、いそいそと通いました。
ロボットみたいになる強補正をしない、自然な着付けに、
さらなる幸運を感謝しながら、、、
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最後の日は、留袖でした。
これは、持っていらっしゃらない方も多いので、300円で貸し出してました。
.もう、何年も前のことですけれど、
おかげさまで、こうして、ひとりで、着物が着れるようになりました。
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 ( 写真は、浅草で買ったウールの反物を、和裁教室で縫ったきものです。
   帯は、ともだちのEちゃんがくれました、 )
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母の形見の帯をあわせてみました、
同じきものが、べつな表情をみせてくれます、(^-^)
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着物の半衿

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半えりのつけ方は、
着付け教室で教えていただきました。
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えり芯は、写真のように、幅の広いもので、
半衿をしつけ糸で、一寸飛ばしに荒く縫いつけます。
すると、えりがふんわりとなって、とても、きれいなのです。
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この半衿は、母の形見です。
こんなふうに、身につけていると、母の笑顔が思い浮かんでまいります。
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洋服でも、きものでも、いちばん汚れるところは、えりです。
きものは、そのえりだけを、外して洗える、優れものです。
気軽に手軽に洗えるので、
半衿は、もめんか、ポリエステルを愛用しております。
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2008年1月 5日 (土)

お年始の着物

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お年始に、きものを着ました。
昔、和裁教室で、縫ったウールの着物に、
母がお嫁入りのときに持たせてくれた羽織を、、、
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帯は、母の形見です。
日常的にきものを着ていた母のお気に入りの帯でしたので、
かなり、シミや汚れが目立ちます。
そこで、二重太鼓のこの帯を、逆手に締めます。
すると、汚れたところは、中に入ってしまい、きれいな帯になります。
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帯結びのコツ

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昔、モデルをしていたとき、着物の仕事がけっこうありました。
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プロの着付けの方に着せて頂くのですが、
両足を小さく前後にして、お腹にちからを入れて立ちます。
ところどころで、ぐっと締めるので、
その都度、ぐらぐらしていては、きれいに着れないからです。
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たいてい、先生と助手の方が、ふたり一組になり、
前後を入れ替わりながら、あっという間に着せてゆきます。
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後ろで、先生が帯を結んでいるあいだ、
助手の方が前で、帯の上の部分に指先を入れて、
隙間を作っていらっしゃいました。
ちょうど、写真の帯揚げの結び目が入っている部分です。
そうすると、帯枕の紐や、帯揚げがきれいに収まり、すっきりとするのです。
 (ごろごろした結び目で、痛い思いもしなくてすみます、)
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帯を結ぶとき、わたしは、いつも、ここに、帯枕をいれて、隙間を作っています。
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ちなみに、帯枕は、予め帯揚げをかけておき、
真ん中をゴムで留めて置くと、外からは見えませんし、
楽に、きれいに締めることができます。
また、帯揚げは撮影では、たいてい一度ねじっているだけで、
結ぶことは余りありませんでした。
その中に綿を入れて膨らませることもありました。
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以上、ちょっとした、帯結びのこつ、でした、(^-^)
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2007年1月15日 (月)

もめんのあわせ

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和裁教室の先輩方に、”それ、どてら?”と、からかわれながら縫った、
木綿の袷(あわせ)です。

空気をたっぷり含むので、とてもあたたかいのです。
裏地の余り布で、伊達えりを作りました。

近所のおばあさんに頂いた、塩瀬の帯をあわせて・・・、
お気に入りの着物のひとつです。(^-^)


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2006年11月 2日 (木)

和裁の道具、其ノ三

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お稽古の初めと終わりに、針の数を数えることを、先ず、教わりました。
そういえば、亡くなった祖母が、針を見失ったときに、唱えるおまじないがありました。
 「清水の音羽の滝は尽きるとも失せたる針の出でぬことなし」
針の怖さを知っていた祖母は、見つかるまで何度も何度も唱えていました。
その真剣さに、わたしも、いつの間にか、覚えてしまいました。
白と黒の小さな布は、袖下などに入れる、力布です。
黒いのは、先生がご自分で染めてくださったものです。

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しつけ糸です、
こんなふうに余り布で包んでおくと、絡まないし、汚れないし、よいです、(^-^)v
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尺指しです。二尺と一尺を使います。
これは、母が若い頃使っていた品で、裏に母の旧姓が記してあります。
細かいところを計るときに重宝しました。(五寸あります)
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お袖の丸みを縫うときの型紙です。
若い人は、一寸の丸、年配者は、小さいほうを使います。
先生が、縫われたお袖の丸みは、完璧なアールを描いていて、
見るものの心を奪うのでした。
先生がお袖の丸みを縫われる一挙一動を息を止めて見つめていました。
流れるようなリズミカルな動きはそれはそれは、美しく見応えがありました。
そして、先生が縫ってくださったのを見本に反対のお袖の丸を、
すっかりコピーしようと、肩に力が入るわたしでした。
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そんなわたしに先生は、
"ご自分の思うとおりにしようとしたら、だめなのよ、
 布の言うとおりにすればいいのよ、逆らわないで・・・
 よく聞いてごらんなさい、こうしてくれって、きれが言うから
 そのとおりにすればいいのよ”
・・・そんなこと言われても、きれは、何にも言ってはくれません・・・、
途方にくれるばかりのわたしでした・・・
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けれども、時間がたってみると、
それって、子育てにも、料理にも、すべてにいえてるな~・・・、と、
先生のお言葉が、身に染みるのでありました・・・ 
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2006年10月 6日 (金)

和裁の道具、其の二

Img_1991 これは、ロウ、です。
袖口を細く、細~く、くけるときなどに使います。

細い絹糸を、さらにふたつに割り、ロウをかけて、鏝(こて)で伸ばして、
気の遠くなるような作業に臨みます・・・
先輩のそれは、楊枝のようでしたが、わたしのは、どんなに頑張っても、
マッチ棒か、竹串・・・(-.-)

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襟を留めるスナップです。
錆びて着物を汚さないように羽二重でくるみますが、
これが、不器用なわたしには、難儀な作業でした・・・
あるとき、ネットで、すでに包んであるスナップを売ってるわよ、と知人に教えてもらい、
大喜びで買い求めたのが、これです・・・(^^ゞ
(先生は、ご自分の使ってらした型紙をわたしに下さったのに、
                           なんて、悪い生徒でしょうか・・・)


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絹のぞべ糸です。
縫いあがったお袖にしつけをかけるときなどに使います。
一枚の着物で、それほど使う糸ではありません。
これを使い切ることは、わたしの、かなわぬ夢でした。
先生の娘さんみたいなお嫁さんの園さんは、
ある日、このぞべ糸を使い切ったのです・・・!
”ああ、わたし、仕事したわ~!”と、うれしそうな園さん、
あらまあ、そんなことが、そんなに?、と
にこやかに見守っていらした先生・・・
つくづくと、うらやましく思ったわたしなのでした・・・
                和裁の道具、其ノ一は、こちらから

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2006年8月10日 (木)

壷草苑の藍染ゆかた

Img_1941もう、かれこれ、五年くらい前でしょうか・・・
森永先生の和裁教室で縫った、ゆかたです。
ジャパンブルーといわれる藍色は、
薄暮に日本女性をいちばん、美しく見せてくれる色だと思います、(^-^)

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これは、お教室でつけていたノートの1ページです。
わたしは、ほんとうに、不出来なダメ生徒でした・・・
それでも、先生がダ~イスキだったのです。(*^。^*)
このゆかたが縫いあがった、仕上げの日、
先生は、
"木綿はね、こういうふうになでつけてやるだけで、、
 ほら、こんなにきれいになるのよ、"と仰りながら、
小さな、しわくちゃの手のひらで、愛おしそうに
この布をなでていらっしゃいました。
ごわごわの布が、まるで、魔法にかかったように、
大人しく先生の言うとおりになってゆくのを、
うっとりと見とれていたのが、つい昨日のことのようです・・・


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