読書(あ~さ)

2017年8月30日 (水)

大西康之著 ”東芝 原子力敗戦”


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、朝日新聞の書評を以下に転記します、、、


 ■「国策」の泥沼、責任とるべきは
 我々が知りたいのは、東芝の決算をめぐる泥仕合や半導体事業売却の混迷ではなく、
なぜこの会社が原発ビジネスの泥沼に引きずり込まれたかだ。本書はまさにこの点に、正面から迫る。
当初、東芝の問題とは粉飾決算のことだとされ、歴代三社長による「チャレンジ」なる用語が一世を風靡した。
ところがこれは、
米国原子炉メーカーのウェスチングハウス社(WH)の経営危機を隠すための、巧妙な陽動作戦だった。
実は国際的には、すでに原発は儲(もう)からないビジネスとなっていた。原発安全規制が強まり、
そのコストが嵩む一方、シェールガスや再生可能エネルギーの価格低下が起き、原発は競争力を失った。
WHは、米国企業も英国企業も手を焼いて手放した代物だった。
それを東芝は、三菱重工と競って高値づかみしたのだ。
 なぜ、そんな会社を東芝は、、、
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2017年8月25日 (金)

小川 糸著 ”ツバキ文具店” 



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 『内容(「BOOK」データベースより)
  ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。  

  鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。
  伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。』




このところ、当たりの本が続いていて、、、
読み始めて間もなく、この本も、
滅多にめぐり合えることのない、素晴らしい一冊かもという予感にふるえました、、、

が、、、
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2017年8月18日 (金)

有川 浩 著  ”フリーター、家を買う。”



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内容紹介
 『就職先を3ヵ月で辞めて以来、
  自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、母親の病を機に一念発起。
  バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。
  本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、
  愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。


2010
年、二宮和也主演でテレビドラマ化
知人のおススメで手にした一冊。
しっかりハマッテ面白く読みました。
読後、ドラマのキャスティングを見て、イメージと違うと違和感を覚えるキャストも、、、

★★★☆☆

以下に、心に響いた一文を本文より転記します、
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2017年8月 5日 (土)

加納朋子著 ”七人の敵がいる” ☆



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朝日新聞、吉田信子さんのコラムより
  『とある作家をして、「ミス・ブルドーザー」と言わしめたほどの辣腕編集者である陽子が、
   PTAの役員決めの保護者会で、
  「そもそもPTA役員なんて、専業主婦の方じゃなければ無理じゃありませんか?」 
   と発言したことから(しかもその前にはPTAマニュアルの不備まで指摘している!)、
   クラスの保護者の多数を敵に回してしまうところから物語は始まります。
  「理論的な武闘派」である陽子の前に立ちふさがる七人の「敵」とは誰か。
   そして、陽子はどうやってその敵と向かい合うのか。
   物語を通じて、母親として成長して行く陽子の姿がいいのです。
   できれば、続編の『我ら荒野の七重奏(セプテット)』(集英社)も合わせてどうぞ。
   こちらは中学編で、部活を支える保護者たちと陽子の“戦い”が描かれています。』


一気読み!、痛快な陽子がもやもやを吹っ飛ばしてくれます。
そして、世間の裏表、生きる知恵も教えてくれます、、、

★★★★☆











2017年6月18日 (日)

恩田 陸著 ”蜜蜂と遠雷” ★


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直木賞と本屋大賞をダブル受賞した話題のベストセラー、crown

音痴なわたしですが、音楽を聴くのは大好き♪
でも、クラシックに無知でこの本の曲名のほとんどのメロディーを思い浮かべることができない、、、
それでも、それでも、、、
図抜けたつかみ、見事なばかりの描写力に、完全に虜、
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漫画の全26巻、「ピアノの森」を図書館で少しづつ借りて、間もなく読了するところですが、
この本のおかげで見知らぬピアノコンクールを身近に感じていたので、余計に面白く読みました。

★★★★★
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以下に心に残った一文を本文より転記します、、、
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恩田陸著 ”夜のピクニック”


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 『内容 
  夜を徹して八十キロを歩き通す、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。
   
三年間わだかまっていた想いを清算すべく、あたしは一つの賭けを胸に秘め、当日を迎えた。
  去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。
  ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。』


直木賞と本屋大賞をダブル受賞した話題のベストセラー、「蜜蜂と遠雷」に続いて、
2004
年、第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞した、この本を手にしました。
すると、、、
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2017年6月14日 (水)

荻原 浩著 ”海の見える理髪店” ☆


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 『内容(「BOOK」データベースより)
  伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも「あの時」に戻ることができたら…。
  母と娘、夫と妻、父と息子。近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く物語六編。
  誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。』


表題作の
「海の見える理髪店」、
 『主の腕に惚れた大物俳優や政財界の名士が通いつめた伝説の床屋。
  ある事情からその店に最初で最後の予約を入れた僕と店主との特別な時間が始まる。』
これが、秀逸。
思わず引き込まれて夢中になりました。
きっとあなたも、この店に行きたくなる、、、

155回直木賞受賞作、
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★★★★☆











2017年5月30日 (火)

ケイト・アンダーセン・ブラウワー著 ”使用人たちが見たホワイトハウス 世界一有名な「家」の知られざる裏側”


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 『内容紹介
  ニューヨーク・タイムズで第1! (2015426日ノンフィクション部門)
 「これはホワイトハウスの使用人たちによる“ダウントン・アビー"だ」
  ――トゥディ(NBCのニュース番組)

 ・ホワイトハウスではどれだけの人数の使用人がどんな仕事をしているのか
 ・どうすればホワイトハウスで働けるのか
 ・ホワイトハウスの運営費用は誰が出す?
 ・数年間仕える大統領一家と使用人たちはどのようにして信頼関係を築くのか
 ・大統領一家のプライバシーはいかに守られているか
 ・政権交代にともなう引っ越しはどのようになされるのか
 ・ケネディ暗殺やニクソンの辞任などの突発的な事態に大統領の家族はどのように振る舞うのか、
 ・知られざる大統領一家の一面(シャワーの水圧に異様にこだわったジョンソン、
  使用人に慕われた父ブッシュ大統領一家、オバマとミシェルの二人きりのダンス……)
 ・映画『大統領の執事の涙』で描かれたような公民権運動と使用人たちのかかわり

  etc...

  ワシントンDC、ペンシルヴェニア大通り1600番地―6階建て、132の部屋、147の窓、
  35のバスルーム、28の暖炉、3基のエレベータ、4つの階段からなるホワイトハウス。
  第2代大統領ジョン・アダムズ以来の大統領一家が住まい、
  世界の多くの国賓を迎えてきたこの建物は、合衆国大統領の権力を示すシンボルである。
  このホワイトハウスには、執事、ドアマン、料理人、フローリストなど、100人以上のスタッフがいる。
  大統領は代わっても、彼らは基本的に交代しない。
  大統領の日々の生活を支える彼らこそ、アメリカの歴史の証人なのだ(ただし口は堅い)
  膨大な数の過去・現在の使用人たち、ファーストレディ、元大統領の子どもたちへの徹底的な取材により
  「家」としてのホワイトハウスの真の姿を初めて明かしたベストセラー・ノンフィクション。




朝日新聞の書評より、
「歴代大統領と家族の素顔を知る使用人らの記憶を紡いだものだ。・・・
 主役は実は「借家人」の大統領一家ではなく、 
 世代を超えて重責を果たす無名の使用人らの尊厳であることに気づく。
 多くは奴隷の子孫である黒人だ。国の象徴に忠誠を尽くすことでアメリカンドリームを体現している。」




海外ドラマの「ダウントン・アビー」や、「ハウス・オブ・カード」に夢中になっている私は、
こういう自分とはまったく無縁な世界の内幕にとても興味を覚えるようになりました。

驚いたことに、ホワイトハウスでのファミリーの普段の食事は、個人の支払いで、
廻ってくる請求書の額へのそれぞれの対応の様子、
常軌を逸したジョンソン大統領のシャワーへの拘り、
ヒステリックな完璧主義者、レーガン夫人、イメージと違うクリントン大統領、
スタッフに敬愛されていた人々、忌み嫌われていた人、、、彼、彼女たちの素顔、、、

確かに、驚くべきお話しもたくさんありますが、やや冗長な印象を否めませんでした、、、

★★☆☆☆


    ・・・そして、思い出した一冊は、レーガン大統領のお嬢様が書いた虐待の暴露本、、、














2017年5月 8日 (月)

小林せかい著 ”ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由” ☆


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 『内容紹介
  「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)著者出演
  日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017受賞

  メニューは11種だけ。
  決算、事業書は公開。
  店主1人、客席12席の小さな定食屋から、未来の“ふつう”が生まれている。
  その超・合理的な運営システムと、ちょっとした非常識。
  削ぎ落とした果てに見えてきた、業種を超えて注目される“起業”の形。
  各メディアでも話題沸騰中の「未来食堂」店主、新刊。初の書き下ろし!

  その超・合理的な運営システムと、ちょっとした非常識。
  削ぎ落とした果てに見えてきた、業種を超えて注目される"起業"の形。』



「カンブリア宮殿」で圧倒されて、来店し、この本を購入。
とんでもない偏食だった、リケジョの著者が、
日本IBM、クックパッドのエンジニアを経て、チェーン店や老舗仕出屋などで修行して、
若くしてオープンした、未来食堂。

オープンと同時に、話題をさらったその手腕、、、
明確な目標、それに向かって、緻密な計算と驚くべき実行力、
ただ、ただ、圧倒されました、、、

間もなくのご出産を控えていらっしゃいますが、
復帰なさったら、まかないにぜひお伺い致したく、おばさんは密かに企んでおります、、、

★★★★☆

以下に本文より、転記します、
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2017年4月 1日 (土)

安部 龍太郎著 ”等伯” ☆


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  『内容紹介
   第148回直木賞受賞
   都に出て天下一の絵師になる――武家から養家に出された能登の絵仏師・長谷川信春の強い想いが、
   戦国の世にあって次々と悲劇を呼ぶ。身近な者の死、戦乱の殺戮……
   それでも真実を見るのが絵師。その焦熱の道はどこへ。』



絵師として、しのぎを削る、すべてに於いて対照的な、長谷川等伯と狩野永徳、、、
時代の荒波に翻弄され、、、数奇な運命に抗いながら、、、
引き込まれ、ページをめくるのももどかしい、上下巻二冊、、、

★★★★☆




近所の市民図書で、ちょうどご一緒になった、靖子さんのガイドに感謝です。
しかも、借りる人が少ないので、貸し出しはわたしでふたり目、本はピカピカ、、、
代わりにと、わたしがガイドして差し上げた、この本 に、
靖子さんが、大感激、大感動して下さり、
同じ喜びを共有できる、本仲間のたのしさをありがたく思います、、、
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以下に、本文より、こころに残った一文を転記します、
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  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
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