読書(あ~さ)

2017年11月 7日 (火)

サンディー・トクスヴィグ著 ”ヒットラーのカナリヤ” ☆



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  『内容(「BOOK」データベースより)
   ひとりの命を救うものは、世界をも救う。デンマーク系ユダヤ人の10日間の救出劇。』



第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領された小国デンマークは、
ドイツ軍に大人しくおもねり、イギリスに、”ヒットラーのカナリヤ”と揶揄されていた。
だがそのデンマークでやがて、命懸けのユダヤ人救出作戦が始まる、、、

著者の父は、当時まだ12歳の子供だったが、
劇団の絵描きの父親、華やかなスター女優の母親、母親のゲイのスタイリストらと共に、
力を合わせて、立ち上がる。こうして、デンマーク市民たちは、7,220名ものユダヤ系市民を脱出させる、、、


情報を流してくれたナチス、見逃してくれたナチスもいれば、
冷酷な裏切り者のデンマーク人も、いる、、、


美しくて陽気な女優のママと、
男のくせにと馬鹿にされ続けていたゲイのスタイリストの命がけの大芝居、、、
それは、、、


戦争の陰に怯えながらも、立ちあがった、
勇気と愛にあふれた市井の人々の10日間の戦いに、心を打たれ、涙しました、、、

児童書のくくりではありますが、たくさんの人びとに大切にされている、
事実を元にした第一級のフィクション、
crown



もずさん、
こんなに素晴らしい本をガイドして下さり、ほんとうにありがとうございます!、
heart04










2017年10月21日 (土)

小林せかい著 ”未来食堂ができるまで”



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 〈 書籍の内容 〉
  『2015年9月、神保町のビルの地下に、たった12席の小さな食堂がオープンしました。
  その名は「未来食堂」。

  「まかない」「あつらえ」「ただめし」といったユニークなシステムを導入したその店には、
  客はもちろんのこと開業当初から現在までメディアの取材が引きも切りません。

  事業計画書・月次売上もすべてウェブで公開するという「飲食業のオープンソース化」を目指して、
  元エンジニアならではのまったく新しいコンセプトによって生まれた「未来食堂」誕生のドキュメントを、
  外食チェーンでの修業の日々やコンセプトメイキングの過程を中心にオーナーの小林せかい氏が
  開業に先立って公開していたブログをベースに日記形式で紹介します。

  巻末には事業計画書全文も収録。』




著者の小林せかいさんは、
東工大数学科卒後、日本IBM、クックパッドのエンジニアという華やかな履歴の持ち主。
 “バリバリの都会ど真ん中のキャリアウーマンで、
 「やっぱりルブタンよりもロッシの方が足に合うわ」なんて言って、靴はほとんどピンヒール”、
・・・だった彼女が、外食チェーンなどいくつかの店舗で修業しながらノウハウを学び、
オープンを目指した日々のブログを書籍化した一冊。


テレビで拝見して一気に魅了され、神保町のお店にランチに伺い、手にした二冊目の著書です。
その独特な視点、こだわり、、、
・・・ルブタンもロッシも、知らないけれど、、
おばさんは、未来さんの大ファンです、、、影ながら、エールを送ります♪

その後、出産を経て、また、お店に立つ日々、、、
ぜひ、また、伺いたいです、
heart04


・・・そして、まったく興味はなかったのですが、御本を読んで、
   俄然行ってみたくなり、早速行ってみたお店は、、、こちらから、、、











2017年9月26日 (火)

地曳 いく子著 "服を買うなら、捨てなさい"


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   内容紹介
   「服はたくさんあるのに、毎朝着る服がない!
   「服は少ないほうがいいと言われても、そうもいかない」……と思っていませんか?

   本当におしゃれな人は、「着まわし」や、「バリエーション」を重視しません。
   いつも同じような服を着ているし、バッグは毎日同じもの。靴はせいぜい2足……
   1シーズンのワードローブは、ラック1本で充分足りています。

   本書で紹介するのは、そんな「少ない服で素敵にみせる」強いワードローブの作り方です。

   キャリア30年超のスタイリスト地曳いく子(旧姓・渡辺いく子)が、
   今すぐ捨てるべき服と、残すべき服を、分かりやすく指南します。



ぱしびぃの図書室で借りて読みました。
さすが、長くファッションの現場にいたお方の視点は鋭く、私なぞ、耳が痛くなるご指摘が多々あり、、、
そして、巻末のプロフィールを読んで、、、
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2017年8月30日 (水)

大西康之著 ”東芝 原子力敗戦”


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、朝日新聞の書評を以下に転記します、、、


 ■「国策」の泥沼、責任とるべきは
 我々が知りたいのは、東芝の決算をめぐる泥仕合や半導体事業売却の混迷ではなく、
なぜこの会社が原発ビジネスの泥沼に引きずり込まれたかだ。本書はまさにこの点に、正面から迫る。
当初、東芝の問題とは粉飾決算のことだとされ、歴代三社長による「チャレンジ」なる用語が一世を風靡した。
ところがこれは、
米国原子炉メーカーのウェスチングハウス社(WH)の経営危機を隠すための、巧妙な陽動作戦だった。
実は国際的には、すでに原発は儲(もう)からないビジネスとなっていた。原発安全規制が強まり、
そのコストが嵩む一方、シェールガスや再生可能エネルギーの価格低下が起き、原発は競争力を失った。
WHは、米国企業も英国企業も手を焼いて手放した代物だった。
それを東芝は、三菱重工と競って高値づかみしたのだ。
 なぜ、そんな会社を東芝は、、、
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2017年8月25日 (金)

小川 糸著 ”ツバキ文具店” 



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 『内容(「BOOK」データベースより)
  ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。  

  鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。
  伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。』




このところ、当たりの本が続いていて、、、
読み始めて間もなく、この本も、
滅多にめぐり合えることのない、素晴らしい一冊かもという予感にふるえました、、、

が、、、
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2017年8月18日 (金)

有川 浩 著  ”フリーター、家を買う。”



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内容紹介
 『就職先を3ヵ月で辞めて以来、
  自堕落気儘に親の脛を齧って暮らす“甘ったれ"25歳が、母親の病を機に一念発起。
  バイトに精を出し、職探しに、大切な人を救うために、奔走する。
  本当にやりたい仕事って?自問しながら主人公が成長する過程と、壊れかけた家族の再生を描く、
  愛と勇気と希望が結晶となったベストセラー長編小説。


2010
年、二宮和也主演でテレビドラマ化
知人のおススメで手にした一冊。
しっかりハマッテ面白く読みました。
読後、ドラマのキャスティングを見て、イメージと違うと違和感を覚えるキャストも、、、

★★★☆☆

以下に、心に響いた一文を本文より転記します、
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2017年8月 5日 (土)

加納朋子著 ”七人の敵がいる” ☆



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朝日新聞、吉田信子さんのコラムより
  『とある作家をして、「ミス・ブルドーザー」と言わしめたほどの辣腕編集者である陽子が、
   PTAの役員決めの保護者会で、
  「そもそもPTA役員なんて、専業主婦の方じゃなければ無理じゃありませんか?」 
   と発言したことから(しかもその前にはPTAマニュアルの不備まで指摘している!)、
   クラスの保護者の多数を敵に回してしまうところから物語は始まります。
  「理論的な武闘派」である陽子の前に立ちふさがる七人の「敵」とは誰か。
   そして、陽子はどうやってその敵と向かい合うのか。
   物語を通じて、母親として成長して行く陽子の姿がいいのです。
   できれば、続編の『我ら荒野の七重奏(セプテット)』(集英社)も合わせてどうぞ。
   こちらは中学編で、部活を支える保護者たちと陽子の“戦い”が描かれています。』


一気読み!、痛快な陽子がもやもやを吹っ飛ばしてくれます。
そして、世間の裏表、生きる知恵も教えてくれます、、、

★★★★☆











2017年6月18日 (日)

恩田 陸著 ”蜜蜂と遠雷” ★


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直木賞と本屋大賞をダブル受賞した話題のベストセラー、crown

音痴なわたしですが、音楽を聴くのは大好き♪
でも、クラシックに無知でこの本の曲名のほとんどのメロディーを思い浮かべることができない、、、
それでも、それでも、、、
図抜けたつかみ、見事なばかりの描写力に、完全に虜、
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漫画の全26巻、「ピアノの森」を図書館で少しづつ借りて、間もなく読了するところですが、
この本のおかげで見知らぬピアノコンクールを身近に感じていたので、余計に面白く読みました。

★★★★★
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以下に心に残った一文を本文より転記します、、、
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恩田陸著 ”夜のピクニック”


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 『内容 
  夜を徹して八十キロを歩き通す、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。
   
三年間わだかまっていた想いを清算すべく、あたしは一つの賭けを胸に秘め、当日を迎えた。
  去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。
  ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。』


直木賞と本屋大賞をダブル受賞した話題のベストセラー、「蜜蜂と遠雷」に続いて、
2004
年、第2回本屋大賞、第26回吉川英治文学新人賞を受賞した、この本を手にしました。
すると、、、
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2017年6月14日 (水)

荻原 浩著 ”海の見える理髪店” ☆


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 『内容(「BOOK」データベースより)
  伝えられなかった言葉。忘れられない後悔。もしも「あの時」に戻ることができたら…。
  母と娘、夫と妻、父と息子。近くて遠く、永遠のようで儚い家族の日々を描く物語六編。
  誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光が胸に染みる家族小説集。』


表題作の
「海の見える理髪店」、
 『主の腕に惚れた大物俳優や政財界の名士が通いつめた伝説の床屋。
  ある事情からその店に最初で最後の予約を入れた僕と店主との特別な時間が始まる。』
これが、秀逸。
思わず引き込まれて夢中になりました。
きっとあなたも、この店に行きたくなる、、、

155回直木賞受賞作、
shine

★★★★☆











より以前の記事一覧

大好きな本

  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 和田 竜: のぼうの城
  • あさの あつこ: バッテリー
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 妹尾 河童: 少年H
  • R・チャンドラー: 長いお別れ
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 小川洋子: 博士の愛した数式
  • 金城 一紀: GO
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 畠中惠: しゃばけ
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • F・サガン: なんでも
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • R・B・パーカー: スペンサー
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