青崎 有吾著 ”地雷グリコ” ☆
内容
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、
百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
ジャンケンをはじめとして、
勝負ごとにメッチャ弱いおばさんが手にしたこの本は、、、
高度なロジックを駆使した心理戦による騙し合い、
高校生たちのスリリングな駆け引きの頭脳バトルを、存分に楽しめました。
ただ、最終話は、ポーカーが分からないうえに、
作りこみ過ぎていて、おばさんにはハードル高すぎでした、が、
ミステリー好き、ゲーム好きのお方には、たまらない一冊かと、、、
★★★★☆
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