読書(あ~さ)

2018年4月 7日 (土)

塩田 武士著 ”罪の声”



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 『内容紹介
  1984(昭和59年)と85年に、阪神を舞台として食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件、
  グリコ・森永事件をフィクションで推理する

  逃げ続けることが、人生だった。
  家族に時効はない。今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。
  未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。』
  
  2017年度、本屋大賞第三位受賞、
crown


著者の緻密な取材に裏打ちされた、フィクションに、フィクションだと、わかりつつも、
まるで、ほんとうの真犯人に肉薄していくかのようなリアルな展開にすっかり
引き込まれました、、、

★★★★☆


ただ、追う側と追われる側の二方向から、その其々に登場人物がかなり多いので、
初老のおばはんは、やや混乱してしまいました、、、
登場人物紹介の一口メモを、ネットで見つけましたので、
これから読むお方のご参考になればと、以下に転記します、、、
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2018年3月19日 (月)

葉室麟著 ”春雷 ” ☆



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『内容(「BOOK」データベースより)
 鬼隼人、許すまじ―財政難に喘ぐ豊後・羽根藩には、怨嗟の声が渦巻いていた。
 十五年前に仕官、やがて御勝手方総元締に任じられた多聞隼人が、藩主・三浦兼清を名君と成すために、
 領民家中に激烈な痛みを伴う改革を断行したためであった。
 そんな中、誰も成し得なかった黒菱沼の干拓の命が下る。
 一揆さえ招きかねない難題であった。それにも拘わらず、隼人は家老に就くことを条件に受諾。
 工事の名手で“人食い”と呼ばれる大庄屋・佐野七右衛門、
 獄中にあった“大蛇”と忌み嫌われる学者・千々岩臥雲を召集、
 難工事に着手する。だが、城中では、反隼人派の策謀が蠢き始めていた…。
 『蜩ノ記』『潮鳴り』に続く羽根藩シリーズ、待望の第三弾!』


仲間たちと知恵と力を合わせる物語が大好きなわたしは、、、引き込まれました、、、
とても、たのしく、、、

でも、、、だからこそ、、、ハッピーエンドを読みたかったです、、、

★★★★☆


・・・葉室麟さんの、ご冥福をお祈りいたします、、、












2018年3月 6日 (火)

佐藤 正午著 ”月の満ち欠け”



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 『内容紹介
  新たな代表作の誕生!、20年ぶりの書き下ろし
  あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──
  目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか?
  三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく
  この数奇なる愛の軌跡よ!、さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。』


前世なんて、これっぽっちも信じてないのに、生まれ変わりって信じてる、矛盾してるわたし。
恋心から何度も生まれ変わる女性という設定、
しかも、一度ならず幼くして落命してしまうというのが、なんだか、受け入れがたく感じる、、、
なによりも、、、
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2018年2月14日 (水)

一色まこと作 ”ピアノの森” ★



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 『内容紹介
  森に捨てられたピアノ……
  そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら
  事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、
  偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく・・

  その森にはボロボロに壊れ、音も出なくなったピアノが捨ててあった。度胸試しにも使われる通称
  「オバケピアノ」は、夜になるとポロ~ンとひとりでに鳴るという。その「オバケ」の正体……
  音が出ないはずのそのピアノを鳴らせる、ただ一人の少年……その名は、一ノ瀬海(カイ)!』



テレビで、ピアニスト・反田恭平さんを拝見して、その炎のような演奏に圧倒されました。
そんな彼の愛読書が、『のだめカンタービレ』と『ピアノの森』と知り、後者は未読でしたので、
さっそく図書館に予約を入れて、夢中になって、次々と予約を入れて読みふけっておりましたが、
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巻でしたか、待てど暮らせど、ぱたりと予約の順番が廻ってこなくなってしまったのです、、、
そこで、、、
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2018年1月29日 (月)

川口俊著 “コーヒーが冷めないうちに”



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  『内容紹介
   「4回泣ける」と評判!
   とある街の、とある喫茶店の
   とある座席には不思議な都市伝説があった
   その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという

   ただし、そこにはめんどくさい……
   非常にめんどくさいルールがあった』

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万部突破!、2017年 本屋大賞大十位受賞作品!、
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さくさくと読めます、が、わたしには、この評判の本の面白さがよくわからない、、、
”非常にめんどくさいルール”を、のみこめないおばさんでありました、、、
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★★☆☆☆









2017年12月 6日 (水)

荻原浩著 ”明日の記憶” ☆



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  内容紹介
 『広告代理店営業部長の佐伯は、齢五十にして若年性アルツハイマーと診断された。
  仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。
  銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。
  けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう
  山本周五郎賞受賞の感動長編』


認知症の母を看ていたわたしには、
なかなか手を伸ばすことが出来なかった一冊。

そして、母の辿った道を、わたしも通るかもしれない道を、
見知っておくだけでも、、、きっと、、、

認知症、この病の、恐ろしさ、悲しさ、惨めさ、辛さ、、、
そして、、、寄り添っていくひとのこと、、、

★★★★☆












2017年11月 7日 (火)

サンディー・トクスヴィグ著 ”ヒットラーのカナリヤ” ☆



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  『内容(「BOOK」データベースより)
   ひとりの命を救うものは、世界をも救う。デンマーク系ユダヤ人の10日間の救出劇。』



第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領された小国デンマークは、
ドイツ軍に大人しくおもねり、イギリスに、”ヒットラーのカナリヤ”と揶揄されていた。
だがそのデンマークでやがて、命懸けのユダヤ人救出作戦が始まる、、、

著者の父は、当時まだ12歳の子供だったが、
劇団の絵描きの父親、華やかなスター女優の母親、母親のゲイのスタイリストらと共に、
力を合わせて、立ち上がる。こうして、デンマーク市民たちは、7,220名ものユダヤ系市民を脱出させる、、、


情報を流してくれたナチス、見逃してくれたナチスもいれば、
冷酷な裏切り者のデンマーク人も、いる、、、


美しくて陽気な女優のママと、
男のくせにと馬鹿にされ続けていたゲイのスタイリストの命がけの大芝居、、、
それは、、、


戦争の陰に怯えながらも、立ちあがった、
勇気と愛にあふれた市井の人々の10日間の戦いに、心を打たれ、涙しました、、、

児童書のくくりではありますが、たくさんの人びとに大切にされている、
事実を元にした第一級のフィクション、
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もずさん、
こんなに素晴らしい本をガイドして下さり、ほんとうにありがとうございます!、
heart04










2017年10月21日 (土)

小林せかい著 ”未来食堂ができるまで”



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 〈 書籍の内容 〉
  『2015年9月、神保町のビルの地下に、たった12席の小さな食堂がオープンしました。
  その名は「未来食堂」。

  「まかない」「あつらえ」「ただめし」といったユニークなシステムを導入したその店には、
  客はもちろんのこと開業当初から現在までメディアの取材が引きも切りません。

  事業計画書・月次売上もすべてウェブで公開するという「飲食業のオープンソース化」を目指して、
  元エンジニアならではのまったく新しいコンセプトによって生まれた「未来食堂」誕生のドキュメントを、
  外食チェーンでの修業の日々やコンセプトメイキングの過程を中心にオーナーの小林せかい氏が
  開業に先立って公開していたブログをベースに日記形式で紹介します。

  巻末には事業計画書全文も収録。』




著者の小林せかいさんは、
東工大数学科卒後、日本IBM、クックパッドのエンジニアという華やかな履歴の持ち主。
 “バリバリの都会ど真ん中のキャリアウーマンで、
 「やっぱりルブタンよりもロッシの方が足に合うわ」なんて言って、靴はほとんどピンヒール”、
・・・だった彼女が、外食チェーンなどいくつかの店舗で修業しながらノウハウを学び、
オープンを目指した日々のブログを書籍化した一冊。


テレビで拝見して一気に魅了され、神保町のお店にランチに伺い、手にした二冊目の著書です。
その独特な視点、こだわり、、、
・・・ルブタンもロッシも、知らないけれど、、
おばさんは、未来さんの大ファンです、、、影ながら、エールを送ります♪

その後、出産を経て、また、お店に立つ日々、、、
ぜひ、また、伺いたいです、
heart04


・・・そして、まったく興味はなかったのですが、御本を読んで、
   俄然行ってみたくなり、早速行ってみたお店は、、、こちらから、、、











2017年9月26日 (火)

地曳 いく子著 "服を買うなら、捨てなさい"


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   内容紹介
   「服はたくさんあるのに、毎朝着る服がない!
   「服は少ないほうがいいと言われても、そうもいかない」……と思っていませんか?

   本当におしゃれな人は、「着まわし」や、「バリエーション」を重視しません。
   いつも同じような服を着ているし、バッグは毎日同じもの。靴はせいぜい2足……
   1シーズンのワードローブは、ラック1本で充分足りています。

   本書で紹介するのは、そんな「少ない服で素敵にみせる」強いワードローブの作り方です。

   キャリア30年超のスタイリスト地曳いく子(旧姓・渡辺いく子)が、
   今すぐ捨てるべき服と、残すべき服を、分かりやすく指南します。



ぱしびぃの図書室で借りて読みました。
さすが、長くファッションの現場にいたお方の視点は鋭く、私なぞ、耳が痛くなるご指摘が多々あり、、、
そして、巻末のプロフィールを読んで、、、
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2017年8月30日 (水)

大西康之著 ”東芝 原子力敗戦”


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、朝日新聞の書評を以下に転記します、、、


 ■「国策」の泥沼、責任とるべきは
 我々が知りたいのは、東芝の決算をめぐる泥仕合や半導体事業売却の混迷ではなく、
なぜこの会社が原発ビジネスの泥沼に引きずり込まれたかだ。本書はまさにこの点に、正面から迫る。
当初、東芝の問題とは粉飾決算のことだとされ、歴代三社長による「チャレンジ」なる用語が一世を風靡した。
ところがこれは、
米国原子炉メーカーのウェスチングハウス社(WH)の経営危機を隠すための、巧妙な陽動作戦だった。
実は国際的には、すでに原発は儲(もう)からないビジネスとなっていた。原発安全規制が強まり、
そのコストが嵩む一方、シェールガスや再生可能エネルギーの価格低下が起き、原発は競争力を失った。
WHは、米国企業も英国企業も手を焼いて手放した代物だった。
それを東芝は、三菱重工と競って高値づかみしたのだ。
 なぜ、そんな会社を東芝は、、、
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大好きな本

  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 和田 竜: のぼうの城
  • あさの あつこ: バッテリー
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 妹尾 河童: 少年H
  • R・チャンドラー: 長いお別れ
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 小川洋子: 博士の愛した数式
  • 金城 一紀: GO
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 畠中惠: しゃばけ
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • F・サガン: なんでも
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • R・B・パーカー: スペンサー
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