読書(あ~さ)

2019年2月 7日 (木)

池井戸潤著 ”アキラとあきら” ☆



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 『内容紹介
  零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)
  生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。
  やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。
  逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。』


半沢直樹シリーズ(おれたちバブル入行組、バブル組、ロスジェネの逆襲、銀翼のイカロス)
下町ロケット、空飛ぶタイヤ、、、と、ひととき、夢中になって読んでおりましたが、
『陸王』で、お決まりの展開に飽きてしまい、読了できず、、、

そして、久しぶりに手にした著者の本でしたが、
またもや、引きこまれてしまいました、、、要注意徹夜本、、、
typhoon

★★★★☆

以下に心に残った一文を転記します、
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2019年1月24日 (木)

桑田ミサオ著 ”おかげさまで、注文の多い笹餅屋です” ☆



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笹採りも製粉もこしあんも。年5万個をひとりで作る90歳の人生

『内容紹介
 太宰治の生地として知られる、津軽半島の金木町に住む、90歳の笹餅名人、桑田ミサオさん。
 60歳で作り始めた笹餅が評判になり、75歳で「笹餅屋」を起業。

 ストーブ列車で有名な津軽鉄道で販売する姿は、何度もメディアに登場、全国から注文が届く。
 1年分の笹を採り、地元の材料で作り、儲からなくていいからと安価で販売。
 ずっと愛され続けている、笹餅だけで、1年間に5万個以上を作る。』


このすごいお餅が、2個で150円!、儲けは、ほんのすこしだけ、、、
達観した、つよくやさしい人生観に、圧倒されました、
crown

★★★★☆


小豆の煮方をはじめ、
こしあん、赤飯、おはぎ、さかづき餅(よし餅)のレシピが写真付きで丁寧に紹介されています。

以下に、レシピをほんの少しと、心に残った一文を転記します、
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2019年1月11日 (金)

下重 暁子著 ”鋼の女 最後の瞽女・小林ハル” ☆



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『内容(「BOOK」データベースより)
 江戸時代に組織された瞽女集団の最後の一人、人間国宝・小林ハル。三味線ひとつで各地を渡り歩き、
 唄を披露して報酬を得た盲目の旅芸人である。1900年に生まれ、生後間もなく失明した彼女は、
 6歳で瞽女に弟子入りし、厳しい修業に耐え、不屈の精神で瞽女唄の第一人者となった―。
 光なき世界で極めた芸と20世紀の生き証人ともいえる生涯を綿密な取材をもとに描くノンフィクション』


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さんが、本を二冊貸して下さいました。
本の虫の私には、何よりもうれしい♪、
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知ったつもりでいた瞽女の、そのあまりにも壮絶な世界に、、、言葉を失い圧倒されました。
障子をびりびりと震わせるという桁違いの迫力の生のお声をこの耳で、体で感じてみたかったです、、、
★★★★☆

以下に、心に残った一文を転記します、
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2018年12月 5日 (水)

塩田 武士著 ”騙し絵の牙” ☆



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『内容(「BOOK」データベースより)
 大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。
 ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。
 斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!』


“実在の俳優、それも唯一無二の役者(大泉洋)をアテガキにして小説を書く──。”

・・・ボケとツッコミの応酬を繰り広げる登場人物たち。


陰りゆく出版業界のペーソスに、絶妙なユーモアというスパイス。
”罪の声” では、見事なプロットで息もつかせず引きこまれましたが、
多彩な著者の手腕に、ただただ、脱帽です、、、
shine


★★★★☆

以下に心に残った一文を転記します、
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2018年10月 9日 (火)

島本 理生著 ”ファーストラヴ” 



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 『内容紹介 
  ◆第159回直木賞受賞作◆
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  夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。
  彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。
  環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。
  環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。
  なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
  臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、
  環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは?
  「家族」という名の迷宮を描く長編小説。』



家族、そして恋愛、、、其々の生い立ちに秘められたミステリー仕立ての展開に引きこまれました。
見事なプロット、この本は、きっと映画化するでしょう、
そうなると、我聞はだれが?、そして、蠱惑的な迦葉(かしょう)は、、、?
ふたりに、また会えるのをたのしみに、、、

★★★☆☆














2018年10月 1日 (月)

今村夏子著 ”星の子” ☆



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 『内容紹介
  主人公・林ちひろは中学3年生。
  出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、
  両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく。』

  第39回 野間文芸新人賞受賞
  2018年本屋大賞第七位受賞、
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宗教団体にはまり込んでゆくひとつの家庭の内幕が、淡々と語られてゆく。
次第に引き込まれ、本を置くことができないまま、終わりが見えないまま、残り少なくなってゆくページ。
そして、、、オチがないままに物語は終焉を迎える。
それなのに、静かなそれでいて、深い感動を与えてくれる稀有な一冊。

★★★★☆





東京ガールズコレクションの仕掛け人としても知られる佐藤典雅氏は、
ロス、NY、ハワイ、東京と9歳から35歳までエホバの証人として教団活動していた。
信者の日常、自らと家族の脱会を描いた、
宗教団体の内幕本、
”ドアの向こうのカルト”、忘れ得ぬ一冊です、、、
typhoon












2018年9月 5日 (水)

今村 昌弘著 ”屍人荘の殺人”



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  2018年 本屋大賞第三位!、crown
 『内容紹介
  デビュー作にして前代未聞の3冠!
  『このミステリーがすごい!2018年版』第1
  『週刊文春』ミステリーベスト第1
  『2018本格ミステリ・ベスト10』第1

  神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、
  同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
  合宿一日目の夜、映研のメンバーたちは肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に
  立て籠もりを余儀なくされる。
  緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。
  しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!!
  究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!
  奇想と本格ミステリが見事に融合する第27回鮎川哲也賞受賞作!


登場人物のネーミングがわかりやすいんだけど、チョットどうなんだろうと思ううちに、、、
スピード感のあるストーリー展開に巻き込まれ、、、
そして、ネタバレ注意の続きは、、、
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2018年8月31日 (金)

井上荒野著 ”キャベツ炒めに捧ぐ” ☆



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 『内容紹介
  東京の私鉄沿線の、小さな町のささやかな商店街の中に「ここ家」がある。こだわりのご飯に、
  ロールキャベツ、肉じゃが、コロッケ、ひじき煮、がんも、あさりのフライ、茄子の揚げ煮、
  鯵のフライ・・・・・・、    
  「ここ家」のお惣菜は、どれもおいしい。
  にぎやかなオーナーの江子に、むっつりの麻津子と内省的な郁子、
  大人の事情をたっぷり抱えた3人で切り盛りしている惣菜屋「ここ家」。
  彼女たちの幸福な記憶と切なる想いを、季節の食べ物とともに描く』


著者の作品は、「ベーコン」に続いて二冊目だけど、圧倒的にこちらの本が面白かった!、
そのうえ、わたしと同じ世代のおばちゃん三人が作るお惣菜が、チョーおいしそう、
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近所にあったら、通いつめちゃうよ♪、
・・・てか、わたしも、ここ家で働きた~い!、
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★★★★☆

以下に、心に残った一文を転記します、
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2018年5月23日 (水)

佐竹千佐子著 ”おらおらでひとりいぐも”



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 『内容紹介 
  
158回芥川賞受賞
  タイトルは宮沢賢治の詩「永訣(えいけつ)の朝」の一節。〈ひとりで死んでいく〉
  覚悟を示す元の言葉を、転じて〈ひとりで生きていく〉という意味で使った。


 74歳、ひとり暮らしの桃子さん。
 おらの今は、こわいものなし。

 結婚を3日後に控えた24歳の秋、
 東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した桃子さん。
 身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――
 住み込みのアルバイト、周造との出会いと結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。
 「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」
 40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、
 桃子さんの内から外から、声がジャズのセッションのように湧きあがる。
 捨てた故郷、疎遠になった息子と娘、そして亡き夫への愛。
 震えるような悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いたものとは――




深い論理思考の持ち主である著者の老いの境地。
共感できる年齢になった自分、、、
苦手な哲学書の様な趣でありながら、朴訥とした東北弁だからこその一冊。

★★★☆☆

以下に心に残った一文を転記します、、、
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2018年5月 5日 (土)

伊坂幸太郎著 ”AX(アックス)" ☆




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  ★2018年 本屋大賞 第五位受賞、flair

  『内容(「BOOK」データベースより)
  最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
  一人息子の克巳もあきれるほどだ。
  兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
  引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、
  意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
  『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!




「重力ピエロ」で、ノックアウトされた、伊坂幸太郎でしたが、
「週末のフール」「オーデュポンの祈り」、そして、
2008
年本屋大賞受賞作品、「ゴールデンスランバー」、で、わたしは、
彼独特の想像の世界が楽しめないことがわかったので、しばらく、伊坂作品は、、、お休みしていました。

ふとしたことで、手にした、「チルドレン」が、思いのほか面白かったものの、、、
やはり何となく、手が伸びなかったのですが、、、
久しぶりの伊坂作品は、、、

「淋しいけれど、あたたかみのある物語」、
まさに、著者のこのお言葉どおりの、すてきな一冊でした、、、
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殺し屋シリーズ、読みたくなりました、、、


★★★★☆











より以前の記事一覧

大好きな本

  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 和田 竜: のぼうの城
  • あさの あつこ: バッテリー
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 妹尾 河童: 少年H
  • R・チャンドラー: 長いお別れ
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 小川洋子: 博士の愛した数式
  • 金城 一紀: GO
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 畠中惠: しゃばけ
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • F・サガン: なんでも
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • R・B・パーカー: スペンサー
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