読書(た~わ)

2018年6月 5日 (火)

柚月裕子著 ”盤上の向日葵” ☆



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 『内容紹介
  実業界の寵児で天才棋士――。 男は果たして殺人犯なのか! ?
  さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。
  それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は
  真冬の天童市に降り立つ。向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。
  果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?
  日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー


朝日新聞の、作家の柚月裕子さん寄稿、第76期将棋名人戦第1局
「荒神たちの激闘、酔いしれて ― 綱渡りのような対局 盤上に神の領域」を拝読して、
将棋のことなどまったく無知のわたしが、一気に惹きつけられ、熱い心持になり、手にした一冊。

確かな将棋の知識に裏打ちされた、
「砂の器」を彷彿とさせるようなミステリー仕立ての一冊は、、、久々の徹夜本、、、
thunder
・・・もう、徹夜できる体力はないので、できないけど、若かったら、、、
wink

★★★★☆
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2018年5月18日 (金)

柚木麻子著 ”BUTTER”



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 『内容(「BOOK」データベースより)
  結婚詐欺の末、男性3人を殺害したとされる容疑者・梶井真奈子。世間を騒がせたのは、
  彼女の決して若くも美しくもない容姿と、女性としての自信に満ち溢れた言動だった。
  週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、親友の伶子からのアドバイスでカジマナとの面会を取り付ける。
  だが、取材を重ねるうち、欲望と快楽に忠実な彼女の言動に、翻弄されるようになっていく―。
  読み進むほどに濃厚な、圧倒的長編小説。』



婚活サイトで知り合った男性3人を練炭自殺と見せかけた連続殺人事件で死刑を求刑された、
木嶋佳苗の事件を元に書かれたという本書を興味深く手に取りました。

けれども、、、
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2018年5月13日 (日)

林真理子著 ”西郷どん!”



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 『内容紹介
  2018年大河ドラマ原作小説、まったく新しい西郷隆盛の誕生!
  なんという目をした男なのだ―。吉之助の目を見た者は誰もがそう呟いた。
  下級武士の家に生まれた西郷吉之助は、貧しいながら家族や友に恵まれて育つ。
  のちに大久保利通となる正助とは、素読をし、相撲を取る郷中仲間だ。
  島津斉彬の雄姿を間近に見た吉之助は、いつの日かこのお方にお仕えしたいと焦がれるようになる。
  時は幕末。夢かない、藩主・斉彬のお側仕えとなった吉之助は、
  名君と心を一にし、江戸に京都に飛び回るようになる。激動の青春編!』


著者の ”下流の宴”、とても面白かったので、
わくわくと手にして、ワクワクと読み始めました。
ドラマとは、ずいぶんちがう味付けだけれど、上中下の三巻、それなりに面白かった、、、

でも、でも、、、西郷像が、結べない、、、
この中途半端な気持ちを払拭すべく、
司馬遼太郎「翔ぶが如く」を、読んでみよう!、と思いました。

★★★☆☆


以下に本文より心に残った一文を転記します、
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2018年4月19日 (木)

長尾和宏著 ”痛くない死に方” ★



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 『内容紹介
  2000
人の最期を看取った医師だから言えること。
  “痛くない"〝苦しくない"人生の終わり方とは?
  私は在宅医として、末期がんの患者さんは9割以上、
  非がんの患者さんは半分くらいの確率で、家で看取ることになります。
  在宅での看取りの直後、ご家族は必ずこうおっしゃいます。
  「思ったよりずっと楽に逝きました。苦しくも、痛くもなさそうでした。ありがとうございました」
  がん終末期、老衰、認知症終末期、臓器不全、心不全、肺炎……2000人を看取った医師が明かす
  今まで誰も言わなかった“痛くない"“苦しくない"人生の終わり方。
  平穏死という視点から、「痛くない死に方」についてできるだけ分かりやすくまとめた一冊!

  出版社からのコメント
  ある葬儀屋さんがこんなふうに言っていました。
  「自宅で平穏死した方のご遺体は軽い。
   でも、大学病院で亡くなられた方のご遺体はずっしり重いんです」
  実は、枯れて死ぬ最期(平穏死)と、溺れて死ぬ最期(延命死)では10キロ以上の体重差があるのです。
  どちらが痛くて苦しいかは……言うまでもありません。』



伊丹十三監督の映画「大病人」で、終末期医療の実態を垣間見て以来、
心の奥底にずっとくすぶり続けていたことを、この本があらためて考えさせてくれました、、、

★★★★★

以下に、心に残った一文を転記させて戴きます、
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2018年3月31日 (土)

吉野源三郎原作 ”漫画 君たちはどう生きるか”



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  『内容紹介
   発売半年あまりで、超速200万部突破!、のベストセラー、
   子ども、親、祖父母…すべての世代で一番読まれている本!

   人間としてあるべき姿を求め続ける、コペル君とおじさんの物語。
   出版後80年経った今も輝き続ける、歴史的名著が、初のマンガ化!』


小説も漫画も大好きで両方読む私ですが、この本は、、、
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2018年3月24日 (土)

東野圭吾著 ”マスカレード・ナイト”



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 『内容紹介
  累計265万部突破 「マスカレード」シリーズ最新作

  若い女性が殺害された不可解な事件。警視庁に届いた一通の密告状。
  犯人は、コルテシア東京のカウントダウンパーティに姿を現す!?
  あのホテルウーマンと刑事のコンビ、再び――。』


マスカレードシリーズの前作は、未読ですし、
もう、ヒガシノさんは、いいかな、、、と思いつつ、手にしてました。

誰もかれも怪しく思えて、謎解きの渦にすっかり嵌って読了しましたが、、、
あまりにも、懲りすぎて作りこみすぎて、かえって興ざめな印象でした、、、

★★☆☆☆










2018年3月14日 (水)

堀江貴文著 ”拝金”




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  『内容紹介
   年収200万円のフリーターから瞬く間にIT長者にのぼり詰めた青年。
   一躍時代の寵児として脚光を浴びるも、快進撃に影が忍び寄る。
   堀江貴文氏がライブドア事件を題材に描く青春経済小説。』


著者のライブドア時代の実体験を基に書かれたフィクションですが、
実在の人物、事件が思い起こされて、ITビジネスの裏側を興味深くさくさくと読みました。
そして、、、
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2018年3月 3日 (土)

山本一力著 ”蒼龍” ★



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『内容(「BOOK」データベースより)
 2002年、文藝春秋
 途方もない借金を背負う若夫婦が、貧しい暮らしの中で追いかける大きな夢。どうか、今年こそ―。
 著者の原点を描いてオール読物新人賞を受賞した表題作他、四篇。武家社会の心意気、商人の気概。
 誠を尽くせば、身分の差を越えて人は分かりあうことができる。
 生きる力と明日への希望を与えてくれる感動の傑作集。』


大好きな山本一力、
2002
年の本を、夢中になって、涙しながら読みました。
当時、大きな借金を抱えていた著者の心情が切々と伝わってくる表題作をはじめとして、、、

★★★★★

以下に、心に残った一文を転記します、
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2018年1月24日 (水)

村山 早紀著 ”桜風堂ものがたり”



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  内容紹介
  百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、
  埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、
  信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって
  一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、
  桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。
  そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。
  一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、
  そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、
  『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズを
   ヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。

2017年本屋大賞第五位入賞、
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本好きの人間には、こたえられない一冊。
本屋の流通システム、書棚の管理、そして、今の書店が置かれている危機的な状況、、、
いろいろなことが、とてもよく分かって、ますます本屋さんを応援したくなります。

ストーリィもよく練られているのですが、やや作りこみ過ぎている印象が否めずその点が残念、、、

★★★☆☆










2017年12月19日 (火)

帚木 蓬生著 "風花病棟" ☆



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  内容紹介
  乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)
  診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)
  三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)
  医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ――。
  生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。


ナガイサンから、“三たびの海峡” をおすすめしてもらったとき、
帚木 蓬生(ハハキギ ホウセイ)という、著者を存じ上げず、
検索しようにも、お名前の読み方すら分からないまま読んだこの本に圧倒されて、手にした二冊目。

様々に闘う医師たちの姿に、心を揺さぶられ、涙しました、、、

★★★★☆


以下に、心に残った一文を本書より転記します、
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大好きな本

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  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 和田 竜: のぼうの城
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  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
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  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 妹尾 河童: 少年H
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  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
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  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 桐野 夏生: グロテスク
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  • 石森 延男: コタンの口笛
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