読書(た~わ)
2010年1月 7日 (木)
2009年12月16日 (水)
東野圭吾著 ”聖女の救済”
内容(「BOOK」データベースより)
男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていた
その妻には鉄壁のアリバイがあった。
草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、
毒物混入方法は不明のまま。
湯川が推理した真相は―虚数解。
理論的には考えられても、現実的にはありえない。
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探偵ガリレオシリーズの第四弾。
”花に水をあげた”、、
ここに、何か、ある、と分かっていても、、、それでも、、、
最後まで、トリックが、わからなかった、、、
そして、相変わらず、ぐいぐいと引っ張られて、
読んでしまいました、、、さすがです、、、徹夜本です、、(^^ゞ
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それにしても、、この犯人の凄まじいまでの執念、、、
ここまで、やるかな、、、と、同性として疑問に思ってしまった、、、ので、
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★★★☆☆
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2009年12月 6日 (日)
レイモンド・チャンドラー著 "さよなら、愛しい人”
ヘラ鹿(ムース)マロイは、
8年前に別れた恋人ヴェルマを探しに
8年前に別れた恋人ヴェルマを探しに
黒人街の酒場にやってきた。
しかし、そこで激情に駆られて殺人を犯してしまう。
偶然、現場に居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、
行方をくらましたマロイと女を探して
しかし、そこで激情に駆られて殺人を犯してしまう。
偶然、現場に居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、
行方をくらましたマロイと女を探して
紫煙たちこめる夜の酒場をさまよう。
狂おしいほど一途な愛を待ち受ける哀しい結末とは?
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狂おしいほど一途な愛を待ち受ける哀しい結末とは?
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村上春樹が新訳を起こした話題作、なので、四半世紀ぶりに読んでみました。
そして、驚くほどに、忘れていました、、、ので、
村上春樹が新訳を起こした話題作、なので、四半世紀ぶりに読んでみました。
そして、驚くほどに、忘れていました、、、ので、
清水俊二訳、「さらば愛しき女よ」と、残念ながら、比べることができませんでした、、、
次は、『ロング・グッドバイ』を、読んでみたくなりました、、、
タイトルは、「長いお別れ」のほうが、ぐっとくるな、、、と思いつつ、、、
・・・って、ゼンゼン、覚えてなかったりして、、、どうしよう~、、、
大、大、大好きな本なのに、、、
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2009年10月21日 (水)
和田竜著 ”忍びの国”
内容(「BOOK」データベースより)
伊賀一の忍び、無門は西国からさらってきた侍大将の娘、
お国の尻に敷かれ、忍び働きを怠けていた。
主から示された百文の小銭欲しさに
二年ぶりに敵の伊賀者を殺める。
そこには「天正伊賀の乱」に導く謀略が張り巡らされていた。
史実に基づく壮大なドラマ、われらの時代の歴史小説。
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劇画ぽくって、すっかりハマった前作、
「のぼうの城」に続く第二弾。
伊賀忍者の残忍さ、非道ぶりには、ただ、ただ、驚くばかり、、、、
その中でも、「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門が、
想い女のお国の前となると、まったくの体たらく、、、
この落差に、やられました、、、
やっぱり、この人が描く男たちが、好き♪
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↓この下りが、こころに残りました、、、本文より、、、
だが本来、忍びの術とはこういうものであった。
何も跳んだり撥ねたりが忍術の本質ではない。
肉体を使って働くのは無門ら下人の役目である。
下人を追い使う三太夫ら地侍は、知恵を巡らし、策略を練った。
術をかける相手の「心」を読み解き、その「心」につけ込むことで勝を得る。
忍びの術の真価はここにあった。
伊賀者たちは、ひとならば付け込まれまいとするこの「心」のことを「無門の一関」、
すなわち門が無い関所と名付け、これを破ることに無上の価値を置いた。
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★★★★☆
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2009年10月 5日 (月)
山崎豊子著 "沈まぬ太陽”全五冊
85年の御巣鷹山事故の衝撃を出発点に、
その内実を描いたノンフィクション・ノベル。
全5巻の大作ながらベストセラーになった。
労組活動を「アカ」呼ばわりされ、
海外の僻地勤務を命じられた主人公・恩地に、
リストラ社会を生きる人々の共感が
寄せられたのが一因だろう。
だが、もっと重要なのは、だれもが知るあの会社をモデルに
実在人物をも特定できる形で汚点を紡いだ「蛮勇」ではないか。
たとえ事実と創作の混線ぶりが気になるにしても。
「白い巨塔」の財前や「不毛地帯」の壹岐でなく、
企業内で黙々と働く恩地が英雄という閉塞時代に、私たちはいる。(藤谷浩二)
内容(「BOOK」データベースより)
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。
内容(「BOOK」データベースより)
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。
恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、
中近東からアフリカへと、
内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。
人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。
人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。
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ずいぶん前に読みましたが、
「大地の子」と並んで、著者のその類まれな才能に、圧倒されるばかりでした。
事実を小説として再構築した作品とされていますが、
この航空機会社の恐るべき実態に、戦慄を覚えました。
読後、しばらくは、本を手に、茫然自失、、、
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そして、今、、、
最終赤字990億円、深刻な業績不振に陥る、日航。
123便で、失われた520人もの命は、、、はたして、、、いったい、、、
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★★★★★
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2009年9月27日 (日)
2009年9月 4日 (金)
宮尾登美子著 "錦”
斬新な織物を開発し高い評価を得る。
しかし模造品が出回り辛酸を舐めた末、
元大名の茶道具の修復をきっかけに、
より高度な作品を手がけるようになった。
そして、ついに法隆寺の錦の復元に挑むが…。
織物に全てを懸けた男の生涯を描く渾身の大作。
宮尾文学の集大成。
..
龍村美術織物の初代・龍村平蔵(小説では菱村吉蔵)の
生きざまを描いた長編小説です。
着物に造詣の深い方なら、どんなにか楽しめる一冊であることでしょう、、、
法隆寺裂、正倉院裂、名物裂などの古代織物の復元など、
その何かにとりつかれたかのような、
常人とは思えない並外れた仕事ぶりには、ただ、ただ、感服するばかりです。
さらに、彼を取り巻く三人の女性たちが、
より深く、あでやかに物語を織り上げてゆきます。
ただ、わたし的には、やはり、"蔵"など、
女性を主人公にした著者の作品のほうが、好きだな、と思いました。
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★★★☆☆
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2009年8月21日 (金)
村上春樹著”1Q84 BOOK1、2”
近未来小説としての『1984』を刊行した。
そして2009年、『1Q84』は
そして2009年、『1Q84』は
逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、
「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、
ちょうど同じように
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熱心なファンを多く抱える著者の話題の大ベストセラー、
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バーで男をナンパする、青豆。
そのクールさ、ユニークさは、まるで古い友人のN子を彷彿とさせる、、、
そして、青豆は、わたしのなかで、若くて美しい、N子が演じてゆくことになる。
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青豆と天吾のふたりの物語が、パラレルに語られてゆく。
まったく、無関係に見えるふたりが、
少しづつ、関係性を帯びてゆき、その巧みな構成力に、
知らず知らずに引き込まれる、、、
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ただ、リトルピープルというのが、よく、ワカンナイ、、、
”ノルウェイの森”は面白かったけど、”海辺のカフカ”は、、???
・・・、やはり、、、彼は、、、わたしには、難解で、、、ある、、、
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★★★★☆
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2009年7月27日 (月)
山本兼一著 "利休にたずねよ"
刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。
堺の魚屋の息子・千与四郎――。
堺の魚屋の息子・千与四郎――。
後に茶の湯を大成した男・千利休である。
女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ利休は、
女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ利休は、
おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、
気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。
気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。
利休は一茶人にとどまらず、秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。
秀吉の天下取りを強力に後押しした。
しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。
本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という
一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、
しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。
本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という
一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、
色艶のある世界を生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。
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昔は、まったくお茶に興味がなかった けれど、
加齢と共にそれは、遥かな、憧れになりました、、、
まったくわたしには不似合いな世界だけに、余計にひきつけられます、、、
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こころに残った言葉、以下本文より、、、 .
・・・まったく、ひとの世には、三毒の焔が燃えさかっておる。
三毒は、仏法が説く害毒で、貪欲、瞋恚、愚痴、
すなわち、むさぼり、いかり、おろかさの三つである。
つらつら思えば、世の中のわざわいや、有為転変、人の浮き沈みは、
ほとんどこの三つの毒で説明がつく。人が道を誤るのは、たいていこの三毒が原因だ。
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利休の法号を帝から賜る。その名を帝に奏上したのは、大徳寺の古溪宗陳。
・・・利を休めとは、よくぞつけてくれたもの。
「利」は、刃物の鋭さを意味することになる。
鋭さも、ほどほどにせよ、という教えをこめた「利休」である。
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★★★★☆
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2009年7月18日 (土)
宮部みゆき著 ”おそろし”
[出版社商品紹介]
ある事件を境に心を閉ざしたおちかは、
叔父夫婦に預けられた。
おちかを案じた叔父は、
人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。
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著者の本の中では、わたしには、
今までで、一番おもしろかったです。
最後のまとめに弱冠の無理があるようにも思えましたが、
それとて、たいして気にならないくらいに、
緻密な構成、、
第一級のストーリーテラーの著者のパワーにすっかり幻惑された一冊でした、
★★★★☆
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こころに残ったことば、、、以下本文より、、、
こころに残ったことば、、、以下本文より、、、
「もう当たり前に暮らしていいんだって、教えてくれたんです。
悪いこと、悲しいことはみんな終わった。、、、それは済んだことなんです。・・・」
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雪持文には、ただ冬の意匠というだけではない意味がある。
植物のしなやかな枝葉が雪の重みに耐える様を写したこの文様には、
やがて雪を跳ね返して立ち直る植物の命の力と、
春を待つ心が込められているのである。
春を待つ心が込められているのである。
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より以前の記事一覧
- 町山智浩著 ”アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない ” 2009.06.24
- 真山仁著 ”ハゲタカ” 2009.06.10
- 畠中 恵著 ”まんまこと” 2009.06.10
- 水木しげる著 ”がんばるなかれ” ② 2009.05.23
- 水木しげる著 ”がんばるなかれ” ① 2009.05.21
- 原田マハ著 ”カフーを待ちわびて 2009.05.19
- "ちょうどよい” 2009.04.13
- 和田 竜著 ”のぼうの城” 2009.03.30
- ターシャ・チューダーの言葉 思うとおりに歩めばいいのよ 2009.03.15
- 山本一力著 "銀しゃり” 2009.02.02
- 畠中恵著 ”ぬしさまへ”、”ねこのばば” 2009.01.20
- 湊かなえ著 ”告白” 2009.01.05
- 東野圭吾著 ”白夜行” 2008.11.09
- 東野圭吾著 ”流星の絆” 2008.11.09
- 梨木香歩著”春になったら莓を摘みに” 2008.10.29
- 優しくなければ・・・ 2008.10.11
- 畠中恵著 ”しゃばけ” 2008.10.05
- 桐野夏生著 ”柔らかな頬” 2008.09.05
- 森絵都著 ”風に舞い上がるビニールシート” 2008.09.03
- 三浦しをん著 ”三四郎はそれから門を出た” 2008.07.17
- レイチェル・カーソン著 ”センス・オブ・ワンダー” 2008.07.15
- 森絵都著 ”DIVE!!” 2008.06.21
- 米原万里著 ”嘘つきアーニャの真っ赤な真実” 2008.06.07
- 婦人倶楽部付録 ”おばあさんの家事知恵袋” 2008.04.20
- 三浦しをん著 ”まほろ駅前多田便利軒” 2008.04.08
- 高村 薫著 ”照柿” 2008.02.26
- 三浦しをん著、”風が強く吹いている” 2007.11.02
- だまされるな 2007.10.09
- 二部治身 ”百の緑の中で” 2007.08.31
- ロバート・ウェストール作 "ブラッカムの爆撃機" 2007.03.22
- ”やっぱり「終のすみか」は有料老人ホ-ム” 2007.03.14
- ”いっぽん桜”と、”さくら” 2007.03.06
- タック川本著 ”アマゾンインディオの教え” 2007.01.25
- 森下典子著 日日是好日(にちにちこれこうじつ) 2006.10.02
- 山本一力著、”だいこん” 2006.09.13
- 戸井十月著、”デウス” 2006.07.15
- 山本夏彦名言集 ”何用あって月世界へ” 2006.05.24
- 髙村 薫著 "レディ・ジョーカー” 2006.04.25
- ダン・ブラウン著 "ダ・ヴィンチ・コード” 2006.04.02
- "NANA" 矢沢あい作 2005.11.11
- 藤沢周平著 "蝉しぐれ” 2005.10.24
- "わが娘を愛せなかった大統領へ” 2005.08.14
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