読書(た~わ)

2009年10月21日 (水)

和田竜著 ”忍びの国”

内容(「BOOK」データベースより)32077234
伊賀一の忍び、無門は西国からさらってきた侍大将の娘、

お国の尻に敷かれ、忍び働きを怠けていた。
主から示された百文の小銭欲しさに
二年ぶりに敵の伊賀者を殺める。
そこには「天正伊賀の乱」に導く謀略が張り巡らされていた。
史実に基づく壮大なドラマ、われらの時代の歴史小説。

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劇画ぽくって、すっかりハマった前作、
のぼうの城」に続く第二弾。
伊賀忍者の残忍さ、非道ぶりには、ただ、ただ、驚くばかり、、、、
その中でも、「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門が、
想い女のお国の前となると、まったくの体たらく、、、
この落差に、やられました、、、
やっぱり、この人が描く男たちが、好き♪
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↓この下りが、こころに残りました、、、本文より、、、
だが本来、忍びの術とはこういうものであった。
何も跳んだり撥ねたりが忍術の本質ではない。
肉体を使って働くのは無門ら下人の役目である。
下人を追い使う三太夫ら地侍は、知恵を巡らし、策略を練った。
術をかける相手の「心」を読み解き、その「心」につけ込むことで勝を得る。
忍びの術の真価はここにあった。
伊賀者たちは、ひとならば付け込まれまいとするこの「心」のことを「無門の一関」、
すなわち門が無い関所と名付け、これを破ることに無上の価値を置いた。
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★★★★☆
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2009年10月 5日 (月)

山崎豊子著 "沈まぬ太陽”全五冊

メタローグ
日本を代表する航空会社の凄まじいまでの腐敗110426
85年の御巣鷹山事故の衝撃を出発点に、
その内実を描いたノンフィクション・ノベル。
全5巻の大作ながらベストセラーになった。
労組活動を「アカ」呼ばわりされ、
海外の僻地勤務を命じられた主人公・恩地に、
リストラ社会を生きる人々の共感が
寄せられたのが一因だろう。
だが、もっと重要なのは、だれもが知るあの会社をモデルに
実在人物をも特定できる形で汚点を紡いだ「蛮勇」ではないか。
たとえ事実と創作の混線ぶりが気になるにしても。
「白い巨塔」の財前や「不毛地帯」の壹岐でなく、
企業内で黙々と働く恩地が英雄という閉塞時代に、私たちはいる。(藤谷浩二)


内容(「BOOK」データベースより)
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。
恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、
中近東からアフリカへと、
内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。
人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。
人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。
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ずいぶん前に読みましたが、
「大地の子」と並んで、著者のその類まれな才能に、圧倒されるばかりでした。
事実を小説として再構築した作品とされていますが、
この航空機会社の恐るべき実態に、戦慄を覚えました。
読後、しばらくは、本を手に、茫然自失、、、
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そして、今、、、
最終赤字990億円、深刻な業績不振に陥る、日航。
123便で、失われた520人もの命は、、、はたして、、、いったい、、、
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★★★★★
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2009年9月27日 (日)

東野圭吾著 "容疑者Xの献身”

出版社 / 著者からの内容紹介32108505777
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながら
さえない高校教師に甘んじる石神は
愛した女を守るため完全犯罪を目論む。
湯川は果たして真実に迫れるか
 
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湯川と石神、相対するふたりの天才、、、
『探偵ガリレオ』シリーズは、初めて読みました。
何冊か読んだ東野作品では、
わたし的には、『白夜行』と並ぶ傑作だと思いました。
映画は観ていないのですが、キャスティングを見て、
このまったくさえない、純朴な天才、石神を、
はたして、ハンサムな堤真一がどう演じるのか、、、
・・・と、逆に、映画を観てみたくなりました、、、
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★★★★☆ 
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2009年9月 4日 (金)

宮尾登美子著 "錦”

要旨]512bhzudjptl__sl500_aa240_
若くして京都・西陣で呉服の小売りを始めた菱村吉蔵は、
斬新な織物を開発し高い評価を得る。
しかし模造品が出回り辛酸を舐めた末、
元大名の茶道具の修復をきっかけに、
より高度な作品を手がけるようになった。
そして、ついに法隆寺の錦の復元に挑むが…。
織物に全てを懸けた男の生涯を描く渾身の大作。
宮尾文学の集大成。
 
 ..
龍村美術織物の初代・龍村平蔵(小説では菱村吉蔵)の
生きざまを描いた長編小説です。
着物に造詣の深い方なら、どんなにか楽しめる一冊であることでしょう、、、
法隆寺裂、正倉院裂、名物裂などの古代織物の復元など、
その何かにとりつかれたかのような、
常人とは思えない並外れた仕事ぶりには、ただ、ただ、感服するばかりです。
さらに、彼を取り巻く三人の女性たちが、
より深く、あでやかに物語を織り上げてゆきます。
ただ、わたし的には、やはり、"蔵"など、
女性を主人公にした著者の作品のほうが、好きだな、と思いました。
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★★★☆☆
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2009年8月21日 (金)

村上春樹著”1Q84 BOOK1、2”

Book Description03114948
1949年にジョージ・オーウェルは、
近未来小説としての『1984』を刊行した。
そして2009年、『1Q84』は
逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、
「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、
ちょうど同じように
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熱心なファンを多く抱える著者の話題の大ベストセラー、
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バーで男をナンパする、青豆。
そのクールさ、ユニークさは、まるで古い友人のN子を彷彿とさせる、、、
そして、青豆は、わたしのなかで、若くて美しい、N子が演じてゆくことになる。
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青豆と天吾のふたりの物語が、パラレルに語られてゆく。
まったく、無関係に見えるふたりが、
少しづつ、関係性を帯びてゆき、その巧みな構成力に、
知らず知らずに引き込まれる、、、
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ただ、リトルピープルというのが、よく、ワカンナイ、、、
”ノルウェイの森”は面白かったけど、”海辺のカフカ”は、、???
・・・、やはり、、、彼は、、、わたしには、難解で、、、ある、、、
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★★★★☆
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2009年7月27日 (月)

山本兼一著 "利休にたずねよ"

第140回 直木賞受賞作D9989573bb8602dbbabf721ce76f58cf
内容紹介
飛び抜けた美的センスを持ち、
刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。
堺の魚屋の息子・千与四郎――。
後に茶の湯を大成した男・千利休である。
女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ利休は、
おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、
気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。
利休は一茶人にとどまらず、秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。
秀吉の天下取りを強力に後押しした。
しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。


本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という
一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、
色艶のある世界を生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。
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加齢と共にそれは、遥かな、憧れになりました、、、
まったくわたしには不似合いな世界だけに、余計にひきつけられます、、、
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こころに残った言葉、以下本文より、、、
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・・・まったく、ひとの世には、三毒の焔が燃えさかっておる。
三毒は、仏法が説く害毒で、貪欲、瞋恚、愚痴、
すなわち、むさぼり、いかり、おろかさの三つである。
つらつら思えば、世の中のわざわいや、有為転変、人の浮き沈みは、
ほとんどこの三つの毒で説明がつく。人が道を誤るのは、たいていこの三毒が原因だ
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利休の法号を帝から賜る。その名を帝に奏上したのは、大徳寺の古溪宗陳。
・・・利を休めとは、よくぞつけてくれたもの。
「利」は、刃物の鋭さを意味することになる。
鋭さも、ほどほどにせよ、という教えをこめた「利休」である。
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★★★★☆
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2009年7月18日 (土)

宮部みゆき著 ”おそろし”

[出版社商品紹介]  32107209_2
ある事件を境に心を閉ざしたおちかは、
叔父夫婦に預けられた。
おちかを案じた叔父は、
人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。 

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著者の本の中では、わたしには、
今までで、一番おもしろかったです。
最後のまとめに弱冠の無理があるようにも思えましたが、
それとて、たいして気にならないくらいに、
緻密な構成、、
第一級のストーリーテラーの著者のパワーにすっかり幻惑された一冊でした、
★★★★☆

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こころに残ったことば、、、以下本文より、、、
   「もう当たり前に暮らしていいんだって、教えてくれたんです。 
   悪いこと、悲しいことはみんな終わった。、、、それは済んだことなんです。・・・」
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   雪持文には、ただ冬の意匠というだけではない意味がある。
   植物のしなやかな枝葉が雪の重みに耐える様を写したこの文様には、
   やがて雪を跳ね返して立ち直る植物の命の力と、
      春を待つ心が込められているのである。
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2009年6月24日 (水)

町山智浩著 ”アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない ”

内容(「BOOK」データベースより)03051699
暴走する宗教。デタラメな戦争。広がる経済格差。
腐った政治にウソだらけのメディア…。
こんなアメリカを誰が救えるのか。
アメリカが人の心も経済も豊かな国だったのは、今や昔。
米・カリフォルニア在住のコラムニストである著者は、
そのデタラメさを暴きます。
「福音派」と呼ばれるキリスト教右派のトンデモ洗脳教育、
泥沼に陥り後始末のできなくなったイラク戦争、
年収360万円の若者に2億円貸し付けて焦げ付いたサブプライムローン、
相手候補への中傷合戦と化した大統領選挙……。
笑った後に、日本への影響を大いに考えさせられる1冊です。(KM) 
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序章 アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
第一章 暴走する宗教
  ブッシュが推進する絶対禁欲性教育のムチャクチャな正体
  子どもにブッシュを拝ませる福音派洗脳キャンプ
  神様、兵隊さんを殺してくれてありがとう!
  クリスマスを異教徒から守れ! 宗教右派が仕掛けたクリスマス文化戦争
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第二章 デタラメな戦争
  「エラの谷」戦場の狂気がアメリカに帰還する
  アメリカは拷問まで海外にアウトソーシング
  政府がコントロールできない戦争株式会社
  ソ連を倒してタリバンを育てた男
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第三章 バブル経済と格差社会
  アメリカを食いつぶすウォルマート
  ポラロイド倒産で社員が得たものは?
  年収360万円の若造に2億円の住宅ローン
  メイド・イン・チャイナの星条旗を禁止せよ
  アメリカのトウモロコシ畑は日本より広い

  ミッキー・マウスを十字架にかける牧師
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第四章 腐った政治
  実用化された電気自動車はなぜ消えた?
  全米の歴史学者がブッシュを史上最低の大統領に認定
  選挙に勝つなら何でもする「ブッシュの頭脳」
  ブッシュの伝記映画の重大な事実誤認とは?
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第五章 ウソだらけのメディア
  イラク戦争を操ったメディアの帝王ルパート・マードック
  ブッシュと記者団に恥をかかせた勇気あるコメディアン
  魔女狩り軍団と戦った三人の歌姫ディクシー・チックス
  「オバマ候補はイスラムのスパイだ!」
  「ザ・シンプソンズ」が親方FOXに反乱
  老舗のお笑い番組がヒラリーを救った
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第六章 アメリカを救うのは誰か
  「奴隷制度の賠償してくれる人に投票するよ」
  「黒人が大統領候補になれるのは50年先だ!」
  不死鳥マケインは拷問より親父が怖い
終章 アメリカの時代は終わるのか 
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ラジオで町山さんのお話を聞いて、大ファンになり手にとった驚愕の一冊です。
・・・あの、、、これ、、、みんな、ほんとうのことなんでしょうか、、、
もう、ウォルマートで、、二度と買い物したくない、、、、、
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★★★★★
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2009年6月10日 (水)

真山仁著 ”ハゲタカ”

内容(「BOOK」データベースより)2753521
ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、
バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、
瀕死状態の企業を次々と買収する。
敵対するファンドによる妨害や、
買収先の社員からの反発を受けながらも、
鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。
企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。
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はじめ、NHKのテレビドラマで観て、
すっかり、熱烈な、鷲津ファンになったわたし、、、
なにかで、ちょっとあのタイトルバックの曲を聞いただけで、もう、いきなり全身脱力、、、
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ケリーちゃん の書評で読んで、原作を手にとってみて、驚きました。
ドラマとゼンゼンちがう、、、
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それなのに、やっぱり、やっぱり、、鷲津さんに、メロメロです~♪、(*^。^*)
この世でいちばん嫌いなのが、うそつきと卑怯者、なので、
鷲津さんにとても共感しました、、、
・・・でも、鷲津さん、、、貴子の気持ちを利用したの、、、?
   そんなこと、しないよね、、、
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余談
 うちのおじさんが、俺も、あのメガネがほしい、という、、、
 あれかけると、カッコよくなると、、、
                         (ーー;)、(-.-)
 
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畠中 恵著 ”まんまこと”

出版社 / 著者からの内容紹介 M0333072201
「しゃばけ」シリーズがブレイク中の
気鋭・畠中恵さんの新シリーズは
『まんまこと』というタイトルです。
意味は「真実。ほんとうのこと」。
江戸は神田の古名主の玄関先に持ち込まれる騒動、
( 今でいう民事の範疇 ) を、
やや頼りない跡とり息子・麻之助とふたりの悪友
----男前でモテモテの清十郎、堅物の吉五郎
が活躍し、絵解きします。この彼らがとても魅力的なのです。
ついついお話の向こう側まで想像してしまうような強力なキャラクターたちです。
女性陣も負けてはおりません。芯が強く、可憐な眦を決し、
こうと決めたら動かない意気地のある女たちが生き生きと描かれています。
お腹の子の父は誰なのか? 万年青争いの真相は? 
----切ない恋物語も織り交ぜられ、
読者をつつみこむような畠中ワールドが存分に楽しめる一冊です。
ふうわりと温かな読後感をぜひ味わってみてください。
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しゃばけシリーズの若旦那の大ファンですが、、、、
麻之助さま~、惚れちゃいました!、、、
・・・って、やっぱり、材木屋のわたし?、、、(^^ゞ
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★★★★☆
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2009年5月23日 (土)

水木しげる著 ”がんばるなかれ” ②

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2009年5月21日 (木)

水木しげる著 ”がんばるなかれ” ①

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戦争で左腕を失った著者の言葉には、、真実のちからがあります、、、
  ・・・・・ その②につづく、、、

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2009年5月19日 (火)

原田マハ著 ”カフーを待ちわびて

内容(「BOOK」データベースより)32053728
「嫁に来ないか。」
きっかけは絵馬に書いた願い事だった。
沖縄の小さな島に住む明青のもとに
神様が花嫁をつれてきた。
やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。
第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作。
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純朴な明青と、その犬、カフー。
抜けるような青空と、澄み切った青い海。
吹き抜ける、海風、、、
極上の、ゆったりとした島時間に、、、酔いしれました、前半は。
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そこに現われた、みたこともないような美(チュ)らさん。
リゾート開発計画もからんで、
物語は、恋愛と、謎解きと、次第に複雑に、深まってゆく。
と、同時に、わたしの酔いも醒めてゆく、、、
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その幕引きは、どうにも、無理があり、
残念ながら、わたしには、いまひとつ、なじめないものでした、、、
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カフーに、★★★☆☆
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2009年4月13日 (月)

"ちょうどよい”

”お前はお前で丁度よい。Madake_4_thumb
 顔も体も名前も姓も
 お前にそれは丁度よい。
 貧も富も親も子も息子の嫁もその孫も
 それはお前に丁度よい。
 幸も不幸も喜びも悲しみさえも丁度よい。
 歩いたお前の人生は
 悪くもなければ良くもない、
 お前にとって丁度よい。
 地獄に行こうと極楽に行こうと
 行った所が丁度よい。
 自惚れる要もなく卑下する要もない。
 上もなければ下もない。
 死の日、月さえも丁度よい。”
 .                            ・・・・良寛作(とされています、)
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                   r-mark 前にもアップしたことのあるリユース記事です、
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2009年3月30日 (月)

和田 竜著 ”のぼうの城”

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内容(「BOOK」データベースより)M0347416801
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が
唯一、落とせない城があった。
武州・忍城。
周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。
城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、
泰然としている男。
智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
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「この城、敵に廻したが間違いか」
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賢なのか、愚なのか、、、でくのぼうとよばれる城代の、
その誇り高き、希代の将器が次第に明らかになってゆきます、、、
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子供のころは、夢中になって読んだ歴史小説ですが、、、
久しぶりに手にしたこの本は、
案の定、難解な人名やらが並ぶ出だしに、思わずくじけそうになりました。
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ところが、、、、
今、ここに、剛毅な武将たちが隣に居るような、生き生きとした描写で、
あっという間に、小田原の陣へと、読む者を誘い込み、
涙と笑いで虜にして、もう、読み終えるまで、朝が白々と明けるまで、
放してはくれないのでした、、、
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重厚な歴史小説をお望みの方には、やや物足りないかもしれませんが、
わたしには、近年最高、最上の一冊でした。
本の再読はめったにしないわたしですが、
手元に置いて、何度でも読みたい、一冊です。
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映画化するとか、しないとか、、、
はたして、この底知れぬ男をいったい、生身の、だれが演じるのか、、、
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★★★★★
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2009年3月15日 (日)

ターシャ・チューダーの言葉 思うとおりに歩めばいいのよ

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写真をクリックすると拡大してみることができます。
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2009年2月 2日 (月)

山本一力著 "銀しゃり”

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内容(「BOOK」データベースより)
けさも、江戸・深川に鮨職人、
新吉の研ぐ小気味いい米の音がする。
鮨職人の技やほのかな恋情を
情感豊かなタッチで綴った秀作の深川人情物語。
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ちょっと、水戸黄門のようかも知れません。
出来すぎているかも知れませんが、
さわやかで、晴れやか!、
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著者の作品の中では、
"だいこん"に続く、わたし的ヒットでした。
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鮨職人新吉の炊きあげる、
つややかな銀しゃりの香りが、、、、たまらない、です、!!!
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★★★★☆
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2009年1月20日 (火)

畠中恵著 ”ぬしさまへ”、”ねこのばば”

二冊続けて読みました。31609412_2 
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一字一句がこころに響く、この感じは、
F・サガン、山本周五郎、三浦しをん、と同じ。
やっぱり、大好き!、(^-^)
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先日読んだ、”図書館戦争”、
・・・、よくわからなかった、、、
たとえば、
 ”う~ん、、このシーン、好きな人にはたまらないだろうな、、、
  ぐっと、こころをつかまれるんだろうな、” と、
頭ではわかっても、
いまひとつ、わたしの心には届かない、31785896、、
その良さがわからないのって、つまらないし、
残念なことだけれど、、、
それは、どうすることもできない、相性、だと、思う。
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そうして、浪花節のおばさんは、なんだか、
読み終わるのが惜しくて、
大切に、たいせつに、ページを繰るのでした、、、
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★★★★☆
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2009年1月 5日 (月)

湊かなえ著 ”告白”

★★★★★ 4575236284
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これは、、、
ちょっと、信じられないくらいの驚きの一冊でした。
あらすじなどは、あえて、略します。
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一行目から、いきなり、
巧妙に仕掛けられた周到な罠に嵌まって下さい、、、
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渦巻く悪意、
殺伐とした行き場のない孤独、、、
現代社会の抱える歪を余すところなく、
この本は映し出しています、、、
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2008年11月 9日 (日)

東野圭吾著 ”白夜行”

30965313_3出版社/著者からの内容紹介
19年前の大阪の質屋殺し。

迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。
絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、

叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。
                           (解説・馳 星周)
 .

東野圭吾の本を読んでいると、
その緻密なストーリー展開と、
読者の想像をはるかに越えた、はりめぐらせた伏線、
ひとのこころの奥底の闇と葛藤、
そして、読み手をぐいぐいと引き込んでゆくその筆力に、圧倒され、
推理小説の重鎮、松本清張を彷彿とさせられます。 
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★★★★☆
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東野圭吾著 ”流星の絆”

内容紹介 41vqtpxt2bxl_2
殺された両親の仇討ちを
流星のもと誓った功一、泰輔、静奈の兄妹。
十四年後、泰輔が事件当日目撃した男に、
功一が仕掛ける復讐計画。
誤算は、静奈の恋心だった。
 .
テレビドラマ化されている、話題作。
無理なく楽しめる第一級のエンターテイメント。
ただ、余りにも、きれいにまとまりすぎていることが、
逆に賛否の分かれるところ、かもしれません、、、
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近隣の方へ、
市立図書館で借りると、この本は予約番号、2232番ですが、、、
中学校の市民図書に、、、あります、(^-^)
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★★★☆☆
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2008年10月29日 (水)

梨木香歩著”春になったら莓を摘みに”

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内容(「BOOK」データベースより)
「理解はできないが、受け容れる」
それがウェスト夫人の生き方だった。
「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、
女主人ウェスト夫人と、
さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。
ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、
時代に左右されない生き方に触れて、
「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続ける
―物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
 . .
 .
”私”が、サリー州に滞在していたときのこと、、、
 .
庭にピーナッツを撒くと、大慌てで二匹のリスがやってきて、
ものすごい勢いで芝生を掘り返し、あちらこちらにピーナッツを埋め込む。
お尻を高く挙げて無我夢中で掘り込む様子がいじらしい。そのようすを
少し離れたクッキングアップルの木の上から見ていたマグパイ(カラスの仲間)が、
すかさずやってきて、リスが埋め込んだ場所を記憶しており(当のリスよりも正確に)、
嘴でほじくり出す。次から次へと埋め込む作業に夢中になっているリスは
マグパイにすぐには気が付かない。それでもいつか気が付く。
呆然と二本足で立ちつくす。だがマグパイの方が獰猛なので、
どう抗議していいものか分からない。
マグパイもその辺のことはよく分かっているので厚かましくでる。
やはり、ここは。決心したリスはマグパイに抗議に近寄る。
マグパイはふわりと大きく飛びあがり後ずさりする。飛び去ったりはしない。
気弱なほうのリスは(個体差があり、一方は比較的気が強い)すぐにあきらめて、
おお、そうであった、大事な仕事を失念しておった、というふうに
突然気持ちを切り替え再びピーナッツ埋めに精を出す。
 .
冒頭のこのくだりを読んだだけで、
ワクワクしてくるのでした、、、
それは、なにか、大切なもの、との出会いの予感の瞬間でもあります。
 .
そして、下宿先での大家と下宿人の、三人の暮らしぶりは、、、
 .
そういうふうに日々何かしら話題があり、
食事時には誰かが何かを作り誰かがそれにプラスアルファし、誰かが皿を片づける。
―――なんてピースフルで静かで思いやりに満ちた美しい生活。
     完璧なトライアングル。
 .
―――なんて、すてきな暮し、、、うらやましすぎ、、、
 
 ..
あるとき訪れた、フレンドリーでシンプルなレイク・ディストリクトのあるホテルにて、、、
 .
四、五日逗留している人が主で、ここを拠点にして周囲をトレッキングする人、
あるいは、毎年ただここでぶらぶら過ごすというお年寄りもいた。
人を受け容れる気配にあふれた温かさ、
かといって、必要以上に好奇心をあらわにしたりしない適度の親密さ。
この絶妙の距離感が心地よい。一番好きなタイプの英国人の集まりだった。
 .
―――えい、くそ、、、英語ができたら、絶対に、泊りたいぞ、、、
 .
.
”父は「銃を持つことができなかった」”、このひとことで始まった、
ウェスト夫人の思い出話、、、、
 .
そして、日本で空港へと向かう車中、隣り合った年配の男性の昔話。
カリフォルニア生まれの彼は、戦争中、強制収容所に送られる。
預金の凍結、差別、裁判、拷問、殺害、監獄、
知人の自殺、終戦、マッカーサーの通訳、、、
その驚愕の経験談には、ただ、言葉を失うばかり、、、
 .
ある日、”私”は、パブで数人の日本人グループと、地元客とのやり取りを耳にする。
従軍慰安婦問題、被爆国、大英博物館は略奪品の倉庫、、、
 .
そういう互いの過去の所業をあげつらって
損害の大小を比較しあうような議論は本当に不毛だ。
 ・・・
「敗戦国のくせに経済大国にのし上がった」国民への嫉妬と
黄色人種への嫌悪の混ざったコンプレックスであったり、
一方では白色人種とその文化への、、、
 .
”私”は、PEI(プリンスエドワード島)へと向かう。
その車中で人種的偏見のような経験をする。
 .
モンゴメリは、世界一美しいところ、と彼女は自分の故郷を賞賛して憚らない。
エミリシリーズの中でも、
しつこいぐらいに主人公の自分の家系についての誇りと身内びいきが続く。
それからPEIへの偏愛。自分に繋がるものたちへの過度の賛美は、
第一次世界大戦時での彼女の言動を見ても明らかなように、
容易にナショナリズムに結びつく。
しかし彼女にはそう流れてもおかしくはない切羽詰まった事情があった。
 .
..
.
大騒ぎして自分を見失って、動揺したりすることは、決してなく、
さまざまな出来事を、自分なりに、すんなりと、でも、きっちりと受け止めて、、、、
並外れた知性と理性の持ち主。
地味だけど、ときどき、びっくりするほど
きらきらと輝き始める瞳を持った友達と出会えた気持ちです。
こんなすてきな出会いが、読書のたのしみのひとつです、
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★★★★☆  
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2008年10月11日 (土)

優しくなければ・・・


”タフでなければ生きてゆけないFuki1e_2_thumb
 優しくなければ生きている資格がない。”
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          レイモンド・チャンドラー、”プレイバック”より
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大好きなフィリップ・マーロウの台詞。
チャンドラーのハードボイルド小説は、
上等なお酒を楽しんでいるような
贅沢な酔いをもたらしてくれます。
彼の作品では、
”長いお別れ”と、”大いなる眠り”がお気に入り♪
                            ・・・・・・・・イラスト  野菜図鑑
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r-mark 前にもアップしたことのあるリユース記事でした、

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2008年10月 5日 (日)

畠中恵著 ”しゃばけ”

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※しゃばけ(娑婆気) 俗世間における、
  名誉や利得などの様々な欲望にとらわれる心※
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本の内容
江戸の大店の若だんな一太郎は17歳。
一粒種で両親から溺愛されているが
身体が弱くすぐ寝込んでしまう。
そんな一太郎を守るべく、
手代に身を替えた犬神・白沢、
屏風のぞきや小鬼が身の周りに控えている。
ある夜、ひとり歩きをした一太郎は
人殺しを目撃してしまう。
あやかしたちの力を借りて
下手人探しに乗り出すものの…。
心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる
愉快で不思議な人情推理帖!
第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
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もう、最高に、さいっこうに、たのしかったですッ!!!、ヽ(^o^)丿
病弱なイケメン若旦那の、淡々とした侠気にすっかり参りました!、
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『しゃばけ』に続いて、
『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』
『みぃつけた』『ちんぷんかん』『いっちばん』。
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・・・と、シリーズ化されているとのこと、、、
なんて、ラッキーなの~♪
しばらく、ちょくちょく若旦那に会いにいける、と思うと、もう、チョー、たのしみ~、(*^。^*)
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★★★★★
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2008年9月 5日 (金)

桐野夏生著 ”柔らかな頬”

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内容紹介
「現代の神隠し」と言われた謎の別荘地幼児失踪事件。姦通。
誰にも言えない罪が初めにあった。
娘の失踪は母親への罰なのか。
4年後、ガン宣告を受けた元刑事が再捜査を申し出る。
34歳、余命半年。
死ぬまでに、男の想像力は真実に到達できるか。
1999年度 直木賞受賞作
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尊敬する桐野夏生の本、しかも直木賞受賞作、ということで、
・・・、期待が大きすぎたのでしょうか、、、
読後には、なんとも重い疲労感を覚えました、、、
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★★☆☆☆
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2008年9月 3日 (水)

森絵都著 ”風に舞い上がるビニールシート”

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内容(「BOOK」データベースより)
愛しぬくことも愛されぬくこともできなかった日々を、
今日も思っている。
大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語。 
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そのどれもが、長編になりえる、粒よりの短編集。
切れ切れのわずかな時間で、楽しめる、
2006年度、直木賞受賞作品。
”永遠の出口”に続いて読み、、なんだか、このごろ、
森絵都づいているような、、、
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★★★☆☆
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2008年7月17日 (木)

三浦しをん著 ”三四郎はそれから門を出た”

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内容(「BOOK」データベースより)
それでも本から離れられない。
人気作家にして筋金入りの活字中毒者、
三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。

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最近、わたしの中で、立て続けに五つ星をつけた、
風が強く吹いている”と、
まほろ駅前多田便利軒”の著者のブックガイド、です。
前半は主に本の紹介、
知らなかった作家、本、・・・、読んでみたい作品がたくさんありました、
付箋、つけまくり、、たのしみです、(^-^)
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続く、後半のエッセイには、すっかり、笑わせていただきました~!、
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道を歩いているときも、しばしば本を読む。
本屋で買ったものを、家まで待ちきれずに道で読み始めてしまうのだ。
夢中で歩き読みするあまり、路上駐車の存在に気づかず
バンパーで脛を強打し、そのままボンネットに前のめりに倒れこむこと無数回。
脛も、通行人から投げかけられる視線も、
非常に痛い。・・・

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圧巻は、”長くつ下のピッピ”に出てくるジンジャークッキーを食べたい一心で、
著者が焼く、くだり、、、
もう、うけまくって、笑いすぎて、くるし~!!!、(>_<)
 .
だ、だれか、お願いです、m(_ _)m
しをんさんに、クッキーを焼いてあげてくださいッ!!!
・・・、って、わたしが!、とは、言わないところが、ミソ、です、、 
    だって、ゼッタイ、似たような展開が待ち受けていそう、ですもの、、、(^^ゞ
 .
そうして、サッカーの中田ファンの弟との絡みが、また、笑えます、(^o^)
なにやら、しょっちゅう、ののしりあっている家族ですが、
あるとき、引きこもり気味の弟を案じて母に言うと、
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「あんただって、無職みたいなもんだし。いいわよ、元気ならそれで」
・・・
なんでそんなに、子どもへの期待値が低く設定されてんの!
この家は、やはりダメ人間養成所なのか?

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思わず、ほろりとする、暖かさのにじむ家庭、です、、、
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漫画に限らず、好きなものが一つでもあるというのはいいことだ。
「彼のことがとっても好き」でもいいし、
「特に好きなものってなくても、部屋でボーっとしてるのが一番」でもいい。

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・・・、わたしも、、、、、わたしも、、、、そう思います、
それこそが、しあわせの鍵だ、、、と、思います、、、
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そして、ごろごろ寝っころがって、本ばかり読んでる、
しをんさん、そんなあなたが、、、わたしは、大好き、です、(^-^)v、
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★★★★☆
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道で
読み始めてしまうのだ。
夢中で歩き読みするあまり、路上駐車の存在に気づかず

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2008年7月15日 (火)

レイチェル・カーソン著 ”センス・オブ・ワンダー”

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THE SENSE OF WONDER
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”神秘さや不思議さに目を見はる感性”
     ・・・なんて素敵な言葉でしょう、、、、
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メインの森は、
雨が降るととりわけ生き生きとして
鮮やかに美しくなります。
針葉樹の葉は銀色のさやをまとい、
シダ類はまるで
熱帯ジャングルのように青々と茂り、
そのとがった一枚一枚の葉先からは
水晶のようなしずくをしたたらせます。
カラシ色やアンズ色、
深紅色などの不思議ないろどりをした
キノコのなかまが腐葉土の下から顔をだし、
地衣類や苔類は、水を含んで生き返り、
鮮やかな緑色や銀色を取りもどします。
                        以上、本文より、
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いつのまにか、しんとした深い森の奥へと誘われてゆきます。
雨にぬれてかがやくみどり、そぼ降る雨の音や、森の香りまでが、
記憶の底から呼び覚まされ、
手を伸ばせばすぐそこにあるように思えてきます。
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絵本のように、軽くて薄い、頼りなげな本ですが、、、
なんとなしに、敬遠してきた、”沈黙の春”を、
読んでみようかな、、、と思い始めた一冊でした。
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2008年6月21日 (土)

森絵都著 ”DIVE!!”

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内容紹介
高さ10mの飛び込み台から、時速60キロでダイブして、

わずか1.4秒の空中演技で勝負に、青春をかける
十代の少年達の熱い戦いのドラマ、

平凡だけど愛すべき素直な少年知季、クールで完璧主義な要一、
そして野生的な猛々しさを秘めた飛沫。
一瞬の演技を競う飛込み競技に魅了された少年たち。
クラブを守るためにやってきたアメリカ帰りの女コーチのやり方に戸惑い、
反発しながらも、
今、青春をかけた熱い戦いが始まる...
大人たちのおしつけを越えて、自分らしくあるために、飛べ!
小学館児童出版文化賞受賞作品。
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佐藤多佳子著 「一瞬の風になれ」』 
あさのあつこ著「バッテリー」と並び称される、極上の青春スポーツ小説。
マイナーなスポーツ、ダイブにスポットをあて、
読む者を引き込んでいく筆力はさすが、、、
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ただ、
明るい太陽の下、健全なスポーツ少女、では、決してなくて、
暗がりで、たったひとり本の虫となっていることの多かったわたしには、
スポーツものは、三作めにして、
次第に食傷気味になってしまったのが、ほんとうのところ、、、
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★★★☆☆4043791038_ma_2

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2008年6月 7日 (土)

米原万里著 ”嘘つきアーニャの真っ赤な真実”

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内容(「BOOK」データベースより)
大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

1960年、プラハ。
小学生のマリ(著者)は、
ソビエト学校で個性的な友だちに囲まれていた。
男の見極め方を教えてくれるギリシア人のリッツァ。
嘘つきでもみなに愛されているルーマニア人のアーニャ。
クラス1の優等生、ユーゴスラビア人のヤスミンカ。
それから三十年、激動の東欧で音信が途絶えた三人を捜し当てたマリは、
少女時代には知り得なかった真実に出会う。 . .

裕福な家庭に育ちながら、共産主義に身を投じた父。
そんな父と渡ったプラハ。
激動の冷戦時代のさなか、マリは、
多様な民族、政治、思想を、まだおさないながらも、
驚くべき理性と冷静さで、しっかりと見ていた。
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遠くはなれた、中・東欧諸国の国情が、国民感情が、
身近に感じられる一冊です。
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★★★★☆
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midoriちゃんにすすめられて、この本に続けて読んだ、
田丸公美子著 "シモネッタのデカメロン”
 .
ここに、偶然、ツアーコンダクター時代の米原万里さんが出てくるのですが、
その問答無用の女帝ぶりが笑えました~!、ヽ(^o^)丿
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2008年4月20日 (日)

婦人倶楽部付録 ”おばあさんの家事知恵袋”

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 ..
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20年くらい前の婦人雑誌の付録。
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ネットなんかない時代、
新米主婦のわたしには、とても勉強になる一冊でした。
紙質も、印刷もよくないし、古ぼけたおまけの本をいつまでも、こうして持ってる、
そのわけは、、、
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たとえば、阿部なおさんの、こんな一文。
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最近は食べるものに、なんでこんなに騒ぐかと思いますね、
食べものは、とても大切な役割を果たしています。
子どもが育ち、日々の働きの基礎になるもの。
そしてさらに身体をつくるためばかりでなく、
家族の心をひとつにし、人とのおつきあいの仲立ちをするもの。
そういう大切な暮しの根っこを考えないで、
あだ花みたいな豪華な食事、グルメとかなんとかいうものばかり追いかける。
もっと三六五日を大事にするべきだと思うのです。
大事にするとは、
”もっとものの声を聞くこと”・・・
 .
おいしいものとぜいたくなものは違いますよ、
毎日、ひとつでもいいから、味を生かしたものを作る。
喜んでもらいたいから、大事な器だって、どんどん使っちゃいます。
 . .
いまでも、ときおり、手にとっては、自分の暮らしぶりを、
考えさせれられる、耳の痛い、先人の戒めです、、、
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2008年4月 8日 (火)

三浦しをん著 ”まほろ駅前多田便利軒”

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内容(「BOOK」データベースより)
東京のはずれに位置する“まほろ市”。

この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。
今日の依頼人は何をもちこんでくるのか。
痛快無比。開巷有益。やがて切ない便利屋物語。
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著者の”風が強く吹いている”に、とても感銘をうけて、
何気なく手にとった一冊。
世間的な評価は別にして、わたしには、
さらに、こちらのほうが、面白かった、
第135回直木賞受賞作。
 .
便利屋を営む多田。
そこに舞い込んだ変人イケメン、行天と、一匹のチワワ、・・・、
 .
面白そうなテレビもないので、
ふと、読み始めたら、そのまま、朝まで、、、の、徹夜本。
町田市在住の著者、どうやら、町田市が舞台らしく、
なつかしさとともに、彼らの一風変わった友情に引き込まれてゆくのでした。
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★★★★★
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2008年2月26日 (火)

高村 薫著 ”照柿”

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前作”マークスの山”では、疾走感あふれる、
警視庁捜査一課刑事、合田雄一郎が、
灼熱に焼ける夏、照柿色の夕陽に染まりながら、崩れてゆく、、、
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熱烈な合田ファンのわたしとしては、
一緒に落ちて行くような錯覚を覚え、
ほんとうに、長く、重く、つらい、一冊でした。
 .
それでも、最後のわずか数行の、吾妻の怒声と、森の歌声・・・、
ただ、これだけに救われて、
読後、照柿色のこの本が、鈍い光を放ち始めるのでした、、、
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★★★★☆
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2007年11月 2日 (金)

三浦しをん著、”風が強く吹いている”

つづけて読んだ本が、
偶然にも二冊ともランナーの本でした。02801682
 .
あさのあつこ著 ”ランナー”
碧李(あおい)と、走(かける)、
ふたりの、神にえらばれし天才ランナーのお話。
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この本を読むまで、
マラソンと箱根駅伝の違いも知らなかったわたしですが、
二冊とも、素晴らしい本です。
 .
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三浦しをん著 ”風が強く吹いている”Photo_4
この本は、数ページを読んだだけで、
大きな感動を予感させてくれる、稀有な一冊でした。
 .
そして、その予感どおり、
この本は私を放してはくれませんでした。
家事をこなしながら、読み終えたのは、朝の三時半。
.
”怒りは、怯えと自信のなさの裏返しだ、”
というひとことは、こころに残りました。
 .
我を忘れ、時の経つのを忘れ、なにかに溺れるのは、まるで、
ランナーズハイならぬ、リーダースハイ?
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2007年10月 9日 (火)

だまされるな

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騙されるな
                 ビートたけし、作
.
人は何か一つくらい誇れるものを持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
.
夢をもて、目的をもて、やれば出来る、 
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
.
【素材提供:Night on the Planet

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2007年8月31日 (金)

二部治身 ”百の緑の中で”

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ヘンなこどもだったわたし、なりたかったのは、

考古学者か、お花屋さん。

お花屋さんのお花は、それはそれは、文句なく美しいのだけど、
足元に咲いている雑草の花たちも、また、とても、うつくしいのでした。
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春の始まりのある日、チカチカと輝く青いちいさなオオイヌノフグリ、
黄色い花びらが、しろい綿毛にかわる不思議の花、たんぽぽ、
おいしそうなさやをつけて、カールした柔らかなつるを伸ばすカラスノエンドウ、
夕陽を浴びて黄金色に輝き、秋風に吹かれて波打つ、すすきの原、
.
どれもこれも、なにもかもが、
まったく無駄なく、、完璧にうつくしく、こどものわたしを魅了するのでした、
けれども、雑草をかざる人は、いませんでした。
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.
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..
.
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ン十年前のある日、本屋でこの本を手にとったとき、
ものすごい衝撃をうけました。
.
草が、、、かざられていました、
それは、それは、堂々と、、、、のびやかに、健やかに、・・・
いいんだ、タダの花をかざっても、、、
.
一度もお目にかかったことはありませんけれど、、
それ以来、二部治身さんは、わたしの一生の先生となったのでした、、、
.
      (写真はそれぞれクリックすると拡大して見ることができます)

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2007年3月22日 (木)

ロバート・ウェストール作 "ブラッカムの爆撃機"

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第二次世界大戦を舞台にした短編など。
大好きな宮崎駿の、巻頭の漫画「タインマスへの旅」は、すばらしい導入です、
”下品で粗野で残忍で無知の固まりのブラッカム軍曹は隊でのきらわれ者だ”
”あらゆる夜間爆撃のパイロットは瞬時に反応する”
もう、いきなり、お、おもしれぇ~~~!、\(◎o◎)/!


あっという間に、引き込まれてしまいます・・・
・・・だが、物語は、意外な展開を見せます、
イギリスのウェリントン爆撃機、通称ウィンピーをめぐる、
これは、怪談話なのです。
”親父”を中心にしたこのC号機に乗るクルー達の
連帯感とその魅力は、読み終わるまで、私を寝かせてはくれないのでありました。
”日本軍の神風特攻隊の死者は四千名、
 英国軍の爆撃機のクルーの死者は公式でも五万五千名・・・
 心的障害、負傷、病気、後遺症、・・・、
 ドイツへの爆撃で英国は、十万の若者を失ったと言われています”

驚いたことに、ウィンピーも布張り・・・、
戦争の、恐ろしさ、哀しさをとつとつと物語る一冊でした。


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2007年3月14日 (水)

”やっぱり「終のすみか」は有料老人ホ-ム”

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滝上宗次郎著 ”やっぱり「終のすみか」は有料老人ホ-ム”

人生90年時代。高齢者のほぼ全員が車椅子の生活や認知症となる。
要介護期間は多くが10年以上。
家族介護が困難になった今、自らの人生を豊かに生ききる知恵がここにある。

老人医療の政策とその仕組み、問題点が
じつに、分かりやすく書かれています。
いろいろなことが、とても、勉強になった一冊です。
有料老人ホームの選び方から、
認知症(痴呆という言葉は、バカアホの意味だそうです)の方の
暴力など様々な症例の陰にひそむ孤独や不安を解き、
弱いものの目線に立ったケアがこころに響きます。
★★★

滝上宗次郎氏[タキウエソウジロウ]、
このひとの、老人ホームに将来入ろう!、・・・
老後にひとすじの光りを見つけた思いでした。(^-^)
ところが、日曜日の朝日新聞の”厚生行政を読み解く”の
「一人シンクタンクの死」と言う記事を読んで愕然としました。
滝上氏は、54歳で1月20日に、亡くなっていました。
限りない優しさと、冷静な分析力と先見性、
そのずば抜けた頭脳は、他に類する者とてなく、
まさに、ひとりシンクタンク・・・
ご冥福を心より、お祈り申し上げます・・・

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2007年3月 6日 (火)

”いっぽん桜”と、”さくら”

山本一力著”いっぽん桜”Ipponzakura_thumb

桜、萩、すいかずら、あさがお、
花に託した四つの短編が収められています。

表題作の”いっぽん桜”は、
半ば強制的に隠居を迫られたやり手の番頭が、
傷つけられた誇りを取り戻すまでの経緯が見事に描かれています。

”そこに、すいかずら”、には、
想像を絶する豪華な、三千両のひなかざりをめぐる、ひとのうつろいが・・・

”芒種のあさがお”の、亮助の台詞、
”めえったなあ・・・、運がよすぎて、ばかになりそうだぜ”
こ、こんなこと言われたら、死んじゃうかも~、(*^。^*)
・・・って、余計な心配か~、(^o^)
★★☆



 西加奈子著、”さくら”31497357_1
 愛し合う絵のように美しい両親、
 そして、まるで、スーパースターのような兄と、
 超美形の妹、さえない犬が一匹。
(映像化するとしたら、兄役には、妻夫木、
 妹役は沢尻エリカっていうイメージかな・・・、(^^ゞ)

 やがて、この一家に襲いかかる、悪夢のような事故。
 抑えた筆致で淡々と語られる犬のいる暮らしが、
 笑いと、知らず知らず涙をさそう、哀しい一冊でした・・・

★★☆

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2007年1月25日 (木)

タック川本著 ”アマゾンインディオの教え”

4883993353_1.ともすると、
いじけたり、
ひがんだりしがちなおばさんの、
こころに届く一冊でした、
                                     以下、本文より・・・・ 

 .
あなたが手に入れたいものは、何ですか?
それは、どんなことがあっても、
ほしいものですか?
 .
大きな仕事をしているからといって、
いばってはいけません。
小さな仕事をしているからといって、
引け目を感じることはありません。
 .
行き止まりだったら、
引き返せばいいのです。
 .
何かの「口実」を見つけては、息抜きすることを
避けていませんか?
 .
言葉には気をつけなさい。
一度言ってしまった言葉は、二度と取り返しがつかない。
言葉で人を傷つけることは、肉体を傷つけることと同じなのだ。
 .
弱い自分を認めることができるというのは、強い人間ということなのだよ
自分の幸せに気づいていないことが
何よりも不幸なのです。
 .
あなたがこの世に存在すること、
それだけで美しいことなのです。
 .

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2006年11月 8日 (水)

角田光代著"対岸の彼女”

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  公園ジプシーの小夜子と、元いじめられっ子の葵。
  既婚と未婚、主婦と働く女、子のいる女といない女、
  立場のちがう、そんなふたりが、上司と部下として出会い、
  織り成してゆく人間模様。
 .
  第132回直木賞受賞作品にして、少し前のベストセラー。
  彼女は、なんでも、ここの地元の方らしい。
  思わず知らず、引き込まれ、読みふけってしまいました、・・・
 .

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  同じ著者の”空中庭園”は、
  「隠し事のない」美しい家庭を夢見る主婦、、、
  普通の家庭の光と影が、絡み合う登場人物とともに、
  浮かび上がってくる・・・
  評判の本だけれど、わたしには、さっぱり、だった。
  たくさんの人がほめている本が、自分にとってそうではないと
  なんだか、ちょっと、不安になる・・・、(-.-)
  もう一冊、ゼンゼン理解できなかった本が、これ・・・
 .
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  江國香織著、”東京タワー”
  文章のきれいな、よくできた本だとは思うけれど、
  ただ、私は、まったく、感情移入できなかった。
 .
  古いのかな、おばさんだから、なのかな~?
  テレビ化までした人気の本なのにな~?
  やっぱ、浪花節なのか・・・自分?、(ーー;)
 .


020013610000   ナベショーさまオススメが、
  乙川優三郎著、"喜知次”
  つつきあっては他愛なく笑いあう無邪気な少年達が、
  やがて親の身分の違いや、世間の荒波にもまれ、
  もがき苦しみながら、大人になってゆく。
  不条理で過酷な運命をいかんともしがたく、・・・
  泣きながら読んだ一冊でした。

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2006年10月 2日 (月)

森下典子著 日日是好日(にちにちこれこうじつ)

  副題     「お茶」が教えてくれた15のしあわせ021174340000

  けして器用とはいえない著者が
  ひょんなことから、お茶を習い始める。
  たいして、興味のないまま始めたお茶だったが、
  次第にお茶の世界に染まってゆく。
  .
ある日、梅雨の雨音と、秋雨の音はちがう、と気がつく。
身の回りを見つめる目が、耳が、変わってゆく。
意味不明だった所作を、すこしずつ、ひとつずつ、覚えてゆく。
そして、難しいこの時代の中で、自信を失い、溺れそうになったとき、
そんな自分を、片手間にしていたはずのお茶が救ってくれる・・・
.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
.
わたしは、自分が高校生のとき、お菓子がでる、と聞いて
茶道部に入ったことを思い出しました。(^^ゞ
出来たばかりのクラブで、勉強だけは出来たわたしは、
先生に指名され、部長に・・・、(ーー;)
ところが、興味のないこと、必要性を感じないことは、まったく覚えることができない、
欠陥人間のわたしは、まず、袱紗のたたみ方が・・・、覚えられない。
.
先生は、固まっているわたしに、
 ”次は、いち、イチって、書くのよ、・・・・、
  ・・・あ、数字のイチじゃなくて、漢字のイチ、ね・・・・、”
.
ナンノコトハ、ありません、みなの足を引っ張るだけの部長は、
ひっそりと、退部したのでありました・・・・、(-.-)
.
・・・だって、だって・・・、それに、お菓子って、角砂糖だったんですもの・・・、(>_<)
そんなこんなで、お茶コンプレックスのわたしには、
同感できるすべり出し、
そして、そのあと、二十数年習い続けた主人公は、、
・・・、とても、まぶしい、一冊なのでした。
.

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2006年9月13日 (水)

山本一力著、”だいこん”

じつは、浪花節のわたし・・・(^^ゞ51vhm0nhj4l
山本周五郎の大ファン!、
だけど、この頃彼の本は、
図書館でも専用コーナーは
無くなっていたりして、
もう、とっても、さみしい・・・
そんな心の隙間を埋めてくれるのが
億単位の多額の借金を返済する為に
作家になったという
直木賞作家の山本一力の本。
この”だいこん”も、格別の一冊だった。
飯を炊かせたら天下一品の貧乏長屋の娘、わずか12歳のつばきが、
その抜群のカンのよさと気働きで、やがて
一膳飯屋を大繁盛させてゆく、サクセスストーリー。
おばさんのわたしさえ、
夢中にさせてしまう、つばきちゃん、
読みおえたら、もう、彼女に会えなくなってしまうと思うと
ページをめくる手が止まってしまうほどでした・・・!
ぁ~、こんな子がうちにお嫁さんにきてくれたら、もう死んでもええわ~♪
・・・かなわぬ夢と知りながら・・・遠い目・・・
さて、少し前の話ですが、30807274
朝日新聞のコラムで大ファンになってしまった、藤巻健史氏。
早速読んだ彼の本、
”外資の常識”の巻末に、メールアドレスが載っていたので、
ファンレターをメールしました、(^^ゞ、
すると、驚いたことにお返事が・・・ヽ(^o^)丿
自己紹介代わりに書いておいたこのボログも覗いて下さったようで、
なんでも、山本周五郎ファンだそうで、、
山本一力もお好き、とのこと。
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・・・・え?
ジョージ・ソロスと渡り合う、世界のカリスマディーラーが、山本周五郎?
この意外な落差に、、また、さらに彼のファンになってしまったおばさんでした、(^^ゞ
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2006年7月15日 (土)

戸井十月著、”デウス”

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”トリックのない超能力はない。
宇宙神を信奉するカルト教団「デウス・ヴェルデ」の信徒となり、
教団の中で生活を始める大学生の健一。
心配する家族や友人たちは教団を興した預言者ハルの超能力に疑問をもち…。 ”

しあわせのタネのサムヨメさんの書庫で5ッ星にランクされていた本、
カルト教団の洗脳の様子など、じつに興味深いが
それにも増して、移民のすさまじいまでの実態が目を被わんばかりで
人を寄せ付けないアマゾンの底知れぬ恐ろしさがこのカバー絵に・・・
(画像をクリックすると拡大してみることができます、)

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2006年5月24日 (水)

山本夏彦名言集 ”何用あって月世界へ”

辛口コラムニストで知られる山本夏彦の文章から集めた02340970
900あまりのひとこと集から・・・
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 私はすべて巨大なもの、えらそうなものなら疑う。
疑わしいところがなければ巨大になれる道理がないからである。
大デパート、大会社、大新聞社は図体が大きい。
よいことばかりして、あんなに大きくなれるはずがない。
総評や日教組は組織が大きい。
もっとも大きいのは世論で、これを疑うのは現代のタブーである。
だから私は疑う。
世論に従うのを当然とする俗論を読むと、私はしばしば逆上する。
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 いきり立つものと争うのは無益である。
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 欲ばって損したものを、欲張らないものは笑う資格がある。
笑って、自分の内部にある欲ばり根性を封じるのである。
それは、すんでのことで躍りでて同じことをしようとした根性である。
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 子供を五人も六人もかかえて獅子奮迅の勢いで働いている両親を、
私たちは見なくなりました。
母たちはなりふり構わず働いて、衣食に追われていましたから、皺がふえるのは
当り前で、気にもとめませんでした。
働いた甲斐があって、無事子供が成人するのを見れば満足しました。
孫の顔を見ればさらに安心して死にました。
生まれることが自然なら、死ぬこともまた自然でなければなりません。
今日ほど死ぬことがむずかしくなった時代はこれまでなかったと思います。
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 墓の前に毛せんを敷いて、老若が酒盛をしているのであった。
死んだ人の前で、まだ生きている子や孫がしめやかに酒盛しているのである。
だれの墓か知らないがこういう供養もあるのか、
こういう花見もあるのかと思ったのでおぼえている。
あの一座の声が大きくなかったのは、死んだ人と話をしていたからである。
それでいてどこか花やいでいたのは、幼な子と若い娘の声がしたからである。
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 何用あって月世界へ?・・・・・月はながめるものである
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2006年4月25日 (火)

髙村 薫著 "レディ・ジョーカー” 

グリコ森永事件を元に書かれた作品で、014766950000
上下巻、二冊の長編。
はじめに犯人グループの人となりが紹介されてゆく。
イメージができると、情がうつってしまい、
犯人たちをいつも応援してしまう、単純なわたし・・・(^^ゞ
だが、その後、登場してきた刑事は
同じ作者の、"マークスの山”に出てきた、
白いスニーカーを履いた、合田雄一郎 ・・・

・・・・・ えっ!?、彼が出てくるの~、ヽ(^o^)丿
彼の大ファンのわたしは、
どっちを応援していいのか、すっかりわからなくなってしまった・・・(アホか、(^^ゞ
それにしても、登場人物が多すぎて
物忘れのひどいおばさんには、キツかった・・・・(-"-)
・・・だれだっけか、このおじさん・・・?
株の空売りがどうしてもわからないので、
・・・なんで、持ってないものを売ることができるのか?・・・
複雑なマネーゲームが、いまひとつ、理解できない、・・・(ーー;)
・・・なので、★★★☆☆、
経済のシステムに詳しいひとなら、
きっと、たのしめる一冊だと思います、(^-^)

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2006年4月 2日 (日)

ダン・ブラウン著 "ダ・ヴィンチ・コード” 

話題の世界的ベストセラー!Img10342726174
図書館で予約したら、なんと、半年待ち!、(>_<)
・・・が、前の中学校の市民図書にあった♪

マグダラのマリア、聖杯伝説、・・・
最後の晩餐、岩窟の聖母、・・・
むか~し、昔の西洋史、美術史が入ってる、
さびついた頭の引き出しを無理に、こじ開けてみたものの、
なかのデータは、うすボンヤリとして消えかかっていて・・・ (-.-)
さらに、イエスの血統って、? ・・・ (+o+)
なので、すご~い、とは思うけど、わたしには、いまひとつ、・・・
★★★★☆、というところかな?
謎、暗号、秘密結社・・・
こういうものに、興味があるひとには、きっと最高に楽しめる一冊だと思います、(^-^)
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2005年11月11日 (金)

"NANA" 矢沢あい作

先週のある日、旦那さまと大喧嘩して、プチ家出。08856676
行き先はいつも通り、まんが喫茶。
映画化した話題のコミック、NANAを読む。
ひとめぼれを繰り返す、人なつっこい犬のような性格の奈々と、
メジャーを目指す野心的なボーカリスト、ナナの二人が織りなす
恋模様、青春群像。
読み始めるとすっかりハマッテしまい、
五時間くらい読みふけってしまったのであります、(^-^)
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2005年10月24日 (月)

藤沢周平著 "蝉しぐれ” 

いわれの無い嫌疑をかけられ、Cbjppl1c03589007
自害されられた父の遺体をのせた荷車を、暑い昼下がり、
蝉しぐれの中、まだ少年の主人公、文四郎が引いてゆく、
・・・このシーンは、まさに圧巻 (:-:)
清々しく、こころを洗われる、すばらしい一冊だった。
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この所、更年期のせいか足のしびれに悩まされていたけれど
この本を読み終えて、ふと気がつくと、
ほとんど、気にならないくらいに回復していた・・・
いろいろな病気療法があるけれど、
本はわたしには、特効薬なのかもしれない。(^-^)
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すてきな本を、みどりちゃん、教えてくれてありがとう、
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2005年8月14日 (日)

"わが娘を愛せなかった大統領へ”

パティ・デイビスが書いた 013660900000_2
"わが娘を愛せなかった大統領へ"
・・虐待されたトラウマを癒すまで・・を読んだ。
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以下、後記より
幼い頃から愛情を示さない父と
暴力を振るう母に虐待されて育つ。
中学生のときに薬物依存症になり、
成人後も長い間ドラッグ中毒だった。
南カリフォルニア大学演劇科を卒業後、
店員、ウェイトレス、売れない女優などをして
生活する一方、ロックスターなどと浮き名を流し、
男性遍歴を繰り返す。
その後、レーガン政権の政策に反対して反核運動に参加・・・後略
・・・・・・・・・・・・・・・・
元俳優の笑顔の素敵な大統領、知的なその妻、ナンシー夫人。
しあわせの見本のような家族写真の陰で、傷つき苦しむパティの話に、
これ、ひどすぎる、嘘じゃないのか・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・
しあわせを取り繕うその様子に、
人間って、わからないものだなあ・・・と、
ショックを覚えつつ・・・
でも、こうして本になって公開されて、
ナンシー夫人は大丈夫なのか?
アメリカの人たちは、この本をどう思っているんだろうか?
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