読書(た~わ)

2020年11月15日 (日)

東野圭吾著 ”希望の糸” ☆、”クスノキの番人” 


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  内容
  彼は再生を願い、彼女は未来を信じた--
  閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
  捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
  災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
  容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。




東野圭吾作品は、いまひとつと思ったのは省いて感想をアップしたものだけで、本作で15冊目!、
・・・結構読んでる、、、
わたし的には、かなり当たり外れがあるので、外れを引くと、もういいかなぁと思いつつ、、、
また、手にしてしまい、、、

加賀恭一郎の従兄弟、松宮が主人公ですが、
さすがだなぁと、著者の力量を思い知らされた一冊、

★★★★☆



東野圭吾、わたし的ベスト③ と、”クスノキの番人”は、、、






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2020年11月 2日 (月)

馳 星周著 ”少年と犬” ☆


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【第163回 直木賞受賞作】

内容(「BOOK」データベースより) 

家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―男と犬。
仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す―泥棒と犬。
壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた―夫婦と犬。
体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった―娼婦と犬。
老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた―老人と犬。
震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ―少年と犬。
犬を愛する人に贈る感涙作。
                        



この賢い犬は守り神なの?、と、思いつつ読んでいると、、、
いやちがう、もしかして、死神?

そして、そして、、、
最後は、めちゃくちゃ、泣いた、、、
涙、ぽろぽろ、ぽろぽろ、、、
こんなに泣いたの、久しぶり、、、

★★★★☆


       ・この本は、横浜市立図書館ですと、予約番号、1,100番ですが、市民図書にありました。




 

2020年10月21日 (水)

松家仁行著 ”火山のふもとで” ☆


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内容(「BOOK」データベースより)

「夏の家」では、先生がいちばんの早起きだった。物語は、1982年、およそ10年ぶりに噴火した
浅間山のふもとの山荘で始まる。「ぼく」が入所した村井設計事務所は、夏になると、
軽井沢の別荘地に事務所機能を移転するのが慣わしだった。
所長は、大戦前のアメリカでフランク・ロイド・ライトに師事し、
時代に左右されない質実でうつくしい建物を生みだしてきた寡黙な老建築家。
秋に控えた「国立現代図書館」設計コンペに向けて、所員たちの仕事は佳境を迎え、
その一方、先生の姪と「ぼく」とのひそやかな恋が、ただいちどの夏に刻まれてゆく―。
小説を読むよろこびがひとつひとつのディテールに満ちあふれた、類まれなデビュー長篇。


佐藤 尚之さんが、読み終えるのが惜しかった、とご紹介なさっていらした一冊。

建築やデザイン関係のお方なら、さぞや興味深く楽しめることでしょうけれど、
素人のおばさんをも、ひきつけてやまないこの本は、、、

読み始めて間もなく、これは、実在のモデルがいるのでは、とググってみると、
モデルは、、故・吉村順三氏とのことですが、、、存じ上げず、、、、
ただコンペの競争相手は、丹下健三氏ではと、察せられる程度ですが、それでも、そんな私でも、
先生の、使う人、住む人を大切にした建築物をぜひ見てみたくなりました、、、

物語の起伏はなだらかで、優雅で静かな贅沢な時間が淡々と流れてゆきます、、、


★★★★☆


・・・建築関係のお方には、もっともっとたくさんあるでしょうけれど、
   以下に素人のおばさんの心に残った一文を転記します、





 

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2020年10月13日 (火)

滝本哲史著 “僕は君たちに武器を配りたい!” ☆


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【内容(「BOOK」データベースより)】
  これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための
「ゲリラ戦」のすすめである。20代が生き残るための思考法。



NHKクロ現で、すごい人がいる!と、圧倒されてながら、番組を見ているうちに、
すでに、鬼籍に入られていることに、愕然、、、

さっそく図書館に予約を入れて、もうそれはそれは、たくさんのことを教わりました!、

 TOEIC の点数 も、簿記の資格も役に立たない、コモディティ化って、、、
いつのまにか、世の中はこんなことになってたんだと、呆然、、、



★★★★☆


以下に、心に残った一文を転記します、





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2020年10月 4日 (日)

帚木蓬生著 ”エンブリオ”


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  内容(「BOOK」データベースより)
  九州の小さな海岸の町。贅沢な施設と高度な医療で知られるサンビーチ病院。
  不妊夫婦に福音をもたらし患者たちに「神の手」と慕われる院長の産婦人科医、
  岸川卓也のもう一つの顔。男性の妊娠、人工子宮、胎児からの臓器移植…。
  生殖医療の無法地帯に君臨する医師の狂気の華がひらくとき。
  生命の尊厳と人間の未来を揺るがす書き下ろし長編小説。


本書の後編に当たる、インターセックス にいたく感銘を受け、
前後は逆になりましたが、遅れて手にした一冊。

ようやくつかんだ一縷の希望、そして、その裏に潜む闇、、、
期待した、”インターセックス”で得られた感銘とは、異にするものに恐れおののきました。
いったい、これは、、、
こんなことが、、、

★★★☆☆


 

 

2020年10月 1日 (木)

凪良ゆう(なぎらゆう)著 ”流浪の月” ☆


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 「内容(「BOOK」データベースより)
  あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、
  誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。
  再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、
  運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。
  新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。」


 2020
年本屋大賞 大賞受賞作 

大いなる期待を込めて読み始めたものの、
序盤で、こういうの苦手だなと思いつつも、、、本屋大賞だからと、読み進めるうちに、、、
BL
ジャンル出身の作家の未知の世界に引き込まれていきました。

がんじがらめの世間というもの、常識なるもの、普通であること、、、
垣根を越えてゆくその姿に、、、気がついたら、、、一気読み、、、

★★★★☆



本を買っているのかと、時折聞かれますが、、、




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2020年8月13日 (木)

山崎豊子著 "沈まぬ太陽”全五冊 ★

 

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2017813日 追記
123便、日航機墜落、凄惨な事故から、三十二年、、、
ご遺族の方々の其々に刻まれた艱難辛苦の三十二年、、、
・・・今年は仏教で「弔い上げ」とされる三十三回忌、、、

合掌、、、


®
 『メタローグ

  日本を代表する航空会社の凄まじいまでの腐敗。
  85年の御巣鷹山事故の衝撃を出発点に、その内実を描いたノンフィクション・ノベル。
  全5巻の大作ながらベストセラーになった。
  労組活動を「アカ」呼ばわりされ、海外の僻地勤務を命じられた主人公・恩地に、
  リストラ社会を生きる人々の共感が寄せられたのが一因だろう。
  だが、もっと重要なのは、だれもが知るあの会社をモデルに
  実在人物をも特定できる形で汚点を紡いだ「蛮勇」ではないか。
  たとえ事実と創作の混線ぶりが気になるにしても。
  「白い巨塔」の財前や「不毛地帯」の壹岐でなく、
  企業内で黙々と働く恩地が英雄という閉塞時代に、私たちはいる。』


 『内容(「BOOK」データベースより)
   広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。
  恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。
  エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、
  内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。
  人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。
  人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。 


 


「大地の子」と並んで、著者のその類まれな才能に、圧倒されました。
事実を小説として再構築した作品とされていますが、
この航空機会社の恐るべき実態に、戦慄を覚えました。
読後、しばらく、本を手に、茫然自失、、、

そして、今、、、
最終赤字990億円、深刻な業績不振に陥る、日航。
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便で、失われた520人もの命は、、、はたして、、、いったい、、、

★★★★★



                        ® 2009
10月にアップしたリユース記事です。



2013
101日 追記
信念を守る、不屈の強い意気。
気骨ある作家、山崎豊子さんのご冥福をこころよりお祈り申し上げます。









 

2020年8月 2日 (日)

田辺聖子著 ”姥ざかり”


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「内容 (1981年出版)
 忙しくも楽しい老境の日々。こんなお婆さんにわたしもなりたい。歌子さん76歳、毎日が花ざかり。
 京マチ子主演でテレビドラマ化もされた、著者の大人気シリーズ。

 娘ざかり、女ざかりを過ぎてもオンナには、輝く季節が待っている――
 何故シルバーシートは片隅にしかないのか、年寄りらしく生きよ、気がねをせよとは何ごとぞ、
 わび、さび、枯淡の境地などマッピラゴメン、若いもんに煙たがられようとも言いたい放題、
 やりたい放題、姥よ、今こそ遠慮なく生きよう!
 胸をはり、誰はばかることなく己が道を行く76歳歌子サンの姥ざかり。」



大好きなお聖さんの老後の本は、やっぱり、めちゃくちゃ破天荒。
ひゃぁ!、これ、ありですか~?、いいンですか~?、
うれしく楽しく、面白く読ませて頂き、知恵と勇気とあきらめと、
いろいろいろいろ、たっくさんのことを教わりましたが、
著者の若いころの本のように、まるっきり大大大好きとまでは、いかなかったのですが、、、

以下に、キレッキレの一文を転記します、、、







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2020年6月11日 (木)

ヨシタケシンスケ作 ”ころべばいいのに” ☆








2020年5月15日 (金)

帚木 蓬生著 ”安楽病棟 ” ☆


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『内容紹介
 深夜、引き出しに排尿する男性、お地蔵さんの帽子と前垂れを縫い続ける女性、
 気をつけの姿勢で寝る元近衛兵の男性、 
 異食症で五百円硬貨がお腹に入ったままの女性、自分を23歳の独身だと思い込む女性……
 様々な症状の老人が暮らす痴呆病棟で起きた、相次ぐ患者の急死。
 理想の介護を実践する新任看護婦が気づいた衝撃の実験とは?
 終末期医療の現状と問題点を鮮やかに描くミステリー!


認知症の母は、我の行く道を身を持って教えてくれました、、、
老後の世界は、百人いれば、百通り、、、
未知なる、驚愕のさまざまな世界を、介護の現場を、垣間見せてくれる貴重な一冊、、、

★★★★☆


「あなたたちのうちのおそらく三分の一の、将来の姿です」
以下に、心に残った一文を転記します、、、







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