読書(た~わ)

2021年10月17日 (日)

橘 英明著 ”復活 ― それは蘇ること”


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紹介
苦悩することは報われること、この上なき存在を突如失った時、貴方ならどうするか。
不慮の航空機事故により、一瞬にして、最愛の許嫁を失った青年の精神的苦悩と
その立ち直りに至るまでの魂の彷徨を欧州と京都を舞台に描く。感動と共感、究極のLove Story。


知人が本を出版しました。
出だしの抜群のつかみに一気に引き込まれ、あっという間に読了。

歴史、音楽、美術などに造詣の深いお方でしたが、加えて、
世界各地を巡られた経験が存分に盛り込まれていて、
コロナでステイホームを強いられ、
息詰まるような毎日に陽の光が差し込んだかのようでした、、、

文中、主人公の大介が飛行機を操縦するシーンがあるのですが、
それが、あまりにもリアルで臨場感にあふれているので、聞いてみたところ、
なんと、飛行機のライセンスをお持ちでいらっしゃるとのこと、、、
もう、びっくり仰天でした、、、

ご本人には、何十年もの長いことお目にかかっておりませんが、御本を読みふけりながら、
芸術を心から愛し、楽しんでいらした橘氏をなつかしく想い出しました、、、

すてきな時間をありがとうございます、、、






 

2021年10月12日 (火)

町田その子著 ”52ヘルツのクジラたち” ☆

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内容
52ヘルツのクジラとは―他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。
たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届けられない。
そのため、世界で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる―。

 

2021年、本屋大賞受賞!
本屋大賞第一位受賞作でも、大絶賛の嵐でも、、、私の心には響かない本がある、、、
けれども、この本は、、、素晴らしかった、、、
いろいろなことを、教えてくれた、、、
良かれと思って、一生懸命に守り、大切に育てた娘がやがて、、、

★★★★☆

以下に心に残った一文を転記します、






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2021年9月16日 (木)

砥上 裕將著 ”線は、僕を描く” ☆


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内容
2020年本屋大賞第3位!、
小説の向こうに絵が見える! 、美しさに涙あふれる読書体験

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、

アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。
なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。
それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。


ほぼ無縁な水墨画の世界にぐいぐいと引き込まれていく、、、
エンディングに近づくにつれて、ややペースダウンしたものの、、、

だがしかし、クラシックに無知なわたしを夢中にさせた ”蜜蜂と遠雷” のように、
この水墨画の筆遣いたるものは、どんなものなのか、ぜひに見てみたい、、、
ここまで、絵心のある著者は、いったいどんなお方なのか、、と、調べてみると、、、

 ・とがみ ひろまさ
  小説家、水墨画家

やっぱり、、、で、なければ、これは到底書けない、、、

そのタッチは、、、





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2021年9月 5日 (日)

立花 隆著 ”宇宙からの帰還 “ ☆


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内容
宇宙とは、地球とは、神とは、人間とはなにか。
―宇宙飛行士の衝撃に満ちた内的体験を徹底した取材と卓越したインタビューによって鮮やかに描き、
知的興奮と劇的感動をよぶ壮大な精神のドラマ。


NHKで、立花隆氏の追悼番組を拝見して、一気に虜になったおばさん、、、
知の巨人がとてつもないエネルギーと情熱を込めた一冊。

おばさんには、さっぱりわからないところが多々あったものの、
そんなことはものともせず、おばさんは漆黒の宇宙へといざなわれて、、、

★★★★☆

エリート中のエリートたちの言葉を、本文よりほんの一部、以下に転記します、

 

 

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2021年8月29日 (日)

夏川草介著 ”神様のカルテ0(ゼロ)” ”新章 神様のカルテ” ★


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神様のカルテ0 【内容】
人は、神様が書いたカルテをそれぞれ持っている。それを書き換えることは、人間にはできない―。
信州松本平にある本庄病院は、なぜ「二十四時間、三百六十五日対応」の看板を掲げるように
なったのか?(「彼岸過ぎまで」)。夏目漱石を敬愛し、悲しむことの苦手な内科医・栗原一止の
学生時代(「有明」)と研修医時代(「神様のカルテ」)、その妻となる榛名の常念岳山行
(「冬山記」)を描いた、「神様のカルテ」シリーズ初の短編集。
二度の映画化と二度の本屋大賞ノミネートを経て、物語は原点へ。
日本中を温かい心にする大ベストセラー


新章 神様のカルテ 【内容】
栗原一止は、信州松本に住む実直にして生真面目な内科医である。「二十四時間、三百六十五日対応」
の本庄病院を離れ、最先端の医療を行う信濃大学病院に移り早二年。
患者六百人に医者千人が対応する大学病院という世界に戸惑いながらも、
敬愛する漱石先生の“真面目とはね、真剣勝負という意味だよ”という言葉を胸に、
毎日を乗り切ってきた。だが、自らを頼る二十九歳の女性膵癌患者への治療法をめぐり、
局内の実権を握る准教授と衝突してしまう。
330万部のベストセラー、大学病院編スタート!特別編「Birthday」も同時収録。

 

このシリーズを読み終えるのがもったいなくて、先延ばしにしてきました、、、
現役の医師でもある著者の深い洞察と知識、迷いながらも真摯に患者と向き合う姿勢、、、


コロナ渦にあって、日本の政治の貧困さ、医療が抱える様々な問題点、、、
常に笑顔と涙、そして、勇気をくれたこのシリーズに感謝、

★★★★★


以下に心に残った一文を感動のままに長々と記します、







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2021年8月15日 (日)

横山秀夫著 ”クライマーズ・ハイ” ★


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商品説明
昭和60年8月12日、御巣鷹山で未曾有の航空機事故が発生した。その日、衝立岩への登攀を
予定していた地元紙・北関東新聞の遊軍記者、悠木和雅は全権デスクに指名される。
はたして墜落地点は群馬か、長野か。山に向かった記者からの第一報は朝刊に間に合うのか。
ギリギリの状況の中で次々と判断を迫られる悠木。
一方で、共に衝立岩に登る予定だった同僚の安西耿一郎はその頃、倒れて病院に搬送されていた。
新聞社という組織の相克、同僚の謎めいた言葉、さらに親子の葛藤、そして報道とは何なのか、
新聞は命の意味を問えるのかという自問自答――。
あらゆる場面で己を試され篩に掛けられる、著者渾身の傑作長編。

著者・横山秀夫がこの当時、地元群馬の上毛新聞の記者であったことはよく知られている。
事故の模様を、おそらくもっとも深く知り、受け止めたジャーナリストであったろう。
事故から十七年後、主人公「北関東新聞」の「日航全権デスク」悠木に託し渾身込めて作品化した。
それだけでもう秀作であることは保証されたようなものであるが、
それを超えて、一人の作家がその生涯において残しうる最良の作品、
いわば〝この一冊〟であろうと思われるほどの出来映えである。
(後藤正治「解説」より)





「123便がレーダーから消えた」
あるジャーナリストのその想像を絶する驚愕の日々、、、
万感胸に迫る、著者渾身の一冊、、、

合掌、、、

★★★★★




以下に本文より、一部転記します、、、


                          

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2021年8月 3日 (火)

中野信子著 ”ペルソナ―脳に潜む闇” ☆


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【発売1ヵ月で10万部突破!】

出版社内容情報
人間の不可解さを知りたいと思ったとき、私は「脳」研究を一生の仕事にすることに決めた
――人気脳科学者が初めて明かす特異な半生。

親との葛藤、少女時代の孤独、男社会の壁…
人間の本質を優しく見つめ続ける脳科学者が、激しく綴った思考の遍歴。



大好きな中野信子さんが綴った自伝的半生。
オードリー・タン氏の本 を読んだときと同じく、
図抜けた知性、才能の持ち主が抱く孤独と葛藤、、、
常人には預かり知れぬ世界を垣間見ることができました。

サナギのこと、メンサのこと、巡り合えた稀有なパートナーのことなど、
以下に、心に残った一文を感動のままに、長々と転記します、





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2021年7月18日 (日)

ちゃんへん著 ”ぼくは挑戦人” ☆


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内容
在日コリアンが集住する京都ウトロ地区出身。
根強い民族差別を背景に、小学校時代は苛烈ないじめに遭う。
中学2年の時にジャグリングに出会い、各種大会で優勝。ビートたけし氏からの助言を受け、翌日大学に退学届を提出し、プロパフォーマーとして海外で活躍。これまで82の国と地域で舞台を踏んだ。
現在は大阪を中心とした学校での講演活動が話題を呼んでいる。

本書は、これまでのいじめ体験、そして自らのアイデンティティに悩むも、
世界での様々な出会いによって答えを見出した著者が、半生を振り返る一冊。
構成はノンフィクションライターの木村元彦氏。




わたしのキライなもの、、、
それは、嘘つき、卑怯者、弱いものいじめ、そして、レイシスト

新聞の書評で読んだ、著者のお母上が、
学校に乗り込んで切った啖呵のカッコよさにしびれて、手にした一冊。
在日と蔑まれながらも、やがて世界へと飛び出してゆく、ちゃんへんさんの体験記は、
最後までわたしを、しびれさせてくれました!


★★★★☆


お母上の啖呵、スラム街、マイケルジャクソン、、、、
以下に本文より一部を転記します、







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2021年7月 8日 (木)

ミシェル・オバマ著 ”マイ・ストーリー” ☆


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内容
アメリカ合衆国の元ファーストレディの回顧録としては異例の爆発的な売れ行きで、
世界中で社会現象となっている本書「マイ・ストーリー」(原題:BECOMING)。

知性にあふれ、モードからカジュアルな洋服までおしゃれに着こなすオバマ大統領夫人
――こういったイメージを抱いていた人は、この本を読んで驚くでしょう。

シカゴの貧しい街で育った少女時代。
常に努力を続けて入学したプリンストン大学で
学生のほとんどが白人男性であることに打ちのめされたこと。
辛い思いをした流産や不妊治療。
共働きで子育てをする中で、なぜ自分ばかりが仕事を犠牲にしなくてはいけないのかと
イライラし続けたこと。
バラクの夢を支えるために、大嫌いだった政治の世界に入り、身を削って選挙のサポートをしたこと。
そして何もかもが特殊なホワイトハウスで、二人の娘を“普通に”育てようと必死で努力したこと。
大統領夫人として政治に口出しすることは控えたけれど、子どもたちの食生活に
もっと野菜が増えるよう企業に働きかけるなど、自分の立場をフル活用して夢を実現したこと。
私たちと変わらない悩み多き生活を送る1人の女性の飾らない日常がいきいきと描かれています。

自分の思い通りにならない状況でも、冷静に相手を観察して、一番いい道を選び取っていく。
誰かのせいにはせず、自分で考え続け、成長し続ける姿から、
刺激とヒントを得られるミシェル・オバマの物語をぜひ体感してください。




オバマご夫妻の大ファンの私が手にした一冊。
物静かでゆったりとしたオバマ前大統領、
動のエネルギッシュな愛にあふれたミシェル夫人、
迷いながら、苦しみながら、お二人が歩んだ険しい道のり、、、

さらにさらに、ミシェル夫人のことが大好きになりました、

以下に、心に残った一文を感動のままに長々と転記します、





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2021年6月18日 (金)

もちぎ著 ”ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。” ☆


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内容
「あたいらは、自由に生きようね」

ゲイ(同性愛)×DV(家庭内暴力)×風俗…
色々な事情があり特殊な業界<ゲイ風俗>へ飛び込んだ「もちぎ」、
様々な人たちとの出会いと別れを繰り返すなかで学んだ経験を詰め込んだ一冊。

SNSに投稿した漫画「母ちゃん、ゲイに生まれてごめんなさい」が話題となり、
現在Twitterフォロワー41万人以上&pixivコミック月刊総合ランキング1位獲得!!
衝撃の本作が描き下ろし漫画を加え、ついに書籍化。

ウリセン? LGBT? セクシュアリテ?
聞き慣れず複雑そうな言葉が多く並んでいるけれど…
どれも他人事ではなく“自分事”になり得る話ばかり!?
―だから共感の声、続々!



とんでもない毒親に育てられ、容姿には恵まれず、ゲイで、、、
この人、メチャクチャ苦労してる、、、

だけど、図抜けた地頭の良さの持ち主で、
自分が舐めてきた辛酸を、土台に、武器に、
飄々と淡々と生きてる。

とても人に恵まれてるけど、それは、彼自身が、
スマートな知性と抜群のユーモアのセンス、あったかいハートの持ち主だから、、、
もちぎさん、大好きだよ💛

コロナ渦にあって、ギスギスした空気を払いのけて、人生の道しるべとなってくれる本。
ケリーちゃん、素敵な本をご紹介くださり、ほんとうにありがとうございます、


★★★★☆
・・・この本は図書館で借りました。



以下に本文より、一部転記します、



 

 

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  • あさの あつこ: バッテリー
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 小川洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
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  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
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  • R・B・パーカー: スペンサー
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