読書(た~わ)

2019年11月12日 (火)

柚月裕子著 ”最後の証人 ”・”検事の本懐”



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 『内容(「BOOK」データベースより)
  検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。
  ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。
  現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。
  それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。
  佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。
  やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり…。』


≪帯には柚木自身が尊敬する横山秀夫の推薦文も掲載された。
 横山秀夫はめったに推薦文をよせないということで知られていたため、
 掲載が決定した時はとても信じられず、「本当ですか?」と何度も編集者に確認したという
 [発行部数は13万部を超えた]≫
 ≪≫内出典:wiki


すっかり大ファンになった、柚月裕子の著作でしたが、、、
人称代名詞の叙述トリックが、、、わたしには、いまひとつでした、、、


★★★


もう一冊、「検事の本懐」は、、、







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2019年9月25日 (水)

帚木 蓬生著 ”インターセックス” ★




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  『内容(「BOOK」データベースより)
  「神の手」と評判の若き院長、岸川に請われてサンビーチ病院に転勤した秋野翔子。
  そこでは性同一障害者への性転換手術や、性染色体の異常で性器が男でも女でもない、
  “インターセックス”と呼ばれる人たちへの治療が行われていた。
  「人は男女である前に人間だ」と主張し、
  患者のために奔走する翔子。やがて彼女は岸川の周辺に奇妙な変死が続くことに気づき・・・。
  命の尊厳を問う、医学サスペンス。』



「インターセックスの新生児は1500人に一人」
「毎年1000人弱は生まれていることになる」
男女の性以外の性が存在し、異常な性として隠蔽され、
本人もその家族も絶望的な暮らしを強いられている現実、、、

男女差による投薬の量のことなど、医療の現場にいる著者ならではの知識も豊富で、
物語としても、第一級のサスペンス、

人知れず深い絶望の底で、
もがき苦しんでいる人々がこんなにもたくさんいらっしゃることに、強い衝撃を受けました。
少しでも、ひとりでも、一歩でも、、、
人々の理解が得られることを切に願います、、、

★★★★★












2019年9月 1日 (日)

宮部みゆき著 ”この世の春”





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 『内容紹介
  小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。
  そこまでやるか、ミヤベ魔術! それは亡者たちの声?、それとも心の扉が軋む音?
  正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。
  目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は恐怖の果てにひとりの少年をつくった。
  悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。
  21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!』





壮大なエンタメの触れこみに、ワクワクと手にして、ひきこまれて上下巻を読み終えました、が、、、
・・・読み終えて、正直、わたしは、、、おススメできないかも、、、

★★☆☆☆


著者の作品でダントツおすすめの一冊は、こちら、、、 













2019年8月12日 (月)

柚月裕子著 ”孤狼の血” ☆



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 『内容(「BOOK」データベースより)
  昭和六十三年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される

  刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。
  飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、
  日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。

  やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。
  衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが…。
  正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく―。



久々の徹夜本、 ”盤上の向日葵” が、とにかく面白かったので、

図書館で借りて読み、圧倒的な、正統派ハードボイルドに酔いしれました、、、
これを書いたのは、、、著者は、、、なんと女性!、


先日発表された直木賞の候補、著者もノミネートされていますが、6人全員が、なんと、女性!、











2019年8月 1日 (木)

東山彰良著 ”夜汐”




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 『内容紹介
  おれの命は、おまえのもんだ。
  文久三年。やくざ者の蓮八は、苦界に沈んだ幼馴染み・八穂を救うため、やくざの賭場から大金をせしめた。
  報復として蓮八に差し向けられたのは、凄腕の殺し屋・夜汐。
  京で新選組の一員となり、身を隠すことにした蓮八だが、ある日八穂からの文を受け取る。
  帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、新選組から脱走することを決意。
  土方や沖田からも追われながら、八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
  だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、命を狙っているはずの夜汐だった――。
  逃れられぬ運命の中でもがく人々、もつれ合う“志”。』



時代は尊皇攘夷、新撰組の沖田総司をも描きながらの、切ないロードムービー、
★★★☆☆


著者の作品では、
作家の北方謙三に「20年に1回という素晴らしい作品」と言わしめた、
直木賞受賞作、“流” が、ダントツにおすすめです!、









2019年7月20日 (土)

知念実希人著 ”ひとつむぎの手” ☆




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 『内容(「BOOK」データベースより)
  大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を
  指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば……。
  さらに、赤石を告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。
  岐路に立つ外科医に課せられたミッション。医師として、人として、一番大切なものは何か。
  医療ミステリーの旗手、知念実希人(ちねんみきと)が挑む、スリリングなヒューマンドラマ!』

  2019年度本屋大賞第八位受賞、




大学の医局の現場が現状が、、、ひしひしと読む者の胸を打ちます、、、
まさに、まさに、医療小説の王道です!、

著者の、2018年本屋大賞第八位、”崩れる脳を抱きしめて“は、わたし的には、いまひとつでしたが、
これは、面白かった!、

・・・ちなみに、著者のお名前、”知念実希人” が読めなかったのですが、”ちねんみきと”、だそうです、、、

★★★★☆










2019年7月15日 (月)

大沢 在昌 著 ”新宿鮫” ☆




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 『内容(「BOOK」データベースより)
  ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、
  警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を
  執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!絶体絶命の危機を救うのは…。
  超人気シリーズの輝ける第一作!



文句なし、第一級のエンターテインメント、
血なまぐさい本が苦手で、警察、ヤクザ、マフィア物は、敬遠してきましたが、
初老のおばさんは、最近、新たな楽しみを得て、夢中になっております、、、

新宿鮫が、シリーズ化していることは、知っていたので、
”砂の狩人”のような結末にはならないと、その点、安心して読むことが出来ました、、、
次、行きま~す♪、次!、

★★★★☆












2019年6月11日 (火)

田辺聖子著 乃里子三部作 ★



 

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    ① “言い寄る”
  内容(「BOOK」データベースより)
  
乃里子、31歳。フリーのデザイナー、画家。自由な一人暮らし。
  
金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野など、いい男たちに言い寄られ、恋も仕事も楽しんでいる。
  
しかし、痛いくらい愛してる五郎にだけは、どうしても言い寄れない…。
  
乃里子フリークが続出した、田辺恋愛小説の最高傑作。

昭和49年刊行。半世紀もの時を隔てていても、
たった今、本を開くと、お聖さんの瑞々しい感性がキラキラと輝きを放ち始めます。

「男には2種類ある。言い寄れる男と、そうでない男である」
大好きな、浪速のサガン、お聖さんの乃里子三部作、第一弾。
そして、、、






 

 

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2019年4月26日 (金)

古市憲寿著 ”平成くん、さようなら ”




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 『内容(「BOOK」データベースより)
  平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、
  現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。
  だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
  愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、
  死ぬことの意味を問い直していく。なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。
  そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは―。
  『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで
  若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!



ときおり、テレビでお見かけするだけで、炎上の常連とも知らずに読んだ著者の本、、、
モデルのような、殺人犯のような容貌というくだりに、妙に納得。
・・・この本が芥川賞の候補ということには、、、違和感を感じましたが、、、

ブランド名の羅列に、そのほぼ99%が分からない、わたしは、、、
それでも、平成という時代の写し絵のような、見知らぬ世界を垣間見せてくれた、
この自伝的にも思えるお話を書いた著者に、、、とても好感を覚えました。












2019年4月20日 (土)

平野 啓一郎著 ”ある男”



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  ★2019年本屋大賞第五位入賞!☀

 『内容(「BOOK」データベースより)
  彼女の夫は「大祐」ではなかった。夫であったはずの男は、まったく違う人物であった…。
  平成の終わりに世に問う、衝撃の長編小説。



たくさんの登場人物が絡みあう複雑なストーリーに、
途中で迷子になってしまった、けれども、、、
最後は、、、涙が止まりませんでした、、、
面白かった、、、

「マチネの終わりに」、読んでみようっと、、、(^-^)


以下に心に残った一文を転記します、↙









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