上野毛散策② 五島美術館へ、、、
五島美術館に伺ったのは、これで4回目でしょうか、、、
その度、真っ先に、こちら様にお目通りを、、、
仏師運慶の作と伝わる、重要文化財指定、ヒノキの寄木造「愛染明王坐像」
この迫力に、一瞬で心を奪われ、しばし釘付けになってしまいます、、、
(左右からも拝することが出来る展示です)
『愛染明王とは密教の神で、愛欲などの迷いがそのまま悟りにつながることを示す。
外見は忿怒の形をとるが、内面は愛をもって衆生を解脱に導くとされる。』
茶道具取合わせ展が開催中です(2/16まで)
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私は、お茶とは全く無縁の無粋な人間で、茶道具はまったくわかりませんが、
静かな空間に身を置いて、茶道具を眺めているだけで、心が洗われてゆく思いです、、、
・古備前平鉢 昔から土の匂いがするような陶器、備前焼は格別好きです、、、
・鼠志野鉢 野の花ような絵柄、ホッとします、、、
・絵唐津四方筒向付 釉薬をかけた時の指跡が散見されます。
今から約四百年前、桃山時代の名もなき陶工の指のあと、、、
思わず知らず、17世紀のその工房にワープしてしまうのです、
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多摩川が武蔵野台地を侵食してできた「崖」の上に位置しており、
自然に近い状態で見られる数少ないという美術館の庭園は、、、、、、
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