経済・政治・国際

2024年7月13日 (土)

都知事選のポスターに思うこと、、、

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NHKは、政権に厳しい質問を重ねた、優秀なキャスターを降板させたり、
ほんの少し政権に批判的なことを口にしたら、地方に飛ばしたり、
無駄な経費の使い方など、もちろん、いろいろ問題はあるものの、
お金のかかった見ごたえのある大河や朝ドラの他、
ドキュメンタリーなど、第一級の出来栄えでいつも教わることが多々あります。

そんなNHK大好きのおばさんは、
”NHKをぶっ壊す” 立花氏を、胡散臭く思っておりました。


都民ではありませんが、都知事選を興味深くウォッチしているなかで、
ポスターと政見放送のことが気になりました。
これは、もう、民主主義の崩壊の兆しではと、、、

そんな渦中の立花氏の話も聴いてみたいと、覗いてみた動画で、
驚くべき話を耳にしました、

それは、、、



 

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2024年5月 1日 (水)

すごいな、、、と思った詩と、、、

 

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万有引力とは
ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である

20億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

   ____「二十億光年の孤独」から抜粋


私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの
世間知らずの子供
その三つ児の魂は
人を傷つけたことにも気づかぬほど無邪気なまま
百へと向かう

詩は
滑稽だ

   ____「世間知らず」から抜粋


 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

朝日新聞4/30、つながるより、
谷川俊太郎さんのインタビュー記事より




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以下に同じく朝日新聞より、
”多事奏論 アベノミクスの呪縛「錬金術」断ち切れるのか”より、
一部を転記します、





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2024年2月14日 (水)

モーニング食べ歩き① 朝マック + 上川大臣のこと、、、


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マクドナルドのマフィンって食べたことがなかったので、
初・朝マック、

うちから歩いて25分、
朝マックは、10:30 までなので、ぎりぎりで、ブランチ、
ソーセージエッグマフィン + ハッシュポテト + カフェラテ、¥500、

モーニングって、雰囲気ちがうし、安くって、なんかたのしぃ、
近所のモーニングを食べ歩いてみようと楽しみがひとつ増えました、


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麻生元総理と上川大臣のやりとりについて、
いろいろなご意見がありますが、
わたしの思いは、、、

 

 

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2023年9月15日 (金)

朝日新聞 豊かでない日本を生きる智慧 1995年のニューヨークと2022年の東京 寄稿・青山文平


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・日本の食料自給率は、カロリーベースで38パーセント、

・エネルギー自給率はたった11.8%、

・普通国債残高は、累増の一途をたどり、2023年度末には1,068兆円に上ると見込まれています。
 また、財政の持続可能性を見る上では、税収を生み出す元となる国の経済規模(GDP)に対して、
 総額でどのぐらいの借金をしているかが重要です。
 日本の債務残高はGDPの2倍を超えており、主要先進国の中で最も高い水準にあります。
 出典

・国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」について、
 財務省は今年度(2022年度)は47.5%となる見込みだと発表しました。
 過去最大だった昨年度をやや下回ったものの、国民所得の半分近くを占めています。
 出典


この国の在りように、暗澹たる思いですが、、、
昨年末のこの投稿に力づけられる思いです、それは、、、




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2022年12月21日 朝日新聞
寄稿・青山文平(小説家
)

私が初めてニューヨークの地に立ったのは1995年の冬でした。
いまとなっては信じがたいのですが、当時のアメリカ経済は最悪で、
一人当たりGDPは日本の65%。
1ドルはなんと80円を割る超円高。街は荒れ、私もティファニーの真ん前で、
悪名高いボトルマンに剃刀をちらつかされてゆすられました。
セントラルパークは、観光客が足を踏み入れる場所ではなかったし、
1丁目と8丁目は絶対に行ってはダメと言う意味で“いちかばちか”などと言われた。
折からの大寒波で、街は凍てついたようで、ダコタハウスの前に立った時は、
ジョン・レノンはなんでこんなところで逝かなければならなかったんだろうと感じたものでした。


それから、27年。日米の経済力は完全に逆転し、最新のレートで計れば一人当たりGDP
アメリカのわずか半分。為替は 一時は1ドル150円を超え、今も予断を許さない状況が続いています。

こうした数字だけを見れば、2022年のニューヨークになったっておかしくはありません。
でも、銀座和光の前で恐喝に会う事はまずないだろうし、日比谷公園でくつろぐことだってできる。
相変わらず、東京に足を踏み入れてはいけない街区などありません。円安による物価高とは言え、
まだ治安の悪化を招くほどには追い詰められていないからとも言えるのでしょうが、江戸時代の
中後期を舞台にした小説を書いている私は、そこに日本人の文化が現れているような気もしています。


中期よりあとの江戸は、地方から出てきた流動民が人口の多くを占める百万都市でした。
自給自足ならば、食うことだけはできたであろう百姓が、カネで暮らす世の中になって、
借財がかさみ、田畑を離れざるをえなくなっていったのです。
当然、江戸での暮らしも楽であろうはずがなく、
張り巡らされた運河に水死体を目にするのは珍しくなかったようです。
食うや食わずで、明日は大川に身を投げているかもしれない連中が、土間を入れても四畳の裏店に
身を寄せあって、今日はへらへらと笑っている。そんないつ弾けても不思議はない社会だったのです。

けれど、江戸二百六十余年の時の重なりの中で、実際に打ちこわしが起きたのは、
幕末の混乱期と享保や、天明の大飢饉の時くらいしかありません。
それも、極めて秩序だって行われて抑制が働いていたようです。
これは江戸だけのことではなく、中期以降は各地で百姓一揆が多発するのですが、
一揆勢が手にする得物は鍬や鉈などの農具で、刀剣の類は持とうとしなかった。
あくまで百姓としてやむなく立ち上がったことを、武器でも示そうとしたのです。

 

負荷がかかっても我慢が利いて、あるいは、するりと逃す術を身に付けていて、簡単には弾けない…
それは日本人の文化と言って良いだろうし、そしてその文化は、
これからますます大事にしなければならなくなる気がします。
2022年は、長い日本経済の停滞が、もはや停滞などではなく、常態であることを、
いやが上にも突きつけられた年でした。豊かな日本を取り戻すのは至難でしょう。
でも、私たちには、豊かではない日本を生きる智慧だってある事は、覚えておきたいと思います。

出典


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「妻をめとらば」という著者の御本を読んだことが有りましたが、
いたく心を動かされた私は、こちらの本を読んでみましたが、
これが、また、感涙もので、、、それが、この本です、、、








 

2022年12月30日 (金)

”広島出身 首相に意見しちゃる”

 

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朝日新聞 12/29 オピニオン欄よりこのお方の投稿に、思わず涙しました、、、


「広島出身 首相に意見しちゃる」  無職 花岡 賢 (埼玉県 70)

岸田文雄くん、広島出身の先輩として意見しちゃるけぇ、まあ聞きんさい。
1年前は元首相の安倍晋三さんと違うて、
平和路線で行ってくれると期待しとったのに、がっかりしとるよ。
防衛費を増やすための増税に賛成する人が何人おるか、広島で聞いてみんさい。
毎年86815分には黙祷してきたじゃないか。軍縮への期待があったのに残念じゃ。

防衛費の国内総生(GD)2%は米国が望んでいたことらしいのう。
日本の防衛費は世界第9位で2%にすると一気に米国、中国に次ぐ第3位になるそうじゃ。
これほどの防衛費がほんまに必要か。
「国民生活を守るため、将来のため、今は増額は無理じゃ」と
大統領のバイデンさんを説得してみんしゃい。

武器を買う金があるんなら、、、

 

 

 

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2022年11月 1日 (火)

ソウルの雑踏事故に思うこと、、、


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ソウルの雑踏事故の惨事のニュースを目にしたとき、
死者数が、一けた間違ってる、、、と思いました、、、
まさか、、、なぜ、、、こんなにたくさんの方々が、、、

おばさんは、茫然としながら、、、

 

 

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2022年7月15日 (金)

”異次元緩和の出口問題 日銀も政権も逃れられない”


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2022年713日 朝日新聞(多事奏論)
”異次元緩和の出口問題 日銀も政権も逃れられない 原真人さん”、より一部を転記します。

 参院選で大きな争点にすべきだったのは、
9年あまり惰性で続けている日本銀行の異次元緩和を今後も継続することの是非だ。
値上げラッシュにこれだけ悲鳴があがっているというのに、
「物価を上げること」を至上目的とする超金融緩和がいまだに続けられているのは
なんとも異様である。

・・・

異次元緩和は、、、



 

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2022年6月24日 (金)

靖子さんのお嬢様、聡子さんが杉並区長さんに!

 

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35年前に、この家に越してきたとき、お隣さんだった靖子さんと、
行ったり来たりのフードキーパーで、おかずの交換 をさせて頂いたりと、
とっても良くして戴いておりますが、、、




 

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なんと、なんと、お嬢様の聡子さんが、杉並区長さんに!、




 

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聡子さんは、学生さんの頃から環境問題に関心をお持ちで、
とくに水道民営化には、真摯に取り組んでいらっしゃり、
生活クラブの「生活と自治No.621 2021/1月号」の巻頭でお顔を拝見したときは、
もう、ビックリ仰天して小躍りしてしまったものです、  

    新春特別対談 危機の時代を超えて。
    新たな社会への希望と協同組合の可能性
    斎藤幸平さんx岸本聡子さん
  
      写真出典



国際青年環境NGOA SEED JAPAN」、
国際政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」、
オランダへ、ベルギーへと居を移しながら、、、
ワールドワイドに活躍の場を拡げていかれる、さっちゃんをまぶしい思いで、
ただ、陰ながらエールを送るばかりでしたが、
この度の快挙に、ただ、ただ、驚き、うれしく、、、  


  6/21 東京新聞より、、、
  現職の田中良さん(61)との票差はわずか約190票。薄氷の勝利に涙を流す人がいた。
  選挙戦で威力を発揮したのが、「サポメンひとり街宣」。
  女性支援者が一人で区内の駅に立ち、岸本さんの主張を周知した。
  「私の選挙じゃなくてみんなの、自分事の選挙、草の根の選挙をやりたかった」


さっちゃんの YouTubeの動画を、うちのおじさんと拝見させて頂きました。
おじさんは、さっちゃんと面識はないのですが、
「おれの実感だけど、区長に収まっている器じゃないな、
 いつか、国政に出ていくような気がする。すごく魅力がある」


山あり谷あり、区長さんのこれからに、
隣のおじさんとおばさんは、遠くから微力ながら、さらなるエールを送ります、



さっちゃん、がんば!、  

みなさま、どうか、どうぞ、応援よろしくお願いいたします!


          岸本さとこ公式ウェブサイトは、こちらから




 

 

 

 

2022年3月16日 (水)

「プーチンはロシアをも殺したのです」

 

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・3/15 朝日新聞より、以下に転記します

ロシア反体制派知識人が手記 

プーチン政権に批判的な立場を貫いてきたロシアの知識人が、
ウクライナ侵攻で受けた衝撃と苦悩、
そしてロシア社会の現状を、
国外の読者に向けた手記につづった。

筆者は、ロシア文化の研究に半生を捧げ、反体制派知識人としても知られている女性で、
手記を熊本学園大学の太田丈太郎教授(20世紀ロシア文学・ロシア文化)に託した。
身の安全のために、匿名での公表を望んでいる。

手記は、プーチン氏が始めた戦争について「私たちは衝撃を受けています」
「いまにいちばん恐ろしいことが起こると、誰もが知っていたのにもかかわらず、
  それが本当に起こると信じることができなかったのです」と記している。

「ヒトラーがキエフを爆撃したことを私の父は覚えています。
 ところが、、、





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2022年1月11日 (火)

ミスドで、老後資産のことを考える、、、


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昨年の12月のある日、
買い物の帰りに、午後三時、うちのおじさんと、ミスドでドーナツでもと入ると、
  おじさんは、ホットドックとブレンド、
  おばさんは、カスタードクリームとロイヤルミルクティ、


お会計をしようとすると、私が取ったドーナツが、少しつぶれていたので、
 「お取替えしますね!」
 「あ、いいです♪、、私の取り方が良くなかったので、そのままで、、、」
  ・・・なんか、親切だなぁ、、、

 「お会計は、○○円になります、、、あ!、 
  ホットドックとドーナツとブレンドでセットになりますから、650円、
  ロイヤルミルクティが330円で、980円になります♪」
  ・・・なんか、なんか、いいかんじ、、、

しかも、、、



 

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