アジの干物を食べたあとの、骨のスープ ☆
®
病弱だった亡父は、自分の療養も兼ねてでしょう、
ほんの時おり、湯河原の旅館、阿しか里に連れて行ってくれました。
ある朝、仲居さんが、朝食の残りの鯵の干物の骨と皮を、ごはん茶碗にうつして、
熱湯を注ぎ、お醤油をたらりと廻しかけて、とってもおいしぃから、召上がれ、と、、、
まだ子供だった私は、なんだか気味が悪かったのですが、
断ったら作ってくださった仲居さんに悪いなと、ガマンして戴きました、、、
ところが、、、
ひとくち戴いて、そのあまりのおいしさに、びっくりしました!、
これは、どこのお宅でも、旅館でもやっていることかもしれませんが、私にとっては、
亡父の思い出のこもった、阿しか里の鯵のスープなのです、、、
家ごはんで、おいしいアジの干物のときは、いつも必ずこのスープを戴きます。
仲居さん、ありがとうございました、
思い出の、阿しか里 にて、、、
®2018年12月にアップしたリユース記事です
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