すごいな、、、と思った詩と、、、
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
20億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした
____「二十億光年の孤独」から抜粋
私はただかっこいい言葉の蝶々を追っかけただけの
世間知らずの子供
その三つ児の魂は
人を傷つけたことにも気づかぬほど無邪気なまま
百へと向かう
詩は
滑稽だ
____「世間知らず」から抜粋
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朝日新聞4/30、つながるより、
谷川俊太郎さんのインタビュー記事より
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以下に同じく朝日新聞より、
”多事奏論 アベノミクスの呪縛「錬金術」断ち切れるのか”より、
一部を転記します、
アベノミクスの革新、それは先進国家にとって禁断とされていた「錬金術」に手を染めたことである。
日本銀行に大量の紙幣を刷らせ、国債を買い上げさせて悪化する借金財政を支えた。
おかげで増税や歳出削減という不人気策は先送りできたが、財政事情は著しく劣化した。
一時は政治家や国民の間に醸成されつつあった、財政健全化の問題意識を
消し去ってしまったのも、極めて深刻だ。
アベノミクスの実行部隊である、日銀を指揮してきたのは、安倍政権が指名した黒田総裁だった。
9年以上にわたって異次元の緩和を続け、その一環として470兆円超の長期国債を買い上げた。
今や日銀の国債保有残高は、黒田日銀以前と比べて8倍以上の535兆円に膨らみ、
政府の国際発行残高の半分を占める。
これはどう見ても、先進諸国が禁じる財政ファイナンスそのものである。
安倍氏自身も亡くなる直前まで全国を回っての講演で
「日銀は政府の子会社」「インク代と紙代の20円で、一万円札はいくらでも刷れる」と言っていた。
それでも日銀自身は「経済のための金融緩和手段だ」と言いつのる。
だが、巨大な緩和マネーは実は景気浮揚にほとんど役立っていない。
最近、外国為替市場では急速に円安が進み、
国際市場で巨額売りを仕掛ける海外ファンドが登場した。こうした動きの背景には、
異次元緩和の構造的な大欠陥、大問題がいよいよはっきりしてきた事情がある。
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