今野敏著 ”隠蔽捜査6去就、7棲月、8清明” ★
去就―隠蔽捜査6―
大森署管内で女性が姿を消した。その後、交際相手とみられる男が殺害される。
容疑者はストーカーで猟銃所持の可能性が高く、対象女性を連れて逃走しているという。
指揮を執る署長・竜崎伸也は的確な指示を出し、謎を解明してゆく。
だが、ノンキャリアの弓削(ゆげ)方面本部長が何かと横槍を入れてくる。
やがて竜崎のある命令が警視庁内で問われる事態に。捜査と組織を描き切る、警察小説の最高峰。
棲月―隠蔽捜査7―
鉄道のシステムがダウン。都市銀行も同様の状況に陥る。
社会インフラを揺るがす事態に事件の影を感じた竜崎は、独断で署員を動かした。
続いて、非行少年の暴行殺害事件が発生する。二件の解決のために指揮を執る中、
同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂があると聞いた彼の心は揺れ動く。
見え隠れする謎めいた“敵”。組織内部の軋轢。警視庁第二方面大森署署長、竜崎伸也、最後の事件。
清明―隠蔽捜査8―
大森署署長として功績を挙げた竜崎伸也は、神奈川県警に刑事部長として招かれた。
着任後まもなく、東京都との境で他殺体が発見され、警視庁との合同捜査に。
被害者が中国人で、公安が関心を寄せたため、事案は複雑な様相を呈してゆく。
指揮を執りつつ、解決の鍵を求めて横浜中華街に赴く竜崎。
彼は大規模県警本部で新たな重責を担うことができるのか――。
隠蔽捜査シリーズ第二章、ここに開幕。
裕紀子さんに教えてもらって夢中になっているシリーズ、
官僚組織間の確執のなかでも、頑固一徹の竜崎が、
敵対していた人々もを、次第に味方にしていきながら、
事件を解決に導いていくさまが、
この混とんとした世情の中にあって、実に、じつに、爽快、、、
読み終えるのが惜しくて、、、
まだ、9巻以降は、読まずにストックしております、、
★★★★★
« 連休の一日、家族で手巻き寿司ランチ♪ | トップページ | ひかる先生の”幸せな玉ねぎドレッシング” ★ »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- 青山 美智子著 ”リカバリーカバヒコ”(2024.09.07)
- 桐野夏生著 ”真珠とダイヤモンド ”、株式市場に思うこと、、、(2024.08.20)
- 伊坂 幸太郎著 ”777(トリプルセブン)” ☆(2024.08.16)
- 北 杜夫著 ”どくとるマンボウ航海記” ★(2024.06.23)
コメント