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2024年4月10日 (水)

村木嵐著 ”まいまいつぶろ” ★


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内容
暗愚と疎まれた将軍の、比類なき深謀遠慮に迫る。
口が回らず誰にも言葉が届かない、歩いた後には尿を引きずった跡が残り、その姿から
「まいまいつぶろ(カタツムリ)と呼ばれ馬鹿にされた君主。第九代将軍・徳川家重。
しかし、幕府の財政状況改善のため宝暦治水工事を命じ、
田沼意次を抜擢した男は、本当に暗愚だったのか――?
廃嫡を噂される若君と後ろ盾のない小姓、二人の孤独な戦いが始まった。

第12回 日本歴史時代作家協会賞作品賞、
第13回 本屋が選ぶ時代小説大賞 受賞、


「もう一度生まれても、私はこの身体でよい。そなたに会えるのならば」

書評で読んだこのひと言に一気に魅せられて、
市立図書館に予約を入れた所、なんと、予約822番、、、

それが、区民センターにあり、小躍りしながら帰宅して、、、

そして、ぽろぽろ、ぽろぽろ、、、
何度も何度も涙でかすむ文字を追いながら、、、

争いの絶えない、不安と恐怖に満ち満ちる現世にあって、
心が、魂が浄化される、わたし的イチオシの素晴らしい一冊、、、

★★★★★ 






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読書(た~わ)」カテゴリの記事

コメント

わ~私も絶賛図書館の順番待ち中です。
年明けすぐに予約して、所蔵数32冊というかなりの数なのですが、いまだ順番は383番です。
きぬえさんのお近くには穴場の図書室があっていいですねぇ。
まいまいつぶろと同じ日に予約を入れた「汝、星のごとく」は68冊の所蔵数で、いまだに1353番目ですよ~~気が遠くなりそう・・・・

★ケリーちゃん、
何と、年初に予約を!?
「汝、星のごとく」も、わたし的に★5つの名作でしたが、そんなに差が、、、?

徒歩圏内に図書館が三か所あって、ほんとうに恵まれていると思います。
すぐ近くの中学校の市民図書は一坪くらいの小さな図書室で、週二日、
利用者も数えるほどで、競争率がとにかく低いので、
ベストセラーはここで入手することが多いのですが、
もっと、たくさんの人にと地域で広報活動しちゃったり、、、(^-^;

ケリーちゃんがお近くなら、きっと、常連さんになってくださいますよね、(^_-)-☆

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