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2023年6月 5日 (月)

ふたたびの奈良⑤ お食事とおやつ


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奈良に着いたのは12時半、それから、
奈良ホテルに荷物を置いて、徒歩5分、

登録有形文化財にも指定される
創業明治二十四年、老舗料亭「菊水楼」の、、、

 

 

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予約してあった、本格江戸前うなぎ、「うな菊」へ、、、





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菊御前(鰻の茶碗蒸し・小鉢・甘味) 5,500円

鰻を外食で戴いたのは、いったい何年ぶりでしょうか、、、
鰻が、こんなにおいしいものだったとは、、、
うちのおじさんも、こんなにふかふかの柔らかい鰻は初めてだ!と、
ふたりして、大感激でございました!







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菊水楼から徒歩2分、興福寺へ向かいますが、
その前に、昔ながらのよもぎ餅を販売する名店、中谷堂 へ、、、
高速餅つきの実演も見られるとのことでしたが、
外人さん達が大挙して押し寄せていて、近づけず、、、
よもぎ餅(粒あん入り)¥180 を4個買って、途中の三時のおやつにしました、


ふたたびの奈良、一日目の夕ご飯は、
予約必須の人気店の、、、




 

 


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築百四十年の町屋を改装した風情あるお店、
粟 ならまち店

 




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                生ビール          風の森 山田錦



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粟「田舎どりと野菜」の鶏すきコース 4,600円(税込)
大和と世界の伝統野菜に、
丁寧に育てられた田舎どりの料理を加えたディナーコース
前菜には田舎どりと大和伝統野菜の籠盛。


粟「大和と世界の野菜」コース 4,600円(税込)

大和の伝統野菜と、世界の伝統野菜を食材としたお野菜のフルコース
前菜には大和伝統野菜の籠盛。


おじさんは田舎どり、おばさんは野菜のコースに、、、
この篭盛の小鉢、ひとつひとつが、なんともおいしくて、
うれしくって、シアワセで、お酒が進みます、





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吉野本葛の餡かけが絶品の炊き合わせ
揚げ物 旬の取れたて野菜
「大和伝統野菜」の旨味と奥深さに舌鼓を打ちながら頂きました、、、






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あんまり美味しくて、大いなる期待を込めていた、メインディッシュでしたが、、、
  ・田舎どりの鶏すきを奈良県産の新鮮な玉子で
  ・旬のお野菜と大和芋のとろろの蒸し鍋
これだけが、私どもには、今までの感動のラインナップから、、、一寸、、、

 

 

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〆は、のどごしのよい、
吉野葛を練り込んだ太目の麦縄つけ麺




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デザートは、苺とカヌレ



食べ応え満点で、もうお腹いっぱい!、
こんなに食べたのは、久しぶり、
2階の座敷席でしたが、足がしびれちゃいました、、、
一階にはカウンターのテーブル席もありました。

元気で明るいスタッフの応対が気持ちよくて、
人気のお店の訳に納得しつつ、ホテルに、、、







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二日目の奈良、お昼ごはんは予約必須の、
玄/Gen(ミシュラン★)

たどりついたのは、
すれ違うのもやっとの細い細い路地の先の数寄屋造りの日本家屋

 

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蕎麦茶に添えられた、紙タオルなんかじゃない、かわいいお手拭き、
そして、素朴なコップに活けられているのは、手折ったお庭の花でしょうか、、、


 

 

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厳選した国内産の玄蕎麦を低温倉庫に確保し、
その日使う分だけを石臼手挽き、手打ちの極細十割り蕎麦です。
1日40枚程しか創れませんので、御予約されてからお越し下さい。

せいろ蕎麦 1,200円





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蕎麦の実の外殻も挽き込んだ挽きぐるみの
田舎蕎麦 1,200円 (お薬味は辛味大根)

予約した際、「量が少なめなので、皆様せいろと田舎の二枚を頼まれます」、
とのことでしたので、お勧めに従って、この二枚に致しました。


 

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蕎麦湯は、とろっとろ、まるでポタージュ



故 市川團十郎さんもお気に入りで、ユーミンが最後の晩餐に選んだというこのお店、、、
二組の外人さん達の、お箸を器用に使って満足げなご様子にも、
坪庭に臨むお席で、これは、はるばる奈良に来た甲斐があったなぁと、
しみじみとありがたく思いながら、
新薬師寺へと向かいました、、、






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新薬師寺、春日大社と廻り、
念願の、本場奈良のくずきりを戴きに、
東大寺近くの「吉野本葛 黒川本家 東大寺前店」へ、、、

葛きり三昧・加賀茶付 ¥1,300

歩き疲れてほてった体に、氷水で冷えた「葛きり」のおいしぃこと、、、
意外なことに、うちのおじさんが、、、私以上に感激しておりました、、、

 





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夕ご飯は、ジビエ料理に定評がある人気のイタリアン、
リストランテ リンコントロ(Ristorante L’incontro)のテーブル席に予約を入れてました。

100年の町家を改装した店内は、外観とは打って変わってイタリアンです、

 

 

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CENA 8,000円コース Amuse




 

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本日の前菜
シェフが丹精込めてつくりあげる逸品『自家製加工肉』の盛り合わせ





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季節のお料理  :  自家製ローズマリーが練りこまれたパン

スタッフが、メニューのひとつひとつ、
丁寧な素材の説明をしてくださいましたが、それは、もうお見事でした、
ただただ感心しながら、聞き入っておりました、、、






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プリモ・ピアット その① 自家製パスタ  :  その② リゾット
少しずつですが、手が混んでるなぁと、感心しながら舌鼓を打ちました。
いや~、、、どれもこれも、おいしすぎ~!、




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赤身肉のロースト
お肉ばかりか、厳選されたお野菜がまた、美味
和洋取り混ぜたプレートに、アーティスティックに盛り付けられていて、
眺めても、楽しい、、、





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写真左のデザートのあと、
「最後に、チーズ、デザート、パスタからひとつチョイスして下さい」、ということで、
・・・それは、「もちろん、チーズ!」と、いきたいところですが、
ワインも無いし、何より、普段、小食+粗食の初老の夫婦は、もうお腹がいっぱいで、、、
結果、デザートがふたつに、、、




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こんなにこだわって丁寧に作られた美味しいお料理が、
8,800円って?、、
安すぎます、


最高に贅沢な奈良の夜を、
ありがとうございました!、






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興奮冷めやらず、外に出ると、
夜空に細い三日月と、ひときわ明るいお星さま!、(5/23)

 

「うわ!、きれ~!、何あれ!、初めて見た!」
「あれは、たぶん、金星だと思う」
「そうなの?、なんでそんなこと知ってるの?」

素敵な晩餐に、思いがけない夜空からのプレゼント、
初老の夫婦は、ご機嫌でホテルへ、




    
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三日目の奈良、お昼ご飯は、古民家カフェ カナカナ へ、、、

こちらは、ガイドブックでもネットでも、大評判です。
予約不可で、いつも長蛇の列ということで、
実際、前日も前を通りかかったとき、すごい行列で諦めておりました。

ところが、この日、前を通りがかると、
行列がなくて、空席もひとつあり、すんなりと、、、


カナカナごはん 1,530円
  *鶏の唐揚げ 柚子胡椒だし
  *切り干し大根の煮物
  *ナンプラーきのこのせ豆腐
  *わけぎと揚げのぬた
  *こんにゃくの含め煮
  *高菜のせごはん
  *味噌汁
  *苺ミルク寒天

  ・飲み物付き

若い女性たちの、楽し気な笑い声と笑顔がまぶしい、ヘルシーなカフェ、、、


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、14:15 の奈良ホテルのシャトルバスでJR奈良駅に向かい、
新横浜に着いたのが、17:37

駅で、大好物の崎陽軒のシウマイ弁当(¥900)を二個購入して、
帰宅してから夕ご飯にしました。


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こちらでご紹介したお店のほとんどが、ならまちにあり、
こちらの最後に記した、奈良ホテルの裏口 からですと、徒歩5~10分です、


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


またしても、長~くなりました、、、
普段、地味な小食ごはんですので、
羽目を外して旅先のお食事を思いっきり楽しみました、、、



   ・ふたたびの奈良⑥ 奈良の鹿と買ったものは、こちらから、、、






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