ふたたびの奈良 ③ 興福寺、東大寺

先ず訪れたのは、
古都奈良のシンボル、興福寺の五重塔(国宝)

興福寺伽藍の中心をなす、
威風堂々、中金堂(ちゅうこんどう)
興福寺は、国宝の仏像を日本一多く所有している寺院です。
興福寺のスターといえば、
ほかならぬ、このお方、「 阿修羅 」でありましょう、、、
何の支えもないので、スタッフのお方にお尋ねしたところ、
阿修羅像など国宝の仏像に免震装置が設置されているとのこと、、、
興福寺国宝館の拝観料は、¥700でした
この日のために、買い置いてあった、
吉田さらささんの「奈良 寺あそび、仏像ばなし」で、
いたく興味を覚えたのは、、、
上記さらささんの著書より出典
波乱万丈の山田仏頭
興福寺は、12世紀に平重衡の焼き討ちに遭い、ほとんどのお堂を失いました。
その再建中に、飛鳥の山田寺から、薬師三尊像が強奪される事件が起きました。
その後、薬師如来は興福寺東金堂の本尊となりましたが、15世紀に落雷の火災によりお堂が消失。
薬師如来の胴体も失われ、頭部に大きな傷が残りました。
それから、500年ほど仏頭は眠り続け、昭和12年にお堂が修理された際に須弥壇の下より発見され、
白鳳時代を代表する作品として、興福寺国宝館に展示されるに至りました。
破損した頭部しか残っていないのにも関わらず、国宝指定。
このお方は、ご自分を巡って争い、血を流している僧兵たちを、
ご覧になっていらしたのだなと、数奇な運命の来し方に、打たれました、、、
また、この御本には、
興福寺の五重塔が、明治初頭の廃仏毀釈の際に、なんと20万円で売りに出されて、
薪にされそうだったことなど、興味深いお話がてんこ盛りであります、
宮崎県の鵜戸神宮 で購入した御朱印帳に、
御朱印(¥300)を頂いて、徒歩10分、向かった東大寺は、、、
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