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2023年4月23日 (日)

あさのあつこ著 ”闇医者おゑん” ☆


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内容(「BOOK」データベースより)
江戸の町、竹林に囲まれたしもた屋で、
産んではいけない子どもを孕んだ女たちを受け入れ、

子堕ろしを行ってきた「闇医者」のおゑん。
彼女の元には、奉公先の若旦那と恋仲になった女中、
あやかしの子を孕んだと訴える武家の奥方など、
複雑な事情を持つ者たちがやってくる。
時代小説の名手がおくる、祈りと再生の物語。



>なぜか読まずにはいられないあさの作品。不思議です。
ケリーちゃんの、この一言に惹かれて、
図書館に予約を入れたらすぐに届いて、あっという間に即日読了、、、

ほんとうに、不思議な魅力を秘めた本です。
謎多き おゑんさんに、また会いたくなってしまいます、、、


以下に心に残った一文を本文より転記します、

 



 

 

 

言葉には外に出すべきものと、内に秘めたままにしておくべきものと二通りがあるのだそうです。
秘めておくべきものを外に出せば禍となり、外に出すべきものを秘めておくと腐ります。
言葉には命がある。命あるものは生かされなければ腐り、腐れば毒を出す。
言わず、言われず、胸にしまい込んだままの言の葉は、いつしか積み重なり腐り、異臭を放つ。
身の内から漂ってくるその臭いを、お春は幾度も嗅いだのだ。

 

    ・著者の作品で、たましいを揺さぶられたのは、こちらの本です、、、

 

 

 

 

 

 

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大好きな本

  • あさの あつこ: バッテリー
  • サガン: なんでも
  • チャンドラー: 長いお別れ
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊 公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊与原 新: 八月の銀の雪
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田 マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田 修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 夏川 草介: 神様のカルテ
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 宮田 輝: 流転の海
  • 小川 洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山本文緒: 自転しながら公転する
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • 沢木 耕太郎: 深夜特急
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中 惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
  • B・パーカー: スペンサー
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