林真理子著 ”小説8050 ” ★
内容
このままでは我が子を手にかけ、自分も死ぬしかない――。
従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。
有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、
七年間も部屋に引きこもったままなのだ。
夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊される――。
「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。
殴った方は、忘れても、
殴られた方は、忘れない。
面白がって、ふざけ半分のいじめでも、
どれだけ、ひとりの人間の、その家族の人生を破壊するのか、、、
一見、幸せそうに見える家族に秘められた苦悩は、やがて、、、
ぐいぐいと引き込まれ、一気読み
★★★★★
市立図書館では、予約200番でしたが、地区センターの図書室にありました。
著者の本では、"下流の宴" と並んで、おすすめです、、、
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コメント
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私もこの本、今絶賛予約待ち中です。
去年の11/2に予約を入れて、現在116番目・・・。
読んでて恐ろしい気持ちにならないかしら・・・・。
最後に救いの光がある内容だと良いのだけれど・・・・。
投稿: ケリーちゃん | 2023年3月 5日 (日) 22:09
★ケリーちゃん、
感じ方は、人それぞれですが、私は、恐ろしさというより、
心無いいじめが引き起こした、家族の崩壊、
そして、見え隠れする再生への希望に、引き込まれました。
救いの光は、あります。
あります、が、、、
ネタバレになってしまうので、ここまでにして置きます、、、
投稿: きぬえ | 2023年3月 6日 (月) 10:24