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2023年1月27日 (金)

ひろゆき著 ”1%の努力” ☆


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内容(「BOOK」データベースより)
ラクを極めた管理人がマジメに語る、
「生い立ち」「起業」「ビジネス」「これから」の話。

「頭のいい生き方」を教えよう。

 

彼のYouTube、面白いひとだな~と感心しながら、しょっちゅう見てました。
ものすごいケチという印象がありますが、児童養護施設へのパソコン無償配布とか、
お金を最大限に活かして使おうとなさるスタンスを尊敬しています!
奥様の、“だんな様はひろゆき”も、とっても楽しく拝読させて頂きました♪


それが、、、
あの沖縄の座り込み抗議の動画は様々な物議をかもしました、、、

正しいとか、間違ってるとかじゃなく、
長いこと苦しんでいらした方々を冷笑するような様子に、なんだか気持ちが冷めてしまい、
それ以来、彼の動画を観ることはなくなってしまいました、、、

 

彼独特の視点が見せてくれる世界に魅入られていたころ、
図書館に予約を入れたこの本が、ようやく届きました。
読んでみると、やっぱり、彼の思考回路は、さすがだなと感じ入りました、、、

★★★★☆


以下に、心に残ったひとことをいくつか、本文より転記します、




 



僕の世代は時代が悪かった部分、考えることを余儀なくされ、おかげで能力が身についた。
皮肉だが、悪い環境には人を育てる側面があり、時代が悪いことがチャンスにもなる。

以前、孫正義さんが、「死ぬ気でやればやれないことはない」ということを Twitter に書いていて、
それに僕が噛みついたことがある。孫さんのように人の上に立つ人が、
下に向かって「努力しろ」というのは社会にとって逆効果だと思ったからだ。

ついこの間、日本軍はアメリカと戦争した。
あの当時、どう考えても日本軍がアメリカ軍と戦争して勝てるはずがなかった。
石油や弾の数、食料などの資源や物資の量が違うし、兵士の数も違う。
なのに、個人の努力でなんとかしようとして、結果、たくさんの人が命を落とした。
上の人たちの判断で、多くの一般の人たちが犠牲になったわけだ。
下がいくら頑張ったところで、やはり勝てないものは勝てない。
正しい戦略で楽しい作戦かどうか。そういった上の判断が先にある。

 

頑張って手に入れるという選択肢を選んだ瞬間に、それは絶対に他の人に抜かれる。
先ほどの仮想通貨の例でいうと、みんなが怪しんでいる時に張っていた人は勝ち抜けて、
儲かっている人を真似して後追いした人は儲からなかった。
これは、大体のビジネスでも似ている部分がある。
儲かると分かった時点では遅い。
逆に儲かってなさそうで、誰もやっていないところにこそ、チャンスが転がっていたりする。

 

Google では、仲間の輪を乱さない「いい人」を率先して採用する。
下手に競争してギスギスするよりも、
Google
内の平和なコミュニティでののびのび仕事した方がうまく回るからだ。

頭のいい人が引っ張っていくアメリカのような戦い方を真似しても、たぶんアメリカには勝てない。
だから、集団で物事をうまく解決して仲良くやる方向を攻めた方がいいし、
明るさや人当たりの良さなどで組織に「見えない形」で貢献する道も残した方がいいと思うのだ。
自分のキャラを考えて、「いい人」として生きていくのも、
1パーセントの努力」の一つかもしれない。
みんながみんな、出世や競争だけを考えて生きていくのは息苦しい。
自分のタイプに合った働き方を見つめ見つけよう。
働き者か、そうでないか。どちらの道があってもいい。

コードを書いている時に不思議なことが起きる。
うまくいくときはどんどん書けるし、うまくいかない時は全然書けない。
早めに諦めて寝て、次の日になると、あっけなく解決してしまうこともある。
ダメな時に、素早く諦めることも、「1パーセントの努力」には必要な要素である。
徹夜して体を壊したら元も子もない。

僕の知人の経営者に、「中卒」を武器にしている人がいる。
経営者だから学歴なんてどうでもいいのだが、
「中卒と名乗ると、相手が必ず食いついてきて、話を聞いてくれるから便利なんだ」という。

一般的に欠点だと思われていることを、あえてさらけ出すと、成功率が高まる。
コンプレックスは、自分にしかない切り札に化ける場合がある。まさに「1%の努力」の実践者だ。

 

 

 

 



   久しぶりに、ひろゆきさんが登場する動画を拝見しました、
   いろいろなお方のお考えを伺うと、とっても勉強になります、、、
      

 

 

 

 

 

 

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