どんど焼きの日に、自治会の活動について思うこと、、、
®2016年にアップしたリユース記事です
燃え上がる炎のなんて力強くうつくしいこと、、、
・・・門松の竹の破裂する、パーンと大きな音にびっくり、、、
鏡割りにつづいて、お神酒がふるまわれます。
ほんのりと漂う杉の香りに、みなさまの頬がゆるみます、、、
かまどと釜が三組、ズラリと並び、
これで、、、
もち米、42キロを大きな蒸篭でつぎつぎと蒸します
頼もしい、やろう会の出番です!
・・・途中、子どもたちも、やろう会のサポートで、杵を手にして、お餅つき♪
あっつあつのお餅を器用に丸めるのは、婦人部隊です♪
つぶあんとこしあんで10kg、きな粉・1.2kg、
つきたてのお餅は、と~ってもやわらかくって、最高のおいしさ!、
・・・わたしのは、海苔ではなく大根おろしでしたが、これが一番おいしかった!、
寸胴鍋は二個、LPG10kgボンベ、
豚肉・8kg、大根・20本、ごぼう、人参、ねぎ・各30本、里芋・15kg、蒟蒻・20丁、
理事のわたしは、
まな板と包丁を持参して、前日の13時から、とんとんとんとんとん、、、
なんだか、すっごく、たのしかった~♪
とん汁、五百杯、完食です!
チョコバナナ、
八個も食べた~!という女子もいて、若いっていいなぁとうらやましく思いました、
お神酒、お餅、とん汁、チョコバナナ、
自治会会員は、すべて無料ですが、ビジターには、どれもひとつ百円でふるまわれます。
環境担当理事の折のエコエコアザラシの仕事場です。
夏祭り、そして、防災フェア に続いて、地域のみなさまに、
この容器を積み重ねるスタッキング収集に、だいぶご理解ご協力を頂けるようになりました、、
積み上がったら、少しずつまとめて、ゴミ袋に移します。
ただ、漫然とゴミ箱に放り込んでいくと、
五百杯分のとん汁の容器は、すごい量のゴミの山になってしまいますが、
こうしておくと、お餅のトレーと合わせても、ゴミ袋ふたつで済みました。
それらを、会館前にえっさえっさと運ぶのも、理事の仕事ですから、、、
そして、それを処分する費用は、わたしたちの税金なのです。
そのお金は、少しでも教育や福祉、医療に使ってほしいと、わたしは願うのです、、、
日曜日は、風もなく、とても暖かかったので、
大勢の方々でにぎわい、お神酒やとん汁、皆様お代わりなさってのんびりと寛いでおいででした。
ゴミを捨てにいらした方々に、
口々においしかった、ごちそうさまと喜んで戴き役得のゴミ当番でした、
前日も13時から下ごしらえ、夜も、19時から理事会、
そして、当日は朝7時に集合しての、どんど焼きでした、、、
さすがに疲れました、が、ときどき思い出し笑いしてしまう、快いつかれです、、、
こうした地域の活動に思うことは、、以前にも書きましたが、、、
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役員の一年間、いろいろ、いろいろ、ありました、が、
お知り合いが増えて、ほんとうに勉強になりました。
こういう活動は、たしかに面倒ですが、やはり、地域の連帯は大切だと思います。
見知らぬ者同士が一年のうちには、ずいぶんと心をゆるし、打ち解けることができます。
万一の災害のとき、力を合わせて助け合うためにも、顔見知りであることが大前提です。
ときに面倒な地域のつながりは、何でもそろう便利な今の世の中では失われつつありますが、
壊滅的な自然災害の前では、人ひとりの力なぞ、無いに等しいほどに無力です。
だからこそ、助け合いの精神を育まなければと思うのです、、、
夏祭りの打ち上げでは、毎年男性陣の飲み会があります。
飲み放題、食べ放題、、、これには、会計のわたしに、
「自治会費から、おじさんたちの酒代を出すのはどうか」、とご意見を戴きました。
いわば公金ですから、公平さを欠くと言えば、確かにその通りですが、、、
万一の災害のとき、おばさんたちの力だけでは、限りがあります。
なんとか、おにぎりや、みそ汁を用意したりはできると思いますが、
家の下敷きになっている人を助け出したり、は、とても無理です。
ライフラインはめちゃくちゃになり、道路もあちこちで、寸断され、
レスキュー隊が来てくれるのは、果たして何日後になるのしょうか、、、
しばらくの間は、自助努力で、戦うしかないのです。
倒壊した家の下敷きになっている人を、、、
・・・それは、わたしかも知れないし、あなたのお子さんかもしれません、、、
助け出すために、ジャッキの在り処、使い方が分かる女性は、
はたしてどれくらいいらっしゃるのでしょう、、、
タダ酒を浴びるほど飲んだ野郎たち、とくに平日でも家に居るリタイアしたおじさんたち、、、
彼らには、横のつながりができます。
ゴルフでも釣りでもカラオケでも、一緒に行くようなことになれば幸いです。
そして、犬の散歩のついでに、
”あ、あいつの家は、ここか、、、ふ~ん、ウィンチのついた、4WDに乗ってるのか、、、”
そんな知識が、万一のとき、役立つのではないでしょうか、、、
倒壊した家屋の重い材木を動かすために、その車が役に立つ日が来るやもしれません、、、
亡くなった父に、
「死に金を使うな、カネは活かして使え」、そう教わったわたしにとって、
力仕事ができる男性陣にふるまう酒代は、死に金ではないんです、、、
3/11、、、
災害は、忘れたころにやってくる、のです、、、
®前にもアップしたリユース記事でした
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きぬえさん
地域のお役、お疲れさまでした。
私も昨日父の地域のどんど焼きに行きました。大体700人くらい参加されてました。
本当は父を連れて行きたかったのですが、お試しのデイサービスの疲れか
体調がいまいちのようだったので、父の書初めを持って私が一人で行き、
豚汁を頂いて帰りました。私は知らなかったのですが、基本、お椀と箸は持参だったそうで、
来年は持って行きます!
挨拶を交し合う大人たち、はしゃぐ子供たち、大人しい柴犬に群がる子供たち(と私)
を見ていると中村雅俊さんの「人はみな一人では生きていけないものだから」という
歌が浮かびました(笑)。介護のエッセイで読んだのですが、日常もそうだと改めて思った
年の初めでした。母が見てるかなーと、煙の先を見つめていました。
投稿: もず | 2017年1月16日 (月) 13:24
心温まるコメントをありがとうございます
”基本、お椀と箸は持参”って、すばらしい自治会でうらやましいです!、
たのしそうな、この日を、もずさんを、
お母さまがにこやかに見守っていてくださったのでしょうね、、、
なによりの供養をなさいましたね、、、(^-^)
投稿: きぬえ | 2017年1月16日 (月) 17:12