宇江佐真理著 ”ひょうたん” ☆
内容(「BOOK」データベースより)
本書五間堀にある古道具屋・鳳来堂。借金をこさえ店を潰しそうになった音松と、
将来を誓った手代に捨てられたお鈴の二人が、縁あって所帯をもち、立て直した古道具屋だった。
ある日、橋から身を投げようとした男を音松が拾ってきた。
親方に盾突いて、男は店を飛び出してきたようなのだが…(表題作)。
江戸に息づく人情を巧みな筆致で描く、時代連作集。
お鈴が店先の七輪でこしらえる料理の数々、、、
毎晩のように集まって来る、吞ん兵衛の旦那の幼馴染たち、、、
随所で、浪花節のおばさんの心を、わしづかみ、、、
人情あふれる、お江戸の心温まる短編集、
★★★★☆
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