奥田 陸著 ”ネバーランド” ☆
内容
クリスマス・イヴ。無人の寮に、帰ることのできない4人の少年が残った。
そこで行われた懺悔大会。
しかし、それには「一つだけ嘘を混ぜること」というルールがあった。
切なくほろ苦い青春ミステリ。
素敵なカバーイラスト、、、これは、BLものかと思いきや、、、
美しく個性豊かな四人の若者たちが抱える、深くて暗い秘密が、、、やがて、、、
一気読みしてしまいました、
★★★★☆
もう一冊読んだ著者のミステリーは、、、
内容
変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編!
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから
「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。
そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。
美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。
折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり
「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。
このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、と
まことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。
屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。
さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。
可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
正統派ゴシック・ミステリの到達点!
不穏な空気感のゴシック調の世界、、、
なんだか、よくわからないまま、引き込まれつつも、疑問符がいくつか点灯、、、
読後、これって、シリーズ物の三作目であったことを知る。
はじめから、読んでみようかしら、、、
★★★☆☆
著者の本では、やっぱり、ダントツ、
”蜜蜂と遠雷” が、ずば抜けて、好き!、
そして、”ネバーランド”、
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