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2022年8月 6日 (土)

暑中お見舞い申し上げます



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®
毎日、毎日、ほんとうに暑くて、おばさんは、もう、すっかり夏ばてしています、、、
そして、、、










室温31度を越えたら、クーラーを入れてもいいことにしました。
そうすると、ほんとうに、涼しくて、気持ちよくて、、うっとりします。
しあわせ、です・・・、(^-^)


ときどき、この暑い中、原爆を落とされた人々のことを思います。
焼けただれ、べろりとむけた皮膚、飛び出した目玉、はらわた、、、
医師も薬もなく、生きた身体に蛆虫がどんどんわいても、なす術もなく、
この暑さの中、それでも、生きていなければならなかったのは、
いかばかりだったのでしょう・・・、


クーラーを入れて、快適な部屋で冷たい飲み物を、ゴクゴク飲みながら、
「勝手」って看板しょって歩いてると言われる私は思います。
戦争も病も、経験したものにしか分からないと言われます、が、
そのとおり、だと思います。
でも、経験していないからこそ、その恐ろしさを想像しては、
とても、耐えられないと怯えている人間もいるのです。

戦争が、こわいのです。
絶対、耐えられない・・・

みんなで、いっせいに、万歳と叫んで崖から飛び降りたり、
片道だけの燃料を積んで、敵艦に突っ込んでいったり、・・・
日本人はとても、まじめですが、それだけに、
いったん、走り出すと怖いところがあります。


押し付けられた憲法かもしれませんが、
九条が、そんな私たちを守ってくれています。
自分達を守る為に、憲法を、私たちが守らなくてはいけないのだと思います。

憲法九条は、戦争で命を落とした、
アジアの方々も含めた、数え切れない方々の、形見だと、思うのです、、、

災いは、忘れた頃にやってきます。



九条を失ったとき、
戦争を、忘れたとき、
平和は、カンタンに、あっという間に失われます。
そうなったとき、ひとりのちからなど、無に等しいのです。


                        ® 2007年にアップしたリユース記事でした




  「アンネの日記」、44年5月3日より、、、

    ” 戦争の責任は、偉い人たちや政治家、資本家だけにあるのではありません。
    そうですとも、責任は名もない一般の人たちにもあるのです。”



 




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・2019年6月に訪れた、
 広島原爆ドーム、平和記念資料館の衝撃のレポは、こちらから、、、













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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私は‥最近、食べ物に困っている人のことを思います。飲み水に困っている人のことを思います。戦争は人類における最低の愚行ですが、戦争が無くても、その日を平和に暮らすことができないでいる人たちのことを思うと胸が痛むのです。

でも、そういう思いができるのも今生きている自分のまわりが平和だからこそ‥。平和というのは大切にしなければいけませんよね。

初めてコメントさせていただきます。
数日前、山口小夜子さんを検索致しましたら、このブログを偶然見つけました。
思わず見入ってしまいまして…。
 
時間があれば読ませて頂きまして、迷いながら、寄り道をしながら本日(正確には昨日ですが)このページにやっと、たどり着きました。
なんだか、感動。感激、感謝。考え方。書き方。を感じさせられました。とても魅了させられております。
言葉、文を書いたりが苦手なものですから、私の気持ちが伝わるかも問題ですが…。
紀行の様な書き方大好きで楽しみが一つ増えました。

夕立のないまま暑い夏は峠を越えた(?)のかしら?
朝晩は大分 すごしやすくなったものね

えらいね~、クーラーなしでなんて生きて行かれなかった。
もう24時間 全開!この湿度はバービーにも辛いしね。

戦争の件は主人の父がアメリカ軍だったこともあって我が家ではほとんど話題にならないの。勝者VS敗者。被害者VS加害者の立場になっちゃうでしょ。だからコメントは控えさせてください。ごめんね

私の父の国と母の国が戦った。

そこには、複雑な思いがあります。

私は戦争がなければ、生まれてこなかったのですから・・。


母は、戦争中、軍の中で通信を受ける?仕事をしていて、日本の戦闘機が何機落とされたのか正確に知る立場にありました。
その内容が、新聞の発表と違うということに気づいても、恐ろしくて言い出すことはできなかったそうです。

情報操作ですね。

鉄を集める為に、海に落ちている、さびた釘まで拾って・・
日本は負けるんじゃあないだろうかと思ったって。

天皇の玉音放送を聞いたとき、難しすぎて何が起こったのかわからなかったと。
回りの兵隊さんが泣いていて、それで解ったといっていました。

戦争の悲惨さを、教育の中で伝えていくべきだと思います。

戦争を知らない世代の人たちに、一冊でもいいから、戦争の現実が書いてある本を読んで、考えて欲しい・・。

★knysさん、
今の日本では、お水と平和は、あまりにも当たり前で、
その有難さを忘れがちです・・・
世界の水事情を考えますと、近い将来、水をめぐって、
争いが起こり、また、血が流れるだろうと思うと、
暗澹たる思いです・・・


★nonさま、
コメントありがとうございます!、m(_ _)m
こんな、ジミなボログですのに、・・・、光栄です!、
わたしこそ、感激、感謝、感謝です、、、、(:-:)
ありがとうございます、
これからも、どうぞ、よろしくお願い致します、m(_ _)m


★mieko,
東京と横浜(それも田舎)じゃ、気温がちがうから・・・(^-^)

戦争責任について、
原爆だ、パールハーバーだ、特攻だ、南京だって、言い始めたら、
また、戦争になっちゃう・・・、(:-:)
ただ、歴史を学んで、二度と過ちを繰り返さないことが、大切だ、と思うの。
そして、亡くなっていった数え切れない方々の、血まみれの形見の九条を守ることが、
ただ、わたし達にできる鎮魂だと、思うの・・・

比較的静かな南方の小島の兵隊さんの話で、
まぐれで、アメリカの戦闘機を撃ち落としたら、
そのあと、毎日、毎日、戦闘機が飛んできて、おびえていた、・・・
けれど、何もせず、ただ低空でぐるぐる旋回して帰ってゆく・・・、
それが、打ち落とされた友機の生存者を探しているのだとわかったとき、
この戦争には、勝てない、と思い知らされたと言うのを読んだことがあるの。

日本は武器を持ってはいけない、と、思うの、、、

★bigmomさん、
じゃ、bigmomさんは、平和の使者、だね、(^-^)
 
ただ、ただ、悲惨な戦争を繰り返さないために、
教育はとても大切だとわたしも思う、、、
若い人たちには、はだしのゲンや、ほたるの墓など、漫画やアニメでもいいから・・・
できれば、日本軍が朝鮮を攻めたてた、漫画、
”弓”(日本語訳がでてるの)とかも、ぜひ、読んで欲しい、、、

おマヌケに、お気楽に、のんびり、暮らしたいもんね~♪

こつさんのブログ、実は相方も愛読者です。
「おばさんの、ひとりごと」と(おまけに)「インディアンと・・・」はほとんど全部読んでいるらしいです。

今までコメントすることなんて考えたことも無かった彼が、この記事を読んで初めてコメントを書きたくなったと申しておりました。
(恥ずかしくて)実行は出来ませんでしたが、こつさんのご意見に全く同感で、それは私も同じです。
自分の意思表示をする場所を作ってくださったことに、感謝です。
憲法九条は守っていくべきと、私たちも思います。

★junkoさん、
もう、うれしくって・・・、しあわせです~!、(*^。^*)
ありがとうございます!!!、(:-:)、

先日新聞で、
高木凛著、"沖縄独立を夢見た伝説の女傑、照屋敏子”の書評を読みました、
戦中戦後を破天荒に生きた女性実業家のお話で、
「アメリカもいらない、日本も来るな、」、このひとことに打ちのめされました。
さっそく図書館に予約したのですがまだ、取り扱っていないようでした、

その時、沖縄好きのjunkoさんのこと、
ふっと、思い出したのです、(^-^)

どうぞ、ご主人様に、くれぐれも、
よろしくお伝え下さいますように・・・、

おじさん、おばさんで、
古くさい九条を、なんとか、かんとか、守ってゆきましょう、(^-^)

はじめまして

ええっと いきなりですが

以前この記事を読んだとき お伝えしたかった事です

著書なのですが 昭和の三傑 と 敗北を抱きしめて(上下巻)
 
を お勧めしたいと思いました

昭和の三傑の方が読みやすいと思います よろしかったら

ぜひに ぶっきらぼうで ご免なさい 

メルモさま、
右も左も分からない田舎のおばさんですが、
読んでみようと思います。
ありがとうございます!、、、m(__)m

まだワタシたちの年代は
親から時々戦争の話を聞かされた。

きっと今の平和ボケした日本人は
戦争になったら
発狂しちゃうのでは・・・・・

こんなこと簡単に言うと怒られると思う。
でも『相手を殺さないと自分が殺される』
って、やはり狂ってるんだよね。
きぬえちゃんの考えが普通だし
みんながそう思っていて欲しい!!!!!

たつのくん、
ずいぶん前の終戦記念日に、街頭インタビューの様子を、
テレビで見ていたら、若い子が、
”え~!、日本って、アメリカと戦争したの~?
 うっそー!、マジ?、で、どっちが勝ったの~?”、とか言ってるのを聞いて、
わたし、なんか、ほっとしたの、、、
この子達、召集令状がきたら、
”うっそ~!、マジ、やべぇ~、、ゼッテ~、ムリ~!、、逃げようぜ~!”
・・・てなことになるだろうし、
そうなれば、戦争にならないんじゃないかって、わたし、思っちゃったの、、、
へんかな、、、

(゚ー゚)ウン!そう思う

ただ九割以上のヒトがそうであっても
わずかなヒトが狂っていたら・・・
人間は愚かな動物だから間違いをオカス

それがコワイの・・・・・
心配しすぎかしら?

たつのくん、
たしかに~!
その、わずかな狂った人たちは、ものすごいエネルギーで、
ふつうの人たちを、巻き込んでいくから、こわい、、、
(-.-)

お暑うございます(^_^;)

母方の実家が新橋だったので下町の空襲の話は良く聞かされました。
本所方面への爆撃を綺麗な花火の様に見ていた(本当に失礼な事なのですが)
母達も次の日、自宅に焼夷弾が落ちてそれは大変だったそうです。


人間は世界中の生き物の中で一番怖い存在だと思っております。
地球を食い荒らしているのも人間、後何十年もしたらこの地球上はどうなって
いるのやらと思うと空恐ろしいのです。
戦争をやめない人間、資源を貪り食っている人間、その中で何にも出来ないで
文句ばかり言っている自分。

どうかどうか、平和で優しい未来がありますように。

カブチさん、
やはり、歴史はくりかえす、のでしょうか、、、
キナ臭くなってきたこの国の行方が案じられます、、、

なぜ、殺し合うのでしょう、
争うのでしょう、、、

東京大空襲、、、
亡くなられたのは、10万人以上、、、
カブチさんが、これから、語り継ぐ、語り部になるのですね、、、

八月・・・・、歳を取るほどに重みが、痛みが増して来ます。
積極的平和主義・集団的自衛権って何でしょう?
実にまやかしに富んだ言葉だと、苦々しく思っています。
69年という年月が、語り継ぐ人や当事者の減退を余儀なくしています。
幼かったけれど、やはりいろいろな事が記憶に残っています。
せめて、書きとめておきたいと思います。

Taoさん、
ひたひたと、戦争の二文字が近づいているような気がしてなりません、、、
今日の東京新聞、弁護士、早田由布子さんの記事より、、、

 安倍政権が決めた集団的自衛権を行使する新たな要件に「密接な関係にある他国への攻撃」とある。
分かりやすい要件に見えるが、米国がベトナム戦争に介入するきっかけになった米艦艇への攻撃は、米国の自作自演だった。
イラク戦争の根拠にされた大量破壊兵器の保持も、実際はなかったというのが通説だ。
開戦の口実がつくられたものであることは決して珍しくない。


 だが、こうした情報も「特定秘密」にされれば、漏らした役人は最高で懲役十年が科せられる。
市民が調べるだけでも罪に問われかねず、闇に葬られてしまう。

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