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2022年7月30日 (土)

伊与原新著 ”月まで三キロ” ☆


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内容
全6編を収録したこの短編集は、それぞれに多彩な魅力に富んでいて、
単行本発売以来、どれも人気を集めています。
いわばハズレのない短編集なのですが、とりわけ人気の高いのは「エイリアンの食堂」。
舞台はつくば市にある食堂。ここは妻を亡くした男が切り盛りする定食屋なのですが、
「エイリアン」とは、そこに来る風変わりな女性客。
毎晩決まった時刻に来店しては、ひとりで定食を注文する。
男の一人娘の鈴花はひそかにあだ名をつけるのですが、はたしてこの女性の素顔とは。



科学とリンクする、「八月の銀の雪」ですっかり心奪われ、手にした一冊。
とくに、夢中にさせてくれたのが、「山を削る」、秀逸です、
・・・剛力伝 新田次郎、読みます!、


以下に心に残った一文を転記します、






“月まで三キロ”より

月ってね、だんだん地球から遠ざかってるんですよ。
月は1年に3.8 センチずつ地球から離れていってるんですよ。
ですから太古の月はもっと大きく見えたんです。
やっぱり、人間なんてまだいない時代の話ですけれどね。
今、月までの距離はだいたい38万キロです。
それが、40億年前より昔、つまり地球と月が生まれて間もない頃は、その距離は今の半分以下でした。
地球から見える月の大きさは何と今の六倍以上。

 

 

 

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