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2022年5月14日 (土)

運動会ってダイッキライだった・・・



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®
かけっこは、いつも、転んで、びりだった。
ワンワン泣きながら、走り去る友達の背中を見ていた・・・
だから、運動会ってダイッキライだった。

長男も、、、










長男も、幼稚園の運動会で転んでた。
その気持ちが、わたしには、手にとるように分かった。


彼が小学校になると、不気味な、かけっこをしていた。
不規則なルートをランダムに走っているようで、順位が不明なのだ・・・
なに?、これ・・・、とつぶやく私に、知人が教えてくれた。
公平を期すため、順番をつけないのよ・・・」
え?、マジ?・・・キモチワリ~!、そんなの、偽善じゃん!」

わたしは、勉強だけは、出来た。かなり、できた。

・・・というか、猛烈に勉強した。
   それは、早くに父が亡くなり、女手一つで育ててくれた母を喜ばせるためだけに、、、

そして、今でもそうだけど、かなり気難しくて、協調性に欠く変人であります。


そんな私でも、とりあえず、どうにかこうにか、なんとかやっていけてる、
それは、取りも直さず、
運動会で転んで取り残された私を気の毒そうに見ていた、たくさんの人々の視線のなかで、
ぽろぽろと涙をこぼしながら、
転んで口の中に入った砂を、じゃりじゃりと、かみながら味わった 
あの惨めさに他ならないと、思うのです・・・。
それは、時が経ってみると、私にとって、とてもとても大切な経験だったのです。

頭のいい子も、足の速い子も、絵の上手い子も、
何やらしても駄目な子も、いろいろ、いる。

でも、長い人生、結局、公平・・・
どうか、かけっこ、フツーにやってほしい・・・、



                         ® 2007年にアップしたリユース記事でした、




・写真は、2013年、星野リゾート青森屋にて、、、










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コメント

我が家も3人の子どもがいます。同じ親から産まれても、3人3様でそれぞれ違う良さがあること。「みんな違って、みんないい」の言葉どおり、学校教育では、それぞれの子どもの個性を認めて伸ばしてほしいと思います。
3人の子どもは、かけっこは早かったのですが、平等の名の下にタイム順の組で走らされるため、かなり熾烈な争いでした。
なんか平等が違うんじゃないかな?と感じたことも遠い思い出になりましたが。

★オグリーさん、
背の順とかで、組み分けしてたら、一等賞になれた子どものきもち、・・・
一番遅い組で、ビリになった子どもの、きもち・・・

平等という名のもとの偽善に、
憮然とするのです・・・、

私もかけっこ遅かったです。
でも、背が高かったので最後人数足りなくなって4人で走ったり・・・。
そうするとひとり転んで、マグレで3位になれちゃったりするんですよ。
昔は今と違って賞品が出たんですよね~。
3位でもらった怪獣フィギアの詰め合わせ。
怪獣に興味がなかったけど嬉しかったなぁ。
運というものも教わった運動会でした(笑)

最近の小学校はそれでもまだ運動の出来る子はスターになる機会に恵まれていますよ。
長男は運動がまるっきりダメだったんだけど、
他の部門で秀でた部分があったんです。
でも、学校の先生は絶対に褒めてくれませんでした。
小学校の平等は、
箱に詰めて蓋して上からギューーっと押さえている気がします。
その子にあった箱に入れて、
平等に成長の機会を与えるということが、
本当の平等だと思うんですけどね。

★さとちんさん、
その3位になって賞品ゲットしたっていうお話、ウケマシタ!、(^o^)
わたしは、中1のとき、138cmしかなかったので、
そういう恩恵には無縁でした・・・、(^^ゞ

中学になると、親友が、記録を連発して、
つぎつぎと賞状をもらうのを誇らしく思ったりした事を、思い出しました。
わたしは、その賞状を預かって得意満面だったのです、(*^^)v

勝ったり負けたり、泣いたり笑ったり、
いろんな思いが、
本当の平等が、
ひとを育てるのだと思うのです、

度々拝見させて頂いてます(^^)わたしは、運動会大好きでした。あと、当時 マラソン大会もあり、前日からワクワクしてました\(^o^)/陸上部の部員(記録保持者)よりも速かったのです(^^)お勉強はダメでした(≧∇≦)

かもかのおっちゃん、
お久しぶりです、
体育会系でいらしたんですね♪、うらやましぃです、(*^_^*)

ところで、わたしは、田辺聖子の大ファンです♡

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