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2022年4月14日 (木)

伊吹有喜著 ”犬がいた季節” ☆


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【2021年度 本屋大賞第三位】
1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。

「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。
初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。

昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、
コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説。


昭和世代のわたしには、切なく、なつかしく、いろいろなことが思い出されました。
とくに、第2話の「セナと走った日」には、心躍りワクワクしちゃいました、

素敵な一冊、
★★★★☆、


以下に心に残った一文を本文より転記します、






明日がどうなるか誰にもわからない。
だから必死に学んで、これからこの手を変えてゆく。

生きているものの温もりを守る手に。
明日の行方は、この手でつかむのだ。

 

 

 

 

 

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