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2022年2月12日 (土)

CSやBS、アマプラで観て感動した映画をいくつか、其の②、★


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グッドモーニング、ベトナム 
解説:1965年、サイゴンにやって来た米軍放送の人気DJを通して間接的にベトナム戦争を描いた
人間ドラマ。実在のモデル、エイドリアン・クロナウアーに扮したR・ウィリアムスの
マシンガン・トークによる破天荒なDJぶりが痛快。
ベトナム戦争ものとしては番外編に位置するが、戦場からの視点ではない所が興味深い。



GIたちはオオウケしてたけど、日本人のわたしには、さっぱりわからないギャグもあったけど、
とにかく、ハチャメチャなDJ、クロナウアーに、爆笑に次ぐ爆笑!、もう、最高!、
、、、この映画は、けれども、散々笑わせて、そして、、、

★★★★★






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キッド(1921)
チャールズ・チャップリンが親子の情愛を描いたヒューマンコメディ。
共演はジャッキー・クーガン、エドナー・パーヴィアンス、トム・ウィルスンほか。無声。


50分の短編の無声映画ですが、
台詞無しで、ここまで魅せる、チャップリンと達者な子役のボク、
もう大笑いしながら、完全にモノトーンの世界の虜になる心温まる名作、、、

★★★★★


それから、それから、KOされたのは、、、

 

 

 



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007って、ほとんど興味がなかったけど、
ある時、ダニエル・クレイグの”007”を、TVで何気なく見た時、
・・・もう、一瞬で虜になっちゃいました 

それからは、立て続けに、
カジノロワイヤルの工事現場でのクレーン上での高所アクション、
スペクターのメキシコシティの上空での派手なアクション、
とにかく、息つく暇もない、こ、これが、スタントなしとは、、、

最新作を映画館で観ることができなかった、かわいそうな自分にチョコレートを一枚あげよう、、、
・・・自分でも意味不明、

★★★★★ 







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ニューシネマパラダイス(1989)
シチリアの小さな村を舞台に映写技師と少年の心あたたまる交流を、
あふれる映画愛とともに描いた不朽の名作。
映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの死の知らせが届く。
彼の脳裏に、「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、
映写技師アルフレードとの友情がよみがえってくる。シチリアの小さな村の映画館を舞台に、
映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる。
アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭審査員特別グランプリなど、各国で賞賛を浴びた。



演じる三人の役者さんのうち、とにかく子役の子のまっすぐな心根とその笑顔、、、
見終えても、いつまでも、心に残っていて、思い出すたびに、、、

★★★★★







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パラサイト 半地下の家族

本作は、全員失業中の貧しい一家と、IT企業を経営する裕福な社長一家という、
相反する2つの家族の出会いから、想像を遥かに超える展開へと加速していく。
2019年・第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞。

第92回アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞を受賞したほか、
監督賞、脚本、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門に輝くなど世界的に注目を集めた。



韓国の社会派映画には、「タクシー運転手」で、圧倒されましたが、
主演のソン・ガンホが、この映画でも父親役として熱演しています。
とにかく、役者さんたちみんな粒ぞろいで、なかでも娘役のパク・ソダムにも舌を巻き、
またもや、韓国映画に完全に圧倒され、言葉もないのでありました、、、
・・・アマプラで無料でした

★★★★★







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1986年、ソウル近郊の農村で若い女性の無残な死体が発見された。
その後も同じ手口の殺人事件が相次いで発生。地元の刑事パク・トゥマン、ソウル市警から派遣された
ソ・テユン刑事らが事件に挑むが、性格も捜査方法も違う2人は衝突を繰り返す。捜査が難航する中、
ラジオから“憂欝な手紙”という曲が流れた時に殺人が起こることが判明。
リクエスト葉書からパク・ヒョンギュという青年を容疑者として割り出すのだが…。



”パラサイト 半地下の家族” に続いて、
ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホのコンビの本作を、裕紀子さんのお勧めで、アマプラで観ました。
シリアスな連続殺人のお話ですが、随所に織り込まれたギャグに、
笑えるんです、これが、、、
そして、拷問のような取り調べをする刑事に、まるで天罰が下るようなシーン、、、

けっこう本を読むのが好きなので、映画を、こうなる、ああなると予想しながら観ているのですが、
この監督ほど、予想を度々大きく裏切られることはないなぁ、、、凄い!、お見事!
うちのおじさんも、韓国の映画、すごいなぁと、感心しきりなのでした、、、

★★★★★








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悪い種子(たね)(1956)
ある少年が溺死するという事件が起きた。クリスティーンは、少年の持っていた筈の金メダルを、
娘のローダの机の中に発見する。ローダがメダル欲しさに少年を殺したのか? そして、自分の中に
殺人鬼の血が流れていることを知ったクリスティーンは、ローダと共に無理心中を図るが……。
W・マーチの原作を基にした舞台劇の映画化。
85年にTVムービー「死の天使レイチェル」としてリメイクされた



古いモノクロ映画。
サイコパスの少女の無邪気な愛くるしさと残忍さ、
モノクロであることで余計にその不気味さはいっそう増して、
驚愕のエンディングへと、緊張感は続きます。

エンドロールのあとの、俳優たちの素の笑顔に、うちのおじさんは、これに救われた、と、、、
素晴らしい映画なのに、この邦画のタイトルが、、、残念。

★★★★☆





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タワーリング・インフェルノ(1974)
地上135階、シスコにそびえ立つ超高層ビル“グラス・タワー”落成式の日。規格外の製品を使った
ために起きた出火はやがて巨大な炎となり、最上階に何百人も閉じ込めたままビルを飲み込む。
20世紀フォックスとワーナー・ブラザースが別個に企画していたビル火災の映画を合作、
文字通りのオールスター・キャストで映像化した掛値なしのパニック超大作。


ポール・ニューマン、スティーヴ・マックィーン、
ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステア、居並ぶ大スターの競演。

ヒューマンエラーや、単なる手抜き工事がとんでもない大惨事を引きおこすのだと、
ド迫力の映像とともに、強烈なインパクトを持って、時を超えて、わたしたちに教えてくれる、、、

★★★★★








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ハートビート(2016)
プロのバレエダンサーになる夢をかなえるべくニューヨークにやってきたルビー(キーナン・カンパ)は
地下鉄の駅で演奏しては生活費を稼いでいる英国人バイオリン奏者ジョニー(ニコラス・ガリツィン)
と知り合う。お互いの才能を認め、次第に心の距離が縮まっていく二人だったが、
ルビーが思うように踊れなくなった上に、奨学金の資格をはく奪されそうになる。
一方のジョニーはバイオリンを盗まれ、永住権詐欺に遭ってしまう。それでも夢を諦められないと、
ヒップホップダンスチームと共に弦楽器&ダンスコンクールに出場し……。



見惚れてしまう、優雅なルビーのバレエ、
そして、圧巻の街のストリートダンス、、、

★★★★☆



 

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少林サッカー(2001)
香港のスーパースター、チャウ・シンチー(周星馳)主演の超ヒット作
夢やぶれ、すっかり落ちぶれてしまった元サッカー選手。ひょんなことで元修行僧と手を組み、
まさかの少林チームを集結して中国サッカー全国大会で優勝を目指す。



はぁ?、なに、この映画、、、
呆れていたのも、ほんのつかの間、いつの間にか、、、
ゲラゲラ笑いながら、応援してる自分、、、

★★★★☆




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サイダーハウス・ルール

孤児院生まれの青年を主人公に、彼がさまざまな経験を通し成長してゆく姿を温かな視点で描く。
マイケル・ケイン、トビー・マグワイア共演。20世紀半ばのアメリカ。
田舎町の孤児院で、堕胎を専門とする産婦人科医ラーチに育てられたホーマー。
成長し、彼の助手として手伝いをしていた彼は、やがて自立して孤児院を去ってゆく。



重苦しいテーマであるにも関わらず、それでも、
孤児院のラーチ医師の温かい見守りから、そして意外な展開から、目が離せなくなる、、、

★★★★☆






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泥棒成金(1955)
猫の異名を持つ宝石泥棒のジョン・ロビー(ケイリー・グラント)は、今では引退し、リビエラの別荘で暮らしていた。ある日、偽者の猫が現れたと聞いたロビーは、偽者が誰なのかを確かめるべくニースへ。そこでロビーはアメリカから避暑に訪れた大金持ちの娘フランセス(グレイス・ケリー)を好きになってしまう。そんな中、偽者の猫がフランセスの母の宝石を狙い……。


「裏窓」は、今一つな印象だったけど、これは面白かった!、
だって、グレース・ケリーが、もうメチャクチャきれいなんだもん!、

★★★★☆






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心を操り真相を暴く、超・心理サスペンス、それは、超能力ではない。「超・心理術」である。
その男、超・心理捜査官 THE MENTALIST/メンタリスト

パトリック・ジェーンは“メンタリスト"と呼ばれる犯罪コンサルタントである。
卓抜した観察力、洞察力、推理力を持ち、人の心を操る心理術を持つ。
彼はその能力を犯罪捜査に発揮、スペシャリストとしてCBI(カリフォルニア州捜査局)に協力、
数々の凶悪犯罪の謎を暴いていく。

だが彼には殺人鬼“レッド・ジョン"によって妻子を虐殺された忌まわしい過去が・・・。
彼の目的は、妻子を殺害した謎の殺人鬼レッド・ジョンの逮捕。
心理学、推理を用いてまさに手に汗握る展開の連続。はたして“レッド・ジョン"の正体とは! ?
前代未聞の壮絶な犯罪捜査が幕を開ける!



最後は番外編、映画ではなくて、TVシリーズをCSから今はアマプラで、
もう三回くらい見てる、THE MENTALIST/メンタリスト

ジェーン役のサイモン・ベイカーが、
“堕ちた弁護士・ニック・フォーリン”に出ていた頃からの筋金入りの大ファン
そして、このドラマのリズボン、チョー、リグスビー、ヴァンペルトの四人の絶妙なチームワークを
見ているだけで、もう、すっご~く気持ちよくって、シアワセになれるンです、

  (吹替版で観ています、ジェーン役の声優の郷田ほづみの声が大好きなんです)

★★★★★






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平成23年度後期に登場し、「“朝ドラ”史上最高傑作」とも言われた作品。
世界で活躍するデザイナー、コシノ三姉妹の母親の小篠綾子をモデルにした物語。
1913年(大正2年)生まれのヒロイン・小原糸子が大阪府岸和田を舞台に繰り広げる、
「大阪のおかあちゃん」一代記。20歳で洋装店を開業、22歳で結婚するが夫は戦死。
しかし、着物の時代に洋服に憧れ、ミシン一つで3人の娘を育て上げながら
人生を切り開いていく奮闘ぶりを描く。



番外編第二弾は、日本のTVドラマ、
唯一無二のヒロイン、糸子の放つエネルギーに、ただただ圧倒されます。
糸子役の尾野真千子の熱量が、共演者たちに伝染してゆくのでしょうか、
特に女性陣、おばぁちゃん(正司照枝)おかぁちゃん(麻生祐未)
髪結い(濱田マリ)、奈津(栗山千明)、、、
それぞれの、桁外れの熱演、、、

何度見ても、涙、涙、涙、、、

ファミリー劇場で再放送が始まると情報を下さった、
さらささんに、深謝です、、、

★★★★★



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



コロナ渦で、家で本を読んだり、映画を観ている方、たくさんいらっしゃると思います。
本も映画も、最新作ばかりでなく、
古い本や、映画、名作と名高い作品を、のんびりじっくり読んだり観たりするチャンスだと思います。


お勧めの本や映画がありましたら、ぜひ、教えてくださいませ、、、


     CSやBS、アマプラで観て感動した映画をいくつか、其の①は、こちらから、、、














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コメント

ブレイキングバッド ロスから立ち直るため、メンタリスト見始めたものの、その時は断念してしまいました…。もう一度見てみようかな。

私も大好きな映画、きぬえさんと重なるもの多め、です♪

アニメですが、「オッドタクシー」見てほしいですぅ~~~~。
息子から勧められて見始めたら、最初は不思議な世界観に入れなくて、うーん?って思っていたのですが、 4話目くらいからもうすんごい勢いでのめり込んでしまいました。

春には映画もやるんですよ~。

★えびふらいさん、
ブレイキングバッド、もうこれは、規格外のドラマですよね!、
ジェットコースターのような展開、シリアスな人間ドラマをここまで描くとは、、、

サイモン・ベイカーファンのわたしがハマる、メンタリストは、それと比べるとちょっと方向性が違いますね、、、
英語が堪能でいらっしゃるえびふらいさんは、たぶん字幕版でご覧になっていらっしゃると思います。
海外ドラマを初回見たバージョンで観るわたしは、これは吹き替えで観ているんですが、
ジェーン役の声優の郷田ほづみさんの声がまた好きなんです、、、
ある時、字幕版を観ていて、え~、こんな声なの?って、がっかりしていたら、、、
次男が「この声優のひと、こんな人だよ」と、スマホを見せてくれようとしたので、
やめて、やめて!、見せないで~!

『オッドタクシー』どんなアニメなんでしょう、(^_-)-☆
たのしみです、(*^。^*)、(*^▽^*)、ヽ(^o^)丿

きぬえさん

こんばんは。カーネーション、私も大好きです。
ちょうど母の介護が佳境の頃で糸子に励まされ、主題歌に励まされました。洋装の尾野真千子さんがヘップバーンみたいできれいでしたよね。特に最後のシーンはテレビの前で号泣しました。
印象に残るセリフが多くて、今でも一番好きな朝ドラです。
マンションに3歳のいとちゃんがいますが、挨拶して名前を呼ぶとき、どうしても関西イントネーションで呼びかけてしまいます(笑)。

★もずさん、
お母様の介護の最中でしたら、
さぞかし糸子は、力になってくれたことでしょうね、、、
力強い糸子のセリフには、励まされます、(^-^)

それにしても、三歳のいとちゃんに、
関西イントネーションで呼びかけるなんて、すてき!、
私も、声かけしてみたいです、(*^▽^*)

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