伊坂 幸太郎著 "逆ソクラテス" ☆
内容(「BOOK」データベースより)
逆境にもめげず簡単ではない現実に立ち向かい非日常的な出来事に巻き込まれながらも
アンハッピーな展開を乗り越え僕たちは逆転する!無上の短編5編(書き下ろし3編)を収録。
惑わされるな。天地をひっくり返そうぜ。
伊坂幸太郎、作家生活20年目の真っ向勝負! 2021年本屋大賞第四位
伊坂作品は、すごく面白いのと、
ヒット作だけど、面白さが全く分からないのと、私には二極化しています。
★五つは、「重力ピエロ」
★四つは、この作品と、「チルドレン」「AX」
・・・よく分からなかったのは、、、、
心に残った一文を、本文より以下に転記します、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「小学校の時はスポーツのできる子が人気者で、中学校になれば、面白い子や格好いい子、
高校になるとおしゃれな子がモテる。そんなものだよ」
「じゃぁ、大人になって誰がモテるの」
「金を持ってるやつだ」
「あ、でも、コーチがほら、イライラを発散させたいとか、
感情を抑えきれないで怒鳴りたいだけでしたら、ぜんぜん構わないですからね 」
「無理をしない方がいい。
派手なプレーよりも、地道な動きを、真面目に繰り返す方がよっぽど強いんだ。
だけどもし、試合中、次のプレーで試合の流れが変わると信じたら、その時はやってみろ。
それはギャンブルじゃなくて、チャレンジだ。試合は俺や親のためじゃなくて、お前たちのものだ。
自分の人生で、チャレンジするのは自分の権利だよ。」
「特別じゃなくても幸せで生きることはできるから。
むしろ、特別じゃない方が幸せになれるんじゃないの?」
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