ミャンマーへ、広がる寄付 「少額でも市民の力に」 ネット活用、送金ルート確保
4/15、朝日新聞より、以下に転記します
クーデターを起こしたミャンマー国軍による弾圧に苦しむ市民を助けるため、
インターネットを通じて寄付を募るクラウドファンディング(CF)が続々と立ち上がっている。
現地では寄付金による食料配布も始まった。
主催者らは「たとえ少額でもミャンマー市民への力強い応援歌になる」と協力を呼びかけている。
ミャンマーが専門の今村真央・山形大教授や根本敬・上智大教授、
NGO「日本ビルマ救援センター」の中尾恵子代表ら有志が5日、
CF「緊急支援:クーデター下のミャンマー市民へ医療・食料支援を。」を立ち上げた。
寄付金は開始25時間で目標の500万円を超え、14日夕時点で2106人から計約1934万円が集まった。
「少しでも力になりたくて」「命を大切に粘り強く闘って」。
CFの窓口には2千件を超える応援メッセージが寄せられている。
寄付金は国軍側の実弾発射で負傷したデモ参加者の治療費や、職務を放棄する「不服従運動」に
参加する公務員の生活費、弾圧による避難民の支援費などに充てられる予定だ。
きっかけは今村教授の呼びかけだった。現地の友人から
「死傷者がどんどん増えている。医療費が足りない」との相談を受け、CFの立ち上げを急いだ。
国境地帯の研究で培った人脈を生かし、寄付金をタイの慈善団体を通じて
ミャンマーの複数の市民団体に渡す送金ルートを確保した。
今村教授は「かつての弾圧時にはなかったネットを味方に付け、
民主主義を求めるミャンマーの人々を支えたい」と話す。
今村教授がお手本にしたのは、ヤンゴンに住む会社経営の田村啓さん(36)が3月に始めたCFだった。
田村さんが「善意を束ねるような受け皿を」と願ったCFには、
約4週間の期間中に1434人から計1557万円が集まった。
田村さんは地元NGOと連携し、収入減や物価上昇にあえぐヤンゴン近郊の貧困層に、
1世帯あたり2500円分の魚の缶詰や米などを配布。既に配布先は2400世帯を超えた。
田村さんは「少額でもミャンマーの人々を励ます力になる」と意気込む。
根本教授は
「弾圧の歯止めになり得ていない国際社会と各国政府に、ミャンマー市民は失望を強めている。
そんな今だからこそ、市民が動いて連帯し、応援の気持ちを伝える意味が大きい」と指摘する。
(バンコク=乗京真知)
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いつも拝読させていただいております。
ミャンマーについては心を痛めるだけで、なんのなすすべもなく、テレビをみてはため息をつくばかりでした。
この度、ブログを拝見して、私にもできることがある!と思いました。
今、心ばかりの寄付をいたしました。
そして、もしかしたら、何かしたい、と思ってらっしゃる方がほかにもいるかもしれない、と思いまして、こちらのブログを私のブログにコピーさせていただいてよろしいでしょうか。
投稿: りんご | 2021年4月17日 (土) 10:24
★りんごさん、
さいっこうにうれしぃです!、
ぜひ、リンクお願いします!、
りんごさんと、まったく同じで、私もあまりのことに胸を痛めるばかりでしたので、
この記事に、微力な私にもできることがあると、飛びついたのです、、、
いやぁ、、、うれしぃなぁ、、、ヽ(^o^)丿
ブログ冥利に尽きるってもんです!、
ところで、間違えていたらごめんなさい、、、もしかして、、、
りんごさんは、以前、踊るピエロにコメントを入れてくださったお方でしょうか、、、
投稿: きぬえ | 2021年4月17日 (土) 13:09
わお!
よく覚えておいででしたね~。
素晴らしい記憶力!
懐かしいです。
投稿: りんご | 2021年4月17日 (土) 22:30
★りんごさん、
ペンネームが印象的だったことと、、、
一番は、コメントの少ないボログだから、、、です、、、(^^ゞ
投稿: きぬえ | 2021年4月18日 (日) 10:47