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2021年3月20日 (土)

モスバーガーを創った男の物語 「羅針盤の針は夢に向け」★


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®
津波の壊滅的被害の中、、、踏ん張る地元紙、東海新報
著者は、同社の最古参記者、自身の家も車も流された、木下繁喜さん。

東北出身でモスフードサービスの創業者、故桜田慧の生涯を描いた内容。
本の大半は津波にさらわれたが、3500冊ほどが仙台の倉庫に残っていた。

「一冊でも多く売り、少しでも社の収益にしたい。
 新聞を作り続けなければならないから、、、」

遠くから、小さな新聞社に、エールを送ります、、、


  『内容紹介
   
純国産資本の大手ハンバーガーチェーン『モスバーガー』を展開する
   
株式会社モスフードサービスを創った男、櫻田慧(さくらだ・さとし)
   
全力疾走した60年の生涯は挫折と苦難と失敗に満ち、
   
何度も崖っぷちに立たされながら、
   
母が遺した歌を胸に秘めて不撓不屈の精神で次々襲いかかる試練に挑んでいく。
   
生まれ育った岩手の海辺から望んだ太平洋の向こう側に夢を馳せ、
   
やがてハンバーガーという未知の食と出合う。
   
「これだ!」と目標に向かって手探りで錯誤を重ねていく、
   
その座標軸にしっかりと刻み込まれた「櫻田イズム」。
   
「人間・櫻田慧」が波瀾の人生を通じて私たちに伝えたことは何か……。
   
羅針盤が示すその先に、次代を解き明かすヒントが込められている。 』




恵まれた出自、そして、日興証券に就職したものの、
エリートコースから外れて、艱難辛苦の末、
60歳で逝ったモスバーガー創設者の一代記。
とにかく、仲間を、従業員を、人を大切にする、この一点を貫き、
あきらめず、粘り強く戦い抜く姿勢は、読むものの心を熱くする。
なかでも、「巨人マクドナルド」との、モスの聖地、成増での一騎打ちのシーンは、
これは、このまま映画になる、と思えるほどの感動を呼び起こします。



          この本は、都筑図書館にもあります、                   
          ひとりでも多くの方に読んで戴きたくて、寄贈させて頂きました
          (横浜市立図書館なら、どこからでも予約可能だと思います)


                    ®2011年にアップしたリユース記事です



 

 

 

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読書(あ~さ)」カテゴリの記事

コメント

ひさしぶりのコメントでちょっとドキドキしています
モスバーガーにそんな物語があったなんてはじめて知りました。
東海新報の話といい、読みながら頭の中で中島みゆきの「地上の星」が
聞こえてきましたよ。
私はウィンドウズからマックに乗り換えてやっとブログも更新しました。
これからもよろしくね。

ahbonさん、
なんだか、すっごくお久しぶりです、(*^_^*)

>ウィンドウズからマックに乗り換えて、、、
なんで、またマックに?
ウインドウズとはゼンゼン違う、ってよく聞きます。
きっとahbonさんのことですから、
また何かチャレンジなさるんでしょうね、、、(^_-)-☆
楽しみに伺います、(^-^)

『羅針盤の針は夢に向け』
検索したら・・・・・
さすがデス!ありました(おばさんの、、、)
ワタシも購入したいけれど、まだ在庫はあるのかしら?

『モス バーガーでブランチ』の方に食いついちゃって、
お恥ずかしい。
きぬえちゃんは色々考えているんだね~~~
なでしこに浮かれているワタシはナニ?

AMAZONでいいの?

たつのくん、
うん、アマゾンで今サーチしたらあと4冊だったヨ!

・・・なでしこは、本当にすごかったね!、
たつのくん、リアルタイムで見て、大正解だよ~!、
翌日、何度もダイジェストで見て、すっごく感動した、ヽ(^o^)丿
18年も走り続けた澤選手!、
マイナーな女子サッカー界でどんなに苦労したかと思うと、、、(:-:)
そして、何よりも、彼女たちの笑顔!、
泣いてない、、だれひとり、、、
素晴らしいチームワークに、おばさんは、涙、涙、、、(^^ゞ

届いた時は、ずっしり重く
ああ、ここに櫻田慧という方の人生が語られている・・・
とカマエテ読み始めました。
『倒されし
  竹は再び 起くるとも
   倒せし雪は 跡かたもなし』
櫻田氏のお母さんの和歌ですが・・・・・
とても心に響きました。


木下記者が
どうしても、≪何かを書き残さなければ≫という心と
櫻田イズムと彼の夢を抱いて
モス バーガーを食せば、
また、ひと味違うことでしょう!!!


きぬえちゃんの言いたいことはよくわかりました
教えてくれて、ありがとうm(_ _)m

たつのくん、
この方の正直さと言うか、不器用なまでの一途さに打たれました。
ただ、ライターが記者さんなので、
それぞれの出自とかの記録のボリュームが多いような、、、?

そして、やっぱり、圧巻は、、、
成増での一騎打ちのシーン、でしょう?(^_-)-☆

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