アイリス・チュウ、 鄭 仲嵐共著 ”オードリー・タン 天才IT相7つの顔”
内容
コロナウイルスが全世界を席巻するなか、いち早くマスクマップアプリを開発。
世界に名を馳せた台湾のデジタル担当相には、逸話が多い。
いわくIQ180、学歴は中卒、独学でプログラミングを学び、シリコンバレーで成功した起業家、
1ページ0.2秒で資料を読む、トランスジェンダー、学生運動を支持する無政府主義者――
ハンドルネーム“Au”で知られる天才シビックハッカーのすべてを、
気鋭の台湾人ジャーナリスト2人徹底解剖する。
「天才とみなされない多くの人々には、自分にしかない輝きがある。
天才とみられる多くの人には、自分にしかない闇がある」
知られざる天才、ギフテッドと呼ばれるひとり、
オードリー・タンが、歩んできた、孤独で険しい道のり、、、
以下に心に残った一文を転記します、
ウォールは聡明なばかりか、ユーモア持っている。彼はかつてこう語った。
「プログラマーの三大美徳は、怠慢、短気、傲慢である。
怠慢だからこそ、完結で便利に使えるプログラムが書ける。短気だからこそ、コンピュータの
ハードウェアがノロい時、サクサク動くプログラムを書いて処理を素早く終わらせようとする。
傲慢だからこそ文句のつけようもないプログラムを書こうと努力する」
デイビッド・ダナ・クラークは、かつてある名言によって、
インターネットソフトウェアエンジニアの精神的指導者となった。その名言とは、
「いかなる議論の場でも、我々は王も大統領も投票も認めない。
我々が信じるのはざっくりした合意と動いているコードだけだ」
これは、コミュニティにあっては権威を拒絶し、投票で軽々しく結論を出さず、
専門性をもって問題を解決するべきだという意味である 、
なぜ、プロのコミュニティではざっくりした合意が投票より優れているのだろうか。タンは言う。
「ざっくりした合意とは『満足ではないにせよ、みんなが受け入れられる』ことを表しています。
そういうコミュニケーションには、完敗の人も完勝の人もいません。
でも投票すると、少数の方が負けることになります 」
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