篠田節子著 ”仮想儀礼” ☆
『内容(「BOOK」データベースより)
ゲーム作家に憧れて職を失なった正彦は、桐生慧海と名乗って、同じく失業者の矢口と共に
金儲け目当ての教団「聖泉真法会」を創設する。悩める女たちの避難場所に過ぎなかった集まりは、
インターネットを背景に勢力を拡大するが、営利や売名目的の人間たちの介入によって、
巨額の金銭授受、仏像や不動産をめぐる詐欺、信者の暴力事件、
そして殺人など続発するトラブルに翻弄される。』
上下巻二冊の大作。
あれこれと雑用に追われ、かなり時間をかけて読み終えました。
上巻は、まさに、『信仰は、金を、産む』
そして、下巻は、『狂信が、常識を食い破る』
怪しいふたりだよ、、、
でも、ね、、、いい人なんだよ、ふたりとも、、、
だから、このエンディングは、、、辛かった、、、
でも、悲しいけど、これが、宗教だよ、現実だよって、教えてくれる一冊、、、
★★★★☆
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