原田マハ著 ”風神雷神 ”上下巻
『内容(「BOOK」データベースより)
20××年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が
現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画、天正遣欧使節団の一員
・原マルティノの署名が残る古文書、そしてその中に書かれた「俵…屋…宗…達」の四文字だった―。
織田信長への謁見、狩野永徳との出会い、宣教師ヴァリニャーノとの旅路…。
天才少年絵師・俵屋宗達が、イタリア・ルネサンスを体験する!?アートに満ちた壮大な冒険物語。』
稀代の作家でありキュレーターが紡ぎだす、上下巻の大作、一大夢物語、、、
だがしかし、著者のものすごい熱量がひしひしと伝わってくるものの、、、終始物語に酔いしれることは叶わなかった。
天正遣欧使節団の少年たちの長い長い艱難辛苦の旅の日々だけが、心に深く残りました、、、
★★☆☆☆
著者の作品は、8冊目になりますが、なんといっても、わたし的ナンバーワンは、、、
この視点で向き合う、見知らぬ沖縄に、、、打ちのめされました、、、
”太陽の棘(とげ)” ★★★★★
そして、もし本当に、こんな総理がいてくれたら、、、心躍り、夢を見た一冊でした、、、
”総理の夫” ★★★★☆
史実がベースのフィクションですが、
印象派の当時の立ち位置、ジャポニズムに沸くパリで取引される浮世絵、それを扱う誇り高き日本人、、、
キュレーターの作者の腕前に、圧倒されました。
たゆたえども沈まず ★★★★☆
そして、著者の本を、もう一冊、、、
それは、、、
『内容(「BOOK」データベースより)
すべては一枚の絵画(タブロー)から始まった。
あのモネが、ルノワールが、ゴッホが!、国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡の物語。』
高評価に期待値大!、
冒頭、40年前に、児島さんに連れられて何の知識もないまま、
オランジュリーのモネの睡蓮の部屋に一歩足を踏み入れた時のあの打ちのめされ言葉を失った感動が蘇り、、、
・・・でも、そこまでだった、、、
スピード感に欠ける、平坦な展開にじりじりしながら、、、
2/3あたりで、リタイア、、、、
・・・、アマゾンでは、★★★★☆の高評価ですが、わたしは、、、
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