北方謙三著 ”水滸伝”(全19巻)
『内容
中国の四大奇書の一つとされる『水滸伝』を原典としつつも、
全体を再構成し、独自の解釈と創作を加えてあるため、原典とはほぼ別物と見て過言ではない。
12世紀初頭の北宋末期の中国。
皇帝の浪費や官僚の悪政による政治の腐敗が著しく、民の間では怨嗟の声が満ちていた。
このような状況を憂いた小役人の宋江は世直しの檄文を書き記し、
魯智深たち同志とともに反政府の人脈作りに勤しんでいた。一方、東渓村の保正(庄屋・名主)晁蓋もまた
世直しのために盧俊義に塩の密売を行わせるなど独自の活動を行っていた。
やがて二人は手を組み、梁山湖に浮かぶ盗賊の山寨を奪取、梁山泊と名づけて本格的な武力闘争へと向かっていく。』
全19巻もの大作に、ついにチャレンジして、、、男たちの厚い友情に惹かれましたが、
とにかく、登場人物が多くておばさんにはハードルが高い。
そして、〝死ぬことの美学〞が、謳われているようで、容赦なくどんどん人が死ぬ。
青面獣、楊志が殺されたときは、茫然、、、
豹子頭林冲が、死ぬところを、読みたくない、知りたくない、、、
しかも、これが、『 楊令伝 』(全15巻)、『 岳飛伝 』(全17巻)と続くことを知って、
・・・第13巻 白虎の章で、おばさんは、あえなくリタイアしたのでした、、、
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