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2019年10月 4日 (金)

これって、八角?、、、どうやら猛毒の、、、

 

001


®
インフルエンザの特効薬、タミフル。
その原料が八角であり、石油由来の同じ成分が合成されたとのこと。
甘い香りの東洋のスパイス、八角がタミフルの原料だったとは!

この実は近所で拾ってきたもので、八角にそっくりですが、、、
・・・どうやら、猛毒のシキミの実のようなのです、、、

それは、、、









Illicium_anisatum__khlers_medizinal

 

                   シキミ、写真出典 : Wikipedia



八角の原料、トウシキミと、猛毒のシキミはとてもよく似ていて、、、

  『トウシキミ (マツブサ科)
   トウシキミは八角、大茴香(ダイウイキョウ)、スターアニスとよばれ
   甘く強い香りがあり、中華料理の香辛料として利用されます
   果実の先端は徐々に細くなり鋭くとがりません

   シキミ (マツブサ科)
   シキミは仏事で利用されます
   果実は有毒成分アニサチンを含有し、誤食すると嘔吐、意識障害、痙攣
   重症の場合は死亡します
   果実の先端がするどくとがっているのが特徴』

   『』内、出典





八角は、インド・中国などのトウシキミ(唐樒)の実ですが、日本には自生しておらず、

拾った実の先端は、するどくとがっているので
これは、仏事に使われることの多い、シキミ(樒)の実のようです。

シキミ()は、常住不滅で清浄無垢である本尊を荘厳するに相応しく、
樒の香気は狼除けになると、墓地に植えられることが多く、
毒気がありますが、その香気で悪しきを浄める力があるとされているそうです。


亡くなった祖母は、毎朝、長々とお経を唱えていました。
日蓮宗では、お榊ではなく、お樒をお供えするそうで、
祖母はいつもお樒を探しておりましたので、
不信心ながらも、わたしも、いつも間にか、お樒を探すようになっていたのです、、、
それは、信心ではなく、祖母の為でした、、、

そんなこともあり、この実が、八角なのかと調べているうちに、
祖母のことをあれこれとなつかしく思い出しているのでありました、、、




                        ®2009年にアップしたリユース記事です









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