宇江佐 真理著 ”雷桜”、”卵のふわふわ”
『内容(「BOOK」データベースより)
江戸から三日を要する山間の村で、生まれて間もない庄屋の一人娘、遊が、雷雨の晩に何者かに掠われた。
手がかりもつかめぬまま、一家は失意のうちに十数年を過ごす。その間、遊の二人の兄は逞しく育ち、
遊の生存を頑なに信じている次兄の助次郎は江戸へ出、やがて御三卿清水家の中間として抱えられる。
が、お仕えする清水家の当主、斉道は心の病を抱え、屋敷の内外で狼藉を繰り返していた…。
遊は、“狼少女”として十五年ぶりに帰還するのだが―。
運命の波に翻弄されながら、愛に身を裂き、凛として一途に生きた女性を描く、感動の時代長編。
ケリーちゃんの読書メモ より、初・宇江佐真理、
あっという間に、スピーディーなお話しの展開に引き込まれて、、、
面白い♪、すごいなあ!、このひと、、、
・・・ってことで、さっそく、もう一冊読んでみたのが、、、
卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし
『内容(「BOOK」データベースより
のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ―。
夫との心のすれ違いに悩むのぶをいつも扶けてくれるのは、喰い道楽で心優しい舅、忠右衛門だった。
はかない「淡雪豆腐」、蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。
忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、温かい人の心を映し出す。』
一転して、江戸の市井の人々の暮らしぶり、
謎解き、そして夫婦の成り行きが気になって、、、
すっかり、宇江佐真理のファンになって、
“髪結い伊三次捕物シリーズ”、さっそく、予約入れちゃいました~!、
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こんにちは~。
宇江佐作品読んでみて下さったのですね、うれしぃ~。
私も今別の作品を読んでいるところです。
クーラーの効いた中文明の利器に囲まれて生きてるけど一瞬にして物語の世界に入っていける本ってとっても楽しいですよね。
投稿: ケリーちゃん | 2019年8月 1日 (木) 18:02
★ケリーちゃん、
いつもケリーちゃんの食レポを感心しながら読ませて戴いております、(^-^)
宇江佐真理って、お天気お姉さん?、って言うレベルのおばさんに、
素敵なお江戸の世界をガイドして下さり、ほんとうにありがとうございます、(*^。^*)
投稿: きぬえ | 2019年8月 2日 (金) 08:34
このブログを読んで雷桜読み終わったところです。
優しい人々と主人公の遊が魅力的でした。
本を読んだ後、映画を見ました。
ストーリーは端折りすぎて恋愛映画みたいになってましたが
キャストは良かったです。
ステキな本を紹介していただきありがとうございまーす。
投稿: ばな | 2019年8月22日 (木) 20:51
★ばなさん、
ぐいぐいと引きこまれる展開、面白いですよね!
原作を先に読んでから映画を観ると、上映時間の関係から、たいてい、
がっかりしちゃうことが多いような気がします、、、
それを見事にいい意味で裏切ってくれたのが、映画”バッテリー”です、
原作の漫画を、購入してしまったくらいの大ファンで、恐る恐る観に行った映画、
主演の林 遣都くん、すごいな、この子、、、まさに、まさに、巧くんそのものだわ、、、と、、、!
でも、これから、この子に巧以外の役があるのだろうかと心配していたことが、、、今となっては、、、
投稿: きぬえ | 2019年8月23日 (金) 08:51