« 熱海散策③ ≪MOA美術館≫ | トップページ | 真鶴 ≪中川一政美術館、そば処山本≫ »

2019年5月16日 (木)

湯河原 料亭旅館 「石葉」 ★


522


5/8(木)、今宵のお宿は、
ミシュランで星をとったこともある、予約の取れない宿としても有名な、「石葉」







 

536


メンテナンスが隅々まで行き届いた清潔な館内には
 上品な白壇のお香が焚きしめられており、、、








481


床の間には、わたし好みの軸、花は芍薬が一輪、、、

女将が、五十数年前に、ご自分の手料理で三部屋から始めたという、
急な山の斜面に木々の緑に囲まれた、こじんまりとしたお宿です









478


お迎えのお茶は、ほんのり甘い明日葉茶










Img_8069


「石葉」は自家源泉を有しており、自家源泉の無色透明、高い源泉温を誇る単純泉








566


新緑に包まれた御影石と伊豆石の露天風呂で、至福のひととき、、、









546


お風呂上りには、冷たい飲み物が用意してあります、、、
お部屋のお風呂は、、、












486


客室のおふろも、源泉かけ流し、








577


夕暮れて、雰囲気がかわります、、、
絶えず流れるお湯、、、
なんて、なんて、贅沢、、、
大浴場より、気持ちいいかも、、、







587


至高の本格懐石、料理長は未だ三十代という、加瀬 康之氏
夕食・朝食共にお部屋にて、、、









582


女将特製の梅酒に続いて
先付 うすい豆腐
雲丹、栄螺、生姜、加減酢餡







591


八寸
富山湾白海老 三つ葉 酒盗和え
粽寿し うなぎ牛蒡 蒸し鮑







593


丸十(まるじゅう、さつまいものこと)、一寸豆、茗荷芋射込み






596


お椀 
鯉 蓬麩 茗荷竹 白味噌仕立て 辛子









602


お造りに続いて、焼物
金目鯛塩焼き 独活酢漬け








606


鍋 







622





628


相州牛葛鍋 白子筍 花山椒
(この餡がおいしくて、おかわり出来るようにと別に取りおいて下さいました)








629



強肴(しいざかな)
若鮎薄衣揚げ 蓼酢








633


止肴(とめざかな)
枇杷 利休麩 隠元 白和え







640


筍ご飯 木の芽 香の物 赤出汁








648


水菓子(日向夏)と、一保堂の抹茶氷菓子 小倉がけ







Img_8092_1


至高のひとときに、おじさんと、すっかり感じ入りました、、、



お夜食にと、おまんじゅう
お湯呑みもすてきでしょう?、
器の趣味がとても洗練されていて
ほんとうに素敵なものばかり、








684


翌朝、しぼりたてのジュースに、まさに目の覚める思い、🎶


仲居のあべさんの、おもてなしがじつに心地よく、
和服の帯は昨夜は博多、今朝のは、またとても素敵で、
女将がそれぞれに似合いの品を見立てていらっしゃるとのこと、、、








695


朝ごはんは、ほんの一部だけを、、、








702


えっ!?、これ、、、蛤ですか?、、、
いえ、アサリなんです、、、









698


土鍋炊きの炊き立てご飯








Img_8088_1


お料理を心ゆくまで堪能させて戴き、おもてなしの心に打たれました、、、



このお宿は、曲がりくねった急峻な坂の上にあります。
行くときは、驚くほど狭い細い道に、
「え!、ここ?、うそでしょう?」
「でも、看板がある、ここだよ、」

車一台がやっと通れるような細い坂道をクネクネと登ります
「ここ、一通じゃないよね?」


・・・と、向こうからタクシーが、、、💢

でも、さすがに手練れのプロ、チョット下がるようにと合図して、
ご自分はすっと人家の入り口に、、、

・・・・・・・

着いてみると、駐車場には、なんとフェラーリがいる、

「え?!、あの車、どうやってここにきたの?」



帰りは、少し遠回りになるのでしょうか、
「阿しか里」の前を通ってオレンジラインに出る
少し広い道をガイドしてくださいました。



至高のごはん、温かいおもてなし、、、

また、来た~い♪
すばらしい、「石葉(せきよう)」でした、



今回、二泊三日の旅行を計画したのは、
「じぶんの宿」という御本に紹介されていた、
こちらのお宿にぜひ泊まってみたいと思ったのが始まりでした。
湯河原に行くなら、起雲閣、MOA美術館も行ってみたい♪
サンデー毎日の初老の夫婦はのんびりしようと二泊三日の旅となりました、、、


しあわせな気持ちで向かったのは、、、こちらです、、、










« 熱海散策③ ≪MOA美術館≫ | トップページ | 真鶴 ≪中川一政美術館、そば処山本≫ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 熱海散策③ ≪MOA美術館≫ | トップページ | 真鶴 ≪中川一政美術館、そば処山本≫ »

大好きな本

  • あさの あつこ: バッテリー
  • サガン: なんでも
  • チャンドラー: 長いお別れ
  • ブレイディみかこ: ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • ユン・チアン: ワイルド・スワン
  • 三浦 しをん: まほろ駅前多田-
  • 中坊 公平: 金ではなく鉄として
  • 中脇初枝: 世界の果ての子供たち
  • 伊与原 新: 八月の銀の雪
  • 伊坂 幸太郎: 重力ピエロ
  • 住井 すゑ: 橋のない川
  • 冲方 丁: 天地明察
  • 原田 マハ: 太陽の棘
  • 司馬 遼太郎: 竜馬がゆく
  • 吉田 修一: 国宝
  • 和田 竜: のぼうの城
  • 夏川 草介: 神様のカルテ
  • 天童 荒太: 永遠の仔
  • 妹尾 河童: 少年H
  • 宮田 輝: 流転の海
  • 小川 洋子: 博士の愛した数式
  • 山崎 豊子: 沈まぬ太陽
  • 山崎 豊子: 大地の子
  • 山本 周五郎: なんでも
  • 山本文緒: 自転しながら公転する
  • 山田 詠美: アニマルロジック
  • 帚木 蓬生: インターセックス
  • 帚木 蓬生: 三たびの海峡
  • 恩田 陸: 蜜蜂と遠雷 
  • 新田 次郎: アラスカ物語
  • 東山 彰良: 流
  • 桐野 夏生: グロテスク
  • 沢木 耕太郎: 深夜特急
  • 浅田 次郎: 壬生義士伝
  • 浅田 次郎: 中原の虹
  • 畠中 惠: しゃばけ
  • 百田 尚樹: 永遠のゼロ
  • 百田 尚樹: 海賊とよばれた男
  • 石森 延男: コタンの口笛
  • 石田 衣良: 4TEEN
  • 篠田 節子: 長女たち
  • 金城 一紀: GO
  • B・パーカー: スペンサー
無料ブログはココログ