古市憲寿著 ”平成くん、さようなら ”
『内容(「BOOK」データベースより)
平成を象徴する人物としてメディアに取り上げられ、
現代的な生活を送る「平成くん」は合理的でクール、性的な接触を好まない。
だがある日突然、平成の終わりと共に安楽死をしたいと恋人の愛に告げる。
愛はそれを受け入れられないまま、二人は日常の営みを通して、いまの時代に生きていること、
死ぬことの意味を問い直していく。なぜ平成くんは死にたいと思ったのか。
そして、時代の終わりと共に、平成くんが出した答えとは―。
『絶望の国の幸福な若者たち』『保育園義務教育化』などで
若者の視点から現代日本について考えてきた著者が、軽やかに、鋭く「平成」を抉る!』
ときおり、テレビでお見かけするだけで、炎上の常連とも知らずに読んだ著者の本、、、
モデルのような、殺人犯のような容貌というくだりに、妙に納得。
・・・この本が芥川賞の候補ということには、、、違和感を感じましたが、、、
ブランド名の羅列に、そのほぼ99%が分からない、わたしは、、、
それでも、平成という時代の写し絵のような、見知らぬ世界を垣間見せてくれた、
この自伝的にも思えるお話を書いた著者に、、、とても好感を覚えました。
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