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2018年12月 5日 (水)

塩田 武士著 ”騙し絵の牙” ☆



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『内容(「BOOK」データベースより)
 大手出版社で雑誌編集長を務める速水。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。
 ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。
 斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!』


“実在の俳優、それも唯一無二の役者(大泉洋)をアテガキにして小説を書く──。”

・・・ボケとツッコミの応酬を繰り広げる登場人物たち。

 


陰りゆく出版業界のペーソスに、絶妙なユーモアというスパイス。
”罪の声” では、見事なプロットで息もつかせず引きこまれましたが、
多彩な著者の手腕に、ただただ、脱帽です、、、



★★★★☆

以下に心に残った一文を転記します、








 


 

 






新しい時代は、本当に出版社を必要とするのだろうか。デジタルの海は深く、冷たい。
「人を減らして、紙をなくして、切り詰めて、切り詰めて・・・。
 筋肉質な体制を大義名分にして、組織の根本を弱らせて、その先に何があるか、
 編集局長も御存じでしょ?」
「何か話が抽象的になってきたな。俺には分からん。
 ほんなら教えてくれ。その先に何があるんや」
「何もありません」







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