原田 マハ著 ”たゆたえども沈まず” ☆
『内容紹介
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。
彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、
放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。
そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者によるアート小説の最高傑作、誕生!』
2018年 本屋大賞第四位!、
本書は史実がベースのフィクションですが、
印象派の当時の立ち位置、ジャポニズムに沸くパリで取引される浮世絵、それを扱う誇り高き日本人、、、
キュレーターの作者の腕前に、またしても圧倒されました。
★★★★☆
著者の作品は、5冊目になりますが、なんといっても、ナンバーワンは、、、
この視点で向き合う、見知らぬ沖縄に、、、打ちのめされました、、、
”太陽の棘(とげ)”
そして、もし本当に、こんな総理がいてくれたら、、、心躍り、夢を見た一冊でした、、、
”総理の夫”
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