中脇 初枝著 ”世界の果てのこどもたち” ★
『内容(「BOOK」データベースより)
戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子。言葉も通じない場所での新しい生活に
馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子と、恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。
お互いが何人なのかも知らなかった幼い三人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。
しかし終戦が訪れ、運命は三人を引きはなす。
戦後の日本と中国で、三人は別々の人生を歩むことになった。
戦時中の満洲で出会った、三人の物語。
著者の本は、初めて読みました。
ただ、何かの読むべき一冊にランクインしていたので、
何の予備知識も、期待もなく手にした本に、、、圧倒されました、
二十年以上の年月をかけたというこの本の、巻末の参考資料の数の多さ、、、
この一冊で、これだけの知識を少しずつとはいえ、得ることができる、のです、、、
過ちを繰り返さないために、正しく歴史を学ぶことの大切さを痛感します、、、
★★★★★
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