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2018年8月12日 (日)

山本一力著 ”梅咲きぬ” ☆



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 内容紹介
  景気の低迷が続く宝暦年間、深川の老舗料亭「江戸屋」を凜として守る女将・秀弥とその娘・玉枝。
  幼くしてすでに次の女将を襲名すべき運命を背負った玉枝は、母や周囲の厳しくも温かい目に
  見守られながら、やがて誰からも認められる老舗の女将として、大きく成長してゆく。
  著者が「わが思い入れ最高の作品」と呼んだ感動傑作。


うなぎに似せた、見た目も味も、まるでうなぎという、「うなぎ豆腐」のレシピも紹介されています。
うなぎ高騰の折、これは、いいかも、、、


凛とした母子、見守る人々、、、
心洗われる、さすが、山本一力という一冊、

★★★★☆


以下に心に残った一文を転記します、、、
















「つらいときは、好きなだけ泣きなはれ。足るだけ泣いてもよろし。そやけど、自分が可哀相やいうて、
 あわれむことだけはあきまへんえ。それは毒や。つろうて泣くのと、あわれむのとは違いますよってな」


「ひとを羨むのは、あんたの両親(ふたおや)を哀しませることや。
 そんないやしいことをしたらあきまへんえ」
ひとをねたんだり、羨んだりすることに、春雅はことのほか手厳しかった。


「どんなことでも、ものには“ほど”ということがある、
 ひとの暮らしに欠かせない雨でも、降り過ぎたら嫌われるということさ。
 ほどのわきまえができている者は、いろんなひとに大事にされる」


「粗末な安物を持っていては、江戸屋の暖簾に障りますが、見た目の派手さに惑わされたり、
 身の丈に過ぎた物を着たり持ったりしても、世間の人は陰で笑います」











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コメント

きぬえさん

おはようございます。今日も暑いですー。
暑い時に畳の上で窓辺に寝転がって、自然の光で本を読むと、人生でこれ以上の贅沢はない気がします。
冬はソファーが欲しくなるのですが(笑)。

安すぎず、分不相応に高すぎず、私にとってそういう物が最近少なくなった気がします。
食べ物以外の買い物はあまりしないので、たまに財布とかカバンがくたびれて買おうと思ったとき、そう感じます。数年前の話ですけど、もっとそうなっている気がします・・。江戸の時代は色々あったのかな?間違いなく今ほど物がなかったとは思いますが。

もずさん、
なんでも、お江戸の庶民はとても生き生きとして幸せだったと聞いたことがあります。
そして、とてもエコロジカルで、
いろいろなもの、例えば、衣類は言うに及ばず、人間の汚物や、かまどの灰まで、回収して、
売買されていた見事なリサイクル、リユース社会だったのだそうです、、、

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