伊坂幸太郎著 ”AX(アックス)" ☆
★2018年 本屋大賞 第五位受賞、
『内容(「BOOK」データベースより)
最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。
一人息子の克巳もあきれるほどだ。
兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。
引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、
意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!
「重力ピエロ」で、ノックアウトされた、伊坂幸太郎でしたが、
「週末のフール」「オーデュポンの祈り」、そして、
2008年本屋大賞受賞作品、「ゴールデンスランバー」、で、わたしは、
彼独特の想像の世界が楽しめないことがわかったので、しばらく、伊坂作品は、、、お休みしていました。
ふとしたことで、手にした、「チルドレン」が、思いのほか面白かったものの、、、
やはり何となく、手が伸びなかったのですが、、、
久しぶりの伊坂作品は、、、
「淋しいけれど、あたたかみのある物語」、
まさに、著者のこのお言葉どおりの、すてきな一冊でした、、、
殺し屋シリーズ、読みたくなりました、、、
★★★★☆
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