婦人倶楽部付録 ”おばあさんの家事知恵袋”
®
ン十年前の、昭和61年6月の雑誌、婦人倶楽部の付録です。
インターネットなんかない時代、新米主婦のわたしには、とても勉強になる一冊でした。
紙質も、印刷もよくないし、古ぼけたおまけの本を、
いつまでも大切に、こうして持ってる、そのわけは、、、
たとえば、阿部なをさんの、こんな一文。
『最近は食べるものに、なんでこんなに騒ぐかと思いますね、
食べものは、とても大切な役割を果たしています。
子どもが育ち、日々の働きの基礎になるもの。
そしてさらに身体をつくるためばかりでなく、
家族の心をひとつにし、人とのおつきあいの仲立ちをするもの。
そういう大切な暮しの根っこを考えないで、
あだ花みたいな豪華な食事、グルメとかなんとかいうものばかり追いかける。
もっと三六五日を大事にするべきだと思うのです。
大事にするとは、
”もっと、ものの声を聞くこと”・・・
おいしいものとぜいたくなものは違いますよ、
毎日、ひとつでもいいから、味を生かしたものを作る。
喜んでもらいたいから、大事な器だって、どんどん使っちゃいます。』
今でも、ときおり手にとっては、自分の暮らしぶりを考えさせられる、
耳の痛い、先人の戒めです、、、
® 前にもアップしたことのあるリユース記事です、
「きわめつきマーマレード」、カラーページもあります♪
あじ、イワシ、イナダ、イカ、かつお、それぞれのおろしかた、
野菜のうまみを引き出す、茹で方、煮かた、選びかた、
鶏一羽のさばき方、
香草の使いこなし術、
手作りの味つけ、コツのコツ、
掃除は、ふき掃除中心に、
台所の整理術、
手作り民間薬で病気知らずに、、、etc、etc、、、
とにかく、豊富な内容で今でも楽しめるのです、、、
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阿部なおさんの一文、心に響きます、、、
だから、きぬえさんも素敵なのね!


投稿: akko | 2008年4月21日 (月) 08:51
だ~か~ら~、、、
って、ゼンッゼン、ダメじゃん~!!!
投稿: きぬえ | 2008年4月21日 (月) 19:03
阿部なをさんはたしか青森の人ですよね。
私 青森の味噌屋の次男坊の嫁です。嫁いだ時には
もう姑さんは亡くなっていたので、青森のおふくろの味が知りたくて上野のほうにあった阿部なをさんのお店にも行ったことがあります。もう亡くなられたんですよね。私の中では仮の姑だったので、なつかしく思い出しました。
投稿: ahbon | 2008年4月22日 (火) 23:39
ええええっ~~~~????
じゃ、”北畔”に、行かれたんですか~、\(◎o◎)/!
う、う、う、うらやましすぎます、、、
阿部なをさんに、お目にかかったのですか、、、
阿部なをさんの、お料理を召し上がったのですか、、、
うらやましすぎです~!!!、ヽ(^o^)丿
投稿: きぬえ | 2008年4月23日 (水) 08:54
実家の母が新婚時代に買っていた婦人百科とか暮らしの手帖が本棚にあったので、小学生になってから読み漁ってました(^_^;)
基本的なマナーとかはそれで覚えた気がします。
自分が結婚する前にも読んだのですが、昔の婦人雑誌の方がサラッとマニアックな情報が載ってましたよね。
投稿: 苑 | 2012年12月14日 (金) 22:29
まぁ、なんと、小学生から、、、(*^。^*)
わたしなんて、なかよし愛読してました~、、、(^^ゞ
・・・なんて、しっかりしてお嬢さんだったんでしょう、、、(*^_^*)
投稿: きぬえ | 2012年12月15日 (土) 09:40