中村 文則著 ”教団X” ☆
『内容(「BOOK」データベースより)
米紙WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)年間ベスト10小説、
アメリカ・デイヴィッド・グーディス賞を日本人で初受賞、
いま世界で注目を集める作家の、待望の最新作!
謎のカルト教団と革命の予感。
自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。
絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、
この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。
絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。
日本社会の右傾化に警鐘を鳴らす一冊。
「アメトーーク!」で、“読書芸人”オードリー・若林、ピース・又吉が大絶賛したという本書、
とにかく、性描写が過激すぎて、これのどこが、と、何度も本を置きそうになるものの、
何かに惹かれて、宗教談義も飛ばして読み進むうち、、、
・・・前にもこうして、”カラマーゾフの兄弟”を読んだことを思い出しました、、、
この底知れぬ深い闇に、次第に引き込まれ、圧倒されました、、、
★★★★☆
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