小川 糸著 ”ツバキ文具店”
『内容(「BOOK」データベースより)
ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。
鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。
伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。』
このところ、当たりの本が続いていて、、、
読み始めて間もなく、この本も、
滅多にめぐり合えることのない、素晴らしい一冊かもという予感にふるえました、、、
が、、、
が、、、わたし的には、、、
後半に失速してしまった感が否めず、、、
そういえば、著者の「食堂かたつむり」もそうでした、、、
★★★☆☆
以下に、本文より、心に残った一文を転記します、
「私がずーっとやってきた、幸せになれる秘密のおまじないなの」
「あのね、心の中で、キラキラ、って言うの。目を閉じて、キラキラ、キラキラ、ってそれだけでいいの。
そうするとね、心の暗闇にどんどん星が増えて、きれいな星空が広がるの」
キラキラ、キラキラ、キラキラ、キラキラ。
心の中で復唱する。
そうすると、たしかに何もなかった心の暗闇に星が増えて、最後はまぶしいほどだった。
「魔法みたい」
「でしょ。このおまじないは、すごく効果があるから、使ってみて。私からの、プレゼントよ」
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