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2017年7月18日 (火)

村田 沙耶香著 ”コンビニ人間” ☆



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 『内容紹介
  36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。 これまで彼氏なし。
  日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、 清潔なコンビニの風景と
  「いらっしゃいませ!」の掛け声が、 毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
  仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
  完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、 私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
  ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
  そんなコンビニ的生き方は 「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
   現代の実存を問い、 正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。
  第155回芥川賞受賞。』



ふつうに、ふつうにと言われ続けても、そのふつうがわからない古倉恵子。
そんな彼女が、、、


















そんな彼女が、システマティックなコンビニという居場所を得て、
生き生きと働いてる様が、わたしは、とても、うれしかった、、、

それなのに、それなのに、、、白羽って、なに~!?
チョー、キモイ!、

そんなコンビニ的生き方は 「恥ずかしくないのか」って?
るっせ~!、

ゼ~ンゼン恥ずかしく、ね~よ!、
恥ずかしいのは、お前だろ?、


そんなふたりを面白がって騒ぎ立てる、店長たちも、最低の奴ら、、、


目の前で展開してたら、ゼッタイ、黙ってらんない!、

・・・って、、、なんで、こんなに、いれこんでるのか、、、自分?、、、



さくさく読める芥川賞受賞の純文学、★★★★☆











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読書(た~わ)」カテゴリの記事

コメント

きぬえさん、こんにちは。
白羽など切り捨て、恵子が一人清々しく歩いて行くラストに、私も拍手喝采でした。胸がスッとしました!

cuckooさん、
お久しぶりです、
ほんとうに胸のつかえがおりたようでしたよね、、、
(*^。^*)

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