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2017年2月 3日 (金)

自由が丘フレンチ、ラ・ビュット・ボワゼ ★



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所用で自由が丘に出かけたので、
堺雅人さん主演のドラマ「リーガルハイ」、その古美門邸の撮影場所になった、
一軒家レストラン、「ラ・ビュット・ボワゼ」で、ランチ♪





 

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            刺すような冷気のこの日、明るい陽光のふりそそぐ窓辺、
              満席の店内には、和やかな談笑の声が満ちて、、、







 

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樹齢100年を超える桜の老木に守られた、築60年の日本家屋は、
シェフの奥さまのご実家とのことで、邸内にはレオナール・フジタや、
ベルナール・ビュッフェをはじめとした、素適な絵が所狭しと飾られています、、、
お料理は、、









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        焼きたてパンが食べ放題♪、次々とサーブしてくださいます、、、
            他に、ハーブとスパイス、ナッツのパン、、、







 

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オーナーシェフ、森重 正浩氏の、こちらのインタビュ―記事 がとても興味深いので、
以下文中に一部を『』内に転記させて戴きます、、、






 

 

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シェフ自らサーブして下さった、
”函館のアンコウ、聖護院カブのラヴィオリ、秦野の冬野菜 ユズ風味”
この美しいルックスに幻惑されました!、そのうえ、おいしぃ!、




 『私は幼い頃から、父と一緒に近くの山で松茸やキノコなどの山の幸を摘んだり、
  鮎やタコやアナゴなどの海の幸とも触れ合って、
  新鮮な食材を気軽に収穫し、その料理を楽しむという環境に育ってきました。
  またフランスでの修行時代に、“キュイジーヌ・レジオナール”
  (地域に密着した素材を使った料理)を実践するシェフに巡り会い、

  山草や野草を採取した時の楽しい思い出が、今の料理の創作の原点をなしているのです。』







 

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おてふきは、こんなかわいいグラスにチンマリと、、、

・・・となりは、珈琲ミルクのピッチャーです、、、







 

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おじさんは、お魚とお肉、おばさんはお魚のランチをセレクト。
オードブル以外は、デザートも別仕立てになっていることに驚きました、、、

・・・お料理は、お肉とお魚のランチは、★印、お魚のランチは、☆印を、、、



 『フォアグラやトリュフといった食材以外は、無理をしないで身近にあるものから選択し、
  自然のものが持つ香りをそのまま残すことを心がけています。』






 

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一品少ないわたしのメインのこのお皿は、デザートまで下げずに置いて下さる細やかなお心遣い、


  『リンドウの根をリキュール漬けにしたり、
   あるいはクレソンの根を油漬けにしてソースに仕立てたりと、

   私の料理は山野草を積極的に取り入れた香りの高さに大きな特長があるのですが、
   もちろんメインとなる食材へのこだわりを怠ることはありません。』




 

 

 

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 『年に1回はジビエ(※狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣)用に
  北海道に赴いて旭川のヒグマなどを収穫に行くのですが、
  生物の尊い命を自ら目の当たりにしているからこそ、
  無駄にはできないと料理へ注力することができます。』







 

 

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   おいしぃ~!、卵の殻を模した器まで食べちゃいたくなるおいしさのブリュレとカヌレ、、、









 

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    ★青リンゴのクリスタリーヌ フランス ピュミロール村から
          写真中央、、、なんと、野ゼリ、





 

 

 

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             ☆タイム風味のラヴェンダー蜂蜜のジュレ 
           フランボワーズのクーリ フレッシュハーブの香り、









 

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 『とにかく世の中にはいろんなものが氾濫しているんですが、
  五感を刺激する要素が見事に集約されているものは、料理以外には見当たりません。
  だからこそ私はシェフという仕事に魅了されているのかも知れませんね。』









 

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 『私はこれからも、
  フランス料理を肩ひじ張ることなくリラックスしながら味わっていただくこと、

  言いかえれば、決して緊張することは無いままに、
  気がつけば料理のおいしさに夢中になっているような、

  そんな素敵な空間を提供していきたいと考えています。』





まさに、まさに、、、
どんなにおいしかったか、たのしかったか、、、
雰囲気も、お料理も、デザートも、みな素晴らしくて、
幸福感に満たされた、おばさんのおいしい顔、です、、、
ごちそうさまです!、



「ラ・ビュット・ボワゼ」は、こちらから、、、









 

 

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グルメなお店(洋食・東京)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
芸術的なお料理ですね。
敷居が高そうですが、一度は行ってみたいわ~。
 
リーガルハイ、古見門邸の雰囲気!ホントそうだ!
インテリアの重厚感とテンポの良い展開の面白ストーリー
そのギャップが良かった気がしてました。 


きぬえさん、ステキな大人の女性です。
モデルのオーラ感じますわ。
私が隣に立ったら合成写真みたいになりそう 笑

ラビュットボワゼ!!

ずーっと前に、友達と行って、魅了されました。
お料理はもちろんのこと
最後のフレッシュハーブティが美味しくて、もう他のお客さん帰っているのに
どんどんお湯を追加してくれて、いつまでも話し続けた居心地のいいところでした。

なんと、私が大好きな、リーガルハイの古美門先生のお宅だったんですね!!!

もう一度行きたいです。

はなうささん、
ドラマはチラ見しただけでした、食べログに書いてあったので、、、(^^ゞ
写真のわたし、あんまり美味しくて、たのしくって、なんともうれしそうでしょう?、
その感動をお伝えしたくて、
引いてるし、シミもシワも白髪も写ってないので、
アップしちゃいました~♪、(^^ゞ

えびふらいさん、
さすが、えびふらいさん、ご存知でしたか~!、
天井に雨漏りのシミがあったり、というところがまた、ホッとする、
なんとも居心地のいいお店ですよね♪
ドラマは、チラ見しただけだったので、
そういえば、このエントランスに見覚えがあるような?、という程度でした、、、(^^ゞ

それにしても、やっぱり、フレッシュハーブティーにするべきでした!、(>_<)
何となく、紅茶にしてしまいましたが、、、
残念です~、、、、

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