(声)LGBTの子が泣かないように
「LGBTって、病気でしょう?」
ちがいます、ちがうんです、病気じゃないんです、、、
あなたの髪が黒いように、あなたの目が茶色いように、
それは、生まれつきなんです、、、
あとにつづく見知らぬ子どもたちのために、声を上げた彼の勇気にエールを送ります、
朝日新聞1/24、声欄より、
ライター 吉田正太さん(東京都 46)の投稿を以下に転記します、、、
自分が同性愛者だと気付いたのは小学生の頃。
「ぼくは変態だ」「人に知られたら親が悲しむ」。枕に顔を押し付けて泣いた。
ある日、担任教師に笑いながら言われた。
手のひらを裏返して反対側の頬にあてるオカマのポーズで「おまえ、コレだけにはなるなよ。気持ち悪いから」
人権教育に熱心な先生だった。「この人、本当は何にも分かっていないんだ」。心は泥水で満たされた。
恋人がゲイであることが知れて、
「人の道に反している」と押しかけてきた新興宗教の教祖と直談判したこともある。
でも、今の私は幸せだ。家族にも周囲にも理解され、13年来のパートナーと静かに生活している。
社会的にもLGBT(性的少数者)が理解されてきたが、
私自身は世間の全員に「認めてほしい」とまでは思っていない。
祝福も称賛も望みはしない。ただ、慣れてほしい。周囲に少しだけ違う面を持つ人間が生きていることに。
夜中に声を殺して泣く子どもがいる時代は、もう終わりにしたい。
写真は、2014年、雪の武相荘 旧白洲次郎邸 にて、、、
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きぬえさん
こんにちは。この担任って許せませんね。今だったら訴えますけど。
私も時々、ゲイの人と話す機会があります。それはもう、私たちが普通に友達やご近所さんと
話す会話と変わらないです。本の話、映画の話、CMでむかつく話((笑))、コンサートなどでカップルの着流しを見て、そういえばそうだった。と思い出すくらい忘れてるんだと思います。多分、これが慣れるということなのかなーと考えました。
20代の頃、大好きな人がそうだったので、本当に悲しかったのですが、時間が経過して考えると、恋に恋する女子の悩みより、彼の悩みははるかに深かったと、ここ10年くらい反省しています。
時代が変な方に動いて、やりきれないことも多い中で、投稿者のように声をあげられる方が出てこられる流れは数少ない、いい方向なんだと希望が持てました。教えて下さってありがとうございます!
投稿: もず | 2017年1月26日 (木) 12:44
そうなんです!、
昔モデルをしていたことがあり、ギョーカイには、ゲイの人がたくさんいました。
特にヘアメイクさんに多くて、はじめはチョットびっくりしましたが、
日常的にしょっちゅう一緒にお仕事をさせて戴くうちにすっかり慣れました。
モデルの気持ちを和らげるように、面白おかしい軽口をたたきながら、
その眼と手は真剣そのもので、いつの間にか、これが、わたしなのかと驚くほどの魔法をかけてくれます。
彼らの、図抜けた美意識と、そのテクニック、、、
一度でもその見事な魔法にかかったモデルは、彼らと同盟を結ぶことになるのです、、、
投稿: きぬえ | 2017年1月26日 (木) 13:40