佐藤愛子著 ”九十歳。何がめでたい” ★
内容紹介
全国書店でベストセラーランキング1位続出の2016年最大の話題作!
各界の著名人も笑って泣いて大絶賛!
清々しい読後感に、心がスカッと晴れて元気が出ます!
◎キャスター・安藤優子さん
「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」
◎落語家・桂歌丸さん
「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様"は
老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」
わたし的、2016年、ベストワンの一冊!、
愉快痛快!、抱腹絶倒!、
そして、いちばん心に残った一節は、、、
地下鉄のプラットホームで、粗末な身なりのホームレス風の老人が、
マンガを見て、大笑いしている姿に、心はあたたかなものに満たされ、
その笑顔は、いつまでも脳裏に焼き付いている、という、
「幸せを心に持っている人」、、、
著者の父、佐藤紅緑、兄のサトウハチロー、その波乱万丈の生涯を描いた、「血脈」も、ぜひ、、、
この破天荒な半生を送ってこられた著者ならではの、
「九十歳。何がめでたい」、だと思えるのです、、、
ちなみに、2016年、わたし的、読書ランキングは、、、
第二位、東山 彰良著 ”流”
第三位、内館牧子著 ”終わった人”
第四位、アレックス・カー著 ”美しき日本の残像 ”
第五位、小泉武夫著 ”猟師の肉は腐らない”
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こんばんは!
今年もよろしくお願いします。
私もこの本昨年読みました。母の書棚に「こんな風に死にたい。」という本があったのです。
(母もアイコでした。(笑))
ふっとひかれて買ったのですが、最初の具合が悪いのが全部年のせいと言われるという憤りに納得しました。父も読んで共感していました。年を取るってこういうことなんだなーと。
私は著者の面倒なことを引き受けてしまう気性に納得しました。でも、そうせざるを得ないのですよね。きっと。
中野翠さんのエッセイでよく覚えているのですが、ある女優さんがアメリカで代理母出産をされた時、世論は母性愛の素晴らしさを讃えていましたが、全く別の意見を堂々となさっていたそうです。私は佐藤さんの意見と同じでした。きちんと意見が言えてしかも温かい方だと思いました。
投稿: もず | 2017年1月 9日 (月) 21:13
もずさん、
まぁ、お母上もアイコさま、でしたか、、、
著者のまるで、マグロのような、生き方を、とてもまねできそうにはありませんが、
パワフルで、正義感のかたまりのような強くて、
それでいて、そう、やさしさのある温かいお人柄にわたしも惹きつけられます、(*^。^*)
投稿: きぬえ | 2017年1月10日 (火) 08:35