棟方志功記念館、つじ製麺所、青池、五能線、ババヘラアイス、なまはげ
クラブツーリズムの「青森ねぶた」と「秋田竿灯」三日間のツアーのレポです。
8/3(水)、13:30、新青森駅着、夕刻からのねぶた祭りまで時間があるので、
大好きな棟方志功記念館へ、徒歩20分、ダイエットも兼ねて歩いて行きました。
庭園には志功ゆかりの草花が植えられていました。
・・・説明書きの写真をクリックすると拡大して読むことができます。
展示室は、
「あまり数多くの作品を展示して、観覧する人々が疲れたり、作品の印象が薄くなったりするより
は、やや少なめの作品数でも一点一点をじっくり見て欲しい」という棟方の希望により広さが
決められたそうで、多大な期待を抱いて訪れた私は、肩透かしを食らったように感じました、が、
館内で上映されていたビデオ(38分)を観て、以前訪れたこちら で、
無造作に館内のあちらこちらにかけられた棟方志功の作品群に狂喜乱舞している私を、
冷たい目で観ていたうちのおじさんが、
彼の素晴らしさに開眼し、大ファンと化したことが、大きな収穫でございます、、、
戻りは、受付で聞いてみると、すぐ目の前のバス停に、あと10分でバスが来るとの事。
バス停の場所を聞くと、ご親切に手書きのメモが入った地図を下さいました。
なんと、一日に五本しかないバスが、あと10分で来るとは~!?、
なにより、このメモがうれしくて、大事に持ち歩くわたし、、、
ねぶた祭りで小さな女の子にもらった、お守りも大事に持ち帰り車に貼りつけました。
どんな有名なパワースポットのお守りより、
こういうものが、私にとっては、御利益のあるお守りになるのです、、、
これを見るたびに、やさしい気持ちがふうっと溢れてくるのです、、、
夕ご飯は、OPだったので、朝ラー(朝ラーメン)で有名な青森のラーメンを戴くことにして、
ホテルの人や地元の人に聞くと、圧倒的人気は、「味噌カレー牛乳ラーメン」、、、
、、、え?、、味噌に、カレーに?、なんですって???、、、と、思ったけど、
ここまで来たからには冥土の土産に、と、タクシーの運転手さんに聞いてみると、
たぶんわかると思う、とガイドして下さったのは、、、つじ製麺所。
え?、ここ?、なんかちがうような気がする?、と思ったけど、行列の人気店のようなので、
これもまた旅の楽しさ、と割り切ってこのお店で戴くことに致しました。
おじさんは、ぶっかけ冷やし煮干し中華 750円、
旨い!、うまい!、こんなの、食べたことない!、と、大喜びのおじさん、、、
タクシーの運転手さんに感謝です♪
おばさんは、
あっさり 煮干し中華そば(麺150g)、細ちぢれ麺、中太無かんすい麺から選べます、550円
濃厚な煮干しだし、さっすが、朝ラーの青森!、
・・・この日の青森は、外の席で、温かいラーメンが食べられるほどの涼しさでした、、、
このあと、ねぶた祭り を観て、そして、翌日は、、、
8/4(木)、バスは白神山地、十二湖へ向かいます。
コバルトブルーの光を放つ神秘の泉『青池』を、
皆様、それはそれは熱心に、手すりから覗き込んでいらっしゃいました、が、、、
溺れ死ぬ、ミレーの名作『オフィーリア』が彷彿として怖いおばさんは、
だいぶ下がったところで、固まっておりました、、、
日本海沿いを走る絶景ローカル電車、五能線で、十二湖駅から、あきた白神駅まで乗車し、、、
またバスに乗り、
かの有名な迷い犬「わさお」をひろった、『きくや商店』さんを、バスの車窓から眺めます。
残念、わさおは、外出中でしたが、、、屋根の上のカモメの一団がすごい!
途中のドライブインで、竿灯祭りのビールのつまみと、お夜食を仕込み、、、
秋田の夏の風物詩、ババヘラアイス、¥200
パラソルの下、おばあさんが、ヘラでコーンにアイスを花びらの形に盛りつけてくれます。
イチゴ風味の「ピンク」とバナナ風味の「黄色」の2色アイスは、シャッキシャキで昔懐かしい味♪
そして、この日は、大興奮の秋田竿灯祭り、、、
8/5(金)は、男鹿半島、真山(まやま)神社へ、、、
樹齢千百年、見事な榧(かや)の古木。
なまはげ館では、ナマハゲ行事の映画(15分)の上映と、
20年以上もなまはげ面を彫り続ける、二代目彫師、石川千秋氏による、実演
隣接する男鹿真山伝承館で、大晦日のナマハゲ行事を見学。約20分のショーですが、
なかなか演出に凝っていて、すし詰めの観客は何度も歓声と爆笑の渦に、、、
お昼は男鹿半島の突端、入道崎にて、豪華な海鮮丼の昼食!、
ほかにも団体さんがひしめいていて、これだけの人数にこのレベルの昼食ってお見事です!
(ちなみに、階下のメニューを見ると、この「時空を超えた海鮮丼」は、2160円でした)
二泊三日の東北の火祭り、ねぶたと竿灯祭りのツアーでしたが、
想像以上の規模とパワーに圧倒され、大きな感銘を受けました。
東北のお祭りツアーは、三大祭、五大祭り、
それぞれに、おまけの観光地、御食事、お宿など、様々なバージョンが用意されていますので、
お好みに合わせて選ばれたらと思います。
今回は御食事もお宿も、二の次三の次で、とにかくお祭り第一のツアーで、
お祭り会場まで歩いていけるというのが、決め手になりました。
一泊目は、リッチモンドホテル青森、
二泊目は、ホテルアルファーワン秋田(シングル2部屋でした)、
どちらも、会場から徒歩10~15分位で快適でした。
ツアーですと、添乗員さんが何から何まで面倒を見て下さるし、
乗り物、宿泊地、観覧席の手配、、、
初老のおばさんは、これらすべてお任せできるので、ほんとうに助かりました。
バスガイドさんから、いろいろ面白いお話しを土地のお言葉を交えて、伺うことができます。
津軽弁で、 食べませんか?は、「け?」
食べます、は、「く」
おいしい?、は、「め?」
おいしい!、は、「め!」
カラスハネト、ババヘラアイス、わさおの家のことなど、、、
最後になりましたが、
添乗員の西園さんの、初々しく、はつらつとした一生懸命なご様子に、とても温かい気持ちになり、
たのしく旅をさせて戴きましたことに、御礼申し上げます、、、
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