興奮の、竿灯祭り ★
今回のツアーのもうひとつの東北火祭りは、大興奮の秋田竿灯祭り。
五穀豊穣を願い、黄金の稲穂を模した提灯に火を灯した、八月の七夕神事
竿の長さ、12m、火のついたろうそく を灯した提灯は46個、
その重さは、なんと、、、50kg!
観る者を圧倒する巨大な竿灯が接近戦を演じると、観客席は興奮のるつぼに、、、
そのすぐ下では、、、
際立つ演じ手たちの、、、
ぎりぎりの妙技が繰り広げられており、
どの技も力強く、どれほどの鍛錬を重ねたことでしょう見事な技が、
観客を魅了し、興奮の渦を巻き起こします、、、
この竿灯妙技は、、、
平手
高々とかざし上げて見せる、力強く豪快な竿燈の基本技。
前の差し手は継ぎ終わるまで静止し、持ちこたえる。
二本目の継竹を足し、手のひらにかざして静止。指の間からずらして次の差し手に余裕を持って流す
(小さな子供用の小さな竿灯があります)
『額
首の根っこが座った、重量感あふれる技。前の差し手から利き腕の手のひらで受ける。
指の間から静かにずらしながら額に乗せる。静止して、両手を大きく開いてバランスを取る』
『肩
差しやすく、もっとも覚えやすい技。利き腕の手のひらに受けて静止。
利き腕を曲げないでまっすぐ肩に降ろす。
利き腕をまっすぐに伸ばし軸足と肩を一直線に。片手で持ち上げ次の差し手へ』
『腰
かなりの修練が必要で派手な技。利き腕の手のひらに受けて、持ち上げ静止させる。
指の間からずらして腰にのせ、上体をほどよく横に傾ける。両足を開いてバランスを取る』
竿灯妙技出典 : 秋田竿灯祭り
120cm位の継竹を一本、また一本と五本も六本も、天まで届けとばかりに足していき、
まさに、頭を垂れた稲穂のごとくにしなう竿灯。
「ドッコイショー ドッコイショ!」、竿灯祭りの掛け声は、
観客席からも一体となり、みちのくの夏の夜に響き渡り、観客席の興奮は最高潮に達していきます!
ほんのごく僅かな手元の狂い、予想外の風に、
ぎりぎりでバランスをとっている竿灯は、、、倒れることがあります。
火のついた提灯が、総重量50キロの竿灯が、観客席に向かって倒れてきます!
でも、大丈夫♪
観客性の上に、ワイヤーが張り巡らせてあり、観客の安全は守られています。
ただ、引っかかった竿灯を外すのに、かなり難儀していることもありましたが、
竿灯が倒れた時点で、提灯のろうそくの火は横倒しになり自然に消えてしまいます。
元気いっぱいの子ども組。
満場の観客の盛大な拍手と声援、歓声、、、
・・・次世代を担う後継者は、確実に育てられています、、、
大きな竿灯、大若から、小さな竿灯、幼若まで、
2016年、今年の竿灯は270本、提灯の総数はなんと、1万個!
祭りの最後は、ふれあい竿灯、
実際に小さな竿燈を手に持ったり、太鼓をたたいたり、、、
大若と記念写真を撮ったりも、できます、
興奮と熱狂の渦を巻き起こす、心の底から熱くなる、
素晴らしい秋田の竿灯祭りでした、、、
まだ見ぬお方には、ぜひにと、強くお勧め申し上げまする~!、
このツアーの御食事や立ち寄った観光地、
棟方志功記念館、つじ製麺所、青池、五能線、ババヘラアイス、なまはげは、こちらから、、、
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