井上章一著 ”京都ぎらい”
内容紹介
あこがれを集める歴史の都・京都!
そんな古都を「きらい」と明言するのは、京都育ちで、ずっと京都に住んでいる著者だ。
千年積もった洛中人の毒や、坊さんと舞子さんとのコラボレーションなど、
「こんなん書いてええのんか?」という衝撃の新京都論。
第四章、歴史の中から見えること、江戸と京都の建設事情など、
とても興味深く拝読させて戴きました、が、、、
全編に漂う古都のヒエラルキーの膿のようなものに、いささか、閉口してしまいました、、、
以下に一部、本文より転記します、
この本は、京都ならではの、街によどむ瘴気を語ることから、話を始めたい。
観光寺院の紅葉狩のライトアップについて、
その拝観料はいわゆる完全入れ替え制であり、
ディズニーランドでもここまであこぎな商売はしていない。
こんな料金設定でも、拝観料であり、つまりは、非課税のお布施として処理されてしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まさに、まさに、まさに~!!!、
わたしも、京都を訪れたとき、清水寺で、まったく同じこと を感じました!、
« ズッキーニのマヨチーズ焼き | トップページ | 手刺繍 COUTURE「クチュール」 »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- ウォルタ−・アイザックソン著 ”イーロン・マスク 上・下” ☆(2025.04.23)
- アガサ クリスティー著 ”そして誰もいなくなった” ☆(2025.04.13)
- 一穂ミチ著 ”ツミデミック”(2025.03.19)
- 青崎 有吾著 ”地雷グリコ” ☆(2025.02.08)
- 逢坂剛著 「百舌シリーズ」☆(2025.01.18)
私なんか「ホンマやホンマ~!」って納得しながら読みました。
私の母は京都、父は大阪出身です。
学生の頃は大阪から京都まで通ってました。
なんか、よそよそしい京都が私もきらいで・・・
それって、気になってるってことなんですけどね。
投稿: 浪花リボン♪ | 2016年6月26日 (日) 22:37
浪速リボンさんが、「ホンマやホンマ~!」って思われるのですから、ホンマなんだなぁと思いました、、、
日本人が抱く、京都へのあこがれの反作用なのかもしれないですネ、、、
投稿: きぬえ | 2016年6月27日 (月) 12:58