住野 よる著 ”君の膵臓をたべたい”
内容紹介
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!
「君の膵臓をたべたい」って、、、
これって、オカルト?、ホラー?
その類の本は一切NGの私ですが、
恋愛ものと聞き、恐る恐る手に取ってみると、、、
とにかく、軽妙洒脱でウィットに富んだ会話に、
一気に引き込まれ、夢中になって読みました、が、、、
涙が止まらない感動の悲恋もの、とのふれこみでした、が、
ニュースを見ては泣き、新聞を読んでは泣く、すっかり涙腺のゆるんだおばさんです、が、
まったく、泣けませんでした、、、
それは、たぶん、わたしには縁が無くなった恋愛ものだから、、、?
あれこれと工夫を凝らし、伏線を巡らせた、このベストセラー本が、
著者のデビュー作ということに、驚きました。
ただ、【】で閉じられた、しょっちゅう変わる主人公の代名詞?
これの意味するところが、仕掛けの効果が、おばさんには不明でした、、、
★★★☆☆
« 行列のできる、京ばし松輪のアジフライ定食 | トップページ | 山形 秘伝豆の上手なもどし方 »
「読書(あ~さ)」カテゴリの記事
- 青崎 有吾著 ”地雷グリコ” ☆(2025.02.08)
- 逢坂剛著 「百舌シリーズ」☆(2025.01.18)
- 加藤シゲアキ著 ”なれのはて” ☆(2024.10.22)
- 青山 美智子著 ”リカバリーカバヒコ”(2024.09.07)
コメント